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2006年7月29日

石田正人氏の黄綬褒章受賞を祝う会あいさつ

石田正人さんの黄綬褒章受賞を祝う会であいさつをしました

 本日は、このようなおめでたい席にお招きいただきまして誠にありがとうございます。
 私、この地で生まれ育ったのですが、30年間留守にしていたので、なかなかこのような栄えある会合にお招きいただけませんが、本日アップルシティー史上最大の会合にお招きいただき、なおかつ、諸先輩方がおられる中あいさつの機会をいただき二重に感謝申し上げます(笑)。
 私、石田さんと本当にお付き合いが始まったのは、国会議員になってからです。農林水産省時代、私は来る者拒まずで、例えば小山邦武市長は多分上京する度に私の所に寄られましたが、石田さんは大物で、若林さんや小坂さんで用が足りるようで、私の所には残念ながら一度もおいでになったことはありません(笑)。しかし、私自身は北信州みゆき農協に石田正人ありというのは、ずっと前から承知しておりました。長野の北の方には、何か声が大きく、弁の立つ、まるで若林さんとそっくりの農協人がいる、といわれておりました。私も他人のことを言えた義理ではなし、石田さんと同じ部類に属するので親近感を持っており、遠くからお慕い申し上げておりました(笑)。
 なぜ密かにお慕い申し上げていたかというと、私は、農政が現場とかけ離れた、いわゆる霞ヶ関農政に堕している中で、私がこうしたらいいと思うことを、石田さんが農協の現場でさっさと実現されています。
 つい最近、「JA教育文化」に掲載され、今回この「足で稼いで心でつなぐ」本の第一章にありますが、この標語にもほれぼれします。石田さんのアイデアは「アグリスクール」「女性大学」は、皆さんがもうよくご存知かと思いますが、「腰巻き運動」「チリ紙三ツ揃え運動」「ふかふか布団運動」「おふくろ配達」「猫の手援農隊」「グリーンツーリズム」と枚挙にいとまがありません。まさに地に足がついた農協活動です。そして、アスパラとズッキーニの日本一の産地に導きました。アイデアがたくさん出てくる方ですし、全くアイデア不足な農林水産省に任期付採用でおいでいただきたいと密かに考えておりました(笑)。
 石田さんに、もう一つ感心するのは、その引き際です。70歳定年制を自ら設け、さっと引退されました。もし、それがなかったら、今では長野県農協中央会の会長になっておられたかもしれません(笑)。地位にしがみついている政治家や社長に見習ってほしいと思います。
 しかし、石田さん、本当にまだまだお元気です。並ぶべき人がいない稀有な人材です。
 叙勲の栄誉に浴したし、こんな立派なお祝いもしてもらったし(笑)、ということで引退されてはたまりません。次期飯山市長にとまで言いませんが(ざわつき(笑))、いや、それは飯山の人が決めることですが、我々後輩を引き続き叱咤激励していただけることをお願いしまして、私のお祝いのあいさつにさせていただきます。

2006年7月19日

国政報告会の様子が信濃毎日新聞に掲載されました

7月18日に東京で開催した国政報告会の様子が、長野県の地域紙信濃毎日新聞に掲載されました。

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全国後援会の国政報告会を開催しました

 7月18日に、東京・虎ノ門パストラルで、国政報告会を開催いたしました。私の
全国後援会は、年に1度総会を開いていますが、それだけでなく私の国会での
活動の話をゆっくり聞きたいという熱心な支持者の要請を受けて、初めての試み
として開催しました。
 

雨の中、80人以上の方におこしいただきました。私も予定時間より長く、みっちり
この通常国会での活動をお話させていただきました。
 
 詳細は、随時このメールマガジンやホームページでもご紹介しますが、60ページ
におよぶ資料も作ったりしてなかなか充実したものになったのではないかとおもい
ます。
 地元長野では、国政報告会を開催することもありますが、東京では頻繁には
開催できないでしょうが、年に1回は、こうした国政報告会も開いていきたいと思い
ます。

2006年7月13日

福岡県朝倉市の集会で民主党の農業政策を講演

 篠原孝農林水産団体局長は7月9日午後、羽田孜最高顧問とともに福岡県朝倉市を訪れ、市内で行われた集会で講演を行った。この中で羽田最高顧問は、小泉首相の政治姿勢に厳しく批判を加えたほか、篠原農水団体局長も、民主党の考える農林水産業政策を分かりやすく語りかけ、参加者の皆さんと活発な意見交換を行った。

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集会の冒頭、地元の楠田大蔵前衆議院議員が挨拶に立ち、羽田最高顧問と篠原農水局長を改めて紹介しながら、農林業の討論会を朝倉市で開催にするにあたっての意気込みを語った。そして、「経済論理だけで大企業だけが儲かればいい」という風潮をつくり出した小泉政権の姿勢に批判を加えるとともに、参加者の皆さんの活発な発言を呼びかけた。

 続いて、羽田最高顧問も挨拶。昨年の総選挙を振り返り、小泉首相の「無茶な手法」を批判しながら、その結果については「本当に残念でならない」とした。そして、子どもを殺す親、親を殺す子どもが出るような風潮に懸念を示し、防衛施設庁の随意契約問題についても、そのやり方は無茶苦茶だと批判を加えた。

 また、日本銀行の福井総裁の投資問題についても羽田最高顧問は言及し、「庶民大衆がゼロ金利の時代にそういうことを行っている」と指摘しながら、多くの国民が辞任を求めているにも関わらず、「総理の責任になるからということのために、きちんと辞めることができない状態だ」と厳しく批判した。羽田最高顧問は更に、日米首脳会談の後にプレスリー邸ではしゃいだ小泉首相の姿勢や、北朝鮮政策についても鋭く批判を加えた。

 続いて篠原農水局長が、民主党農業政策について講演を行った。篠原農水局長はこの中で、民主党が農林漁業の再生に向けて取り組んできた経緯を詳しく説明。農山村地域の再生なくして日本の再生はない、とする菅直人代表代行(元代表)や、消防団がしっかり形成されるような地域をつくらなければならない、とする小沢一郎代表らの考えも紹介しながら、その取り組みを解説した。

 そして、民主党が提出し、政府・与党案と並行して審議された農政改革基本法案の審議の状況についても、民主党案の優れた点を強調しながら説明。地産地消、旬産旬消の重要性についても指摘しながら、民主党は「本当に汗水流してがんばっている人が報われる農政をめざす」として、小泉・竹中・堀江路線のめざす「マネーゲームとは対極にある」などと鋭い指摘を加えた。

 質疑応答では、直接支払制度への評価、大規模農業推進の問題点、農業の株式会社化の是非、団塊世代の農業への取り組みなどについて参加者から次々に質問が出され、篠原農水団体局長がこれらに一つひとつ丁寧に答えた。また、会場からは政権交代による民主党の農業政策の実現に期待感が示された。

http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060709_01hata.html

石川県連政治セミナーで党の考えを話す(民主党ホームページより)

 篠原孝民主党農林水産団体局長は7月1日午後、石川県小松市で開催された民主党石川県総支部連合会主催の政治セミナーに出席し、「地産地消と日本の農業」と題して講演を行った。
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 冒頭、一川保夫石川県連会長(前衆議院議員)より挨拶があり、農林水産業のみならず、地場産業など、地方の経済は非常に冷え込んでおり地方の不安感が増している。民主党は小沢代表の下、地方が自信を持ってっていけるような政策を打ち出すべく頑張っていきたいと述べた。

 次いで篠原局長が講演し、「循環社会にしていかなければ地球は破滅する。循環社会に向かっていくには一次産業に頼らざるを得なくなる」と述べ、地場生産・地場消費、いわゆる「地産地消」や「旬産旬消」に沿った食生活への転換の重要性などを訴えた。また、民主党の農林漁業政策について触れ、菅代表(当時)以来、民主党は農林漁業政策に力を入れており、「民主党農林漁業再生プラン」を策定していると述べた。

 更に、先の第164通常国会には同プランに基づいてつくられた「農林漁業再生基本法案」(食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法案)を提出したことについて触れ、野党の議員立法であるにも係わらず、36時間もの審議時間を確保して議論してきたことについての説明がなされた。政治セミナーにはおよそ100名の市民らが出席した。

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