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民主党幹部の三人三様 07.01.01記

小沢一郎代表は、今政治生命をかけて参院選勝利に向けて一人区行脚を行っている。
<小沢代表の価値観>
次の内閣農林水産担当として近くで接すると、改めてその合理的な考えと自らの論理・信念への強い自信・こだわりに感心させられる。岩手の米作地帯水沢で育ち、農業・農村にはことのほか思い入れが強い。47歳にして全盛期の自民党幹事長となって以来政局の人となったが、元はと言えば、ベトコン議員であった。その小沢は、消防団の組める地域社会、つまり相互扶助・ボランティア精神のある健全な日本社会を維持するために農家に戸別所得補償をすべきと主張する。
<株式会社長野経済新聞社(建設タイムズ新春特集号)に掲載>

<田舎生まれの菅代表代行>
菅直人代表代行は、都会生まれのませた青年が市川房枝と会い政治の世界にのめり込み、野党第一党の幹部に登りつめたと思われているが、実は山口県の宇部で高校2年まで過ごしている。基本的価値観は、日本の田舎で培われているのだ。その菅が、日本の伝統社会の力強さに気づき、今や農林漁業の再生なくして日本の再生なしと断言し始めた。
<安全な食べ物を追求する鳩山幹事長>
鳩山由紀夫幹事長は、政治にも愛が必要だとか、歯の浮くようなキャッチフレーズを口にしても、手並みのよい御曹子然とした雰囲気から全く違和感を感じさせない。選挙区を北海道に定め、マクロビオティックなる生活スタイルを信奉している。安全な食べ物にこだわり日本の農業を何とかせんと考えている。
三人三様、日本の温かい絆で結ばれた農村地域社会に思いを馳せている点で共通である。
<3人との昔のかかわり>
小沢がまだ若かった頃(1983年)地元の農業者の会合に講師で行ったことがある。まだ初々しい若手議員の頃である。鳩山は、私と同じ頃(1977年)アメリカに留学しており、共通の友人から鳩山との会食に誘われたが、疲れていたので遠慮した。その後、私が水産庁企画課長として200海里排他的経済水域の設定等に取り組んでいる時、さきがけの政調会長で、国会内で突然政界への進出を打診されたことがある。当然断ったが、今同じ党にいる。菅とは、2003年秋の総選挙の折、長野駅頭に応援に来てくれたのが最初の顔合わせである。ただ、会う前から民主党に欠ける農政の担当としてTV討論で挙げて待っていてくれた。後に、環境グループ等に共通の友人が多くあることを知った。
<3人で力を合わせて政権奪取>                             
突っ張りすぎる小沢、攻撃的言辞がうますぎる菅、人が好すぎる鳩山、どこかちょっとずつ危うい所があり、何となく支えてやらなければと思わせる三人である。来年の1月にはこの3人のスクラムが功を奏し政権交代を直前になっていることを願わずにはいられない。