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2007年5月30日

ほっとかれたカネミ油症患者を助ける07.05.30

5月24日(金) 22:04 あさま555号 長野行きにて・・・

 5月24日、カネミ油症の和解金の払戻し免除法が成立しました。
 皆さんもう内容はお忘れかもしれませんが、1968年に九州を中心に米ぬか油を食べた人達が、いろいろな症状で困るようになりました。カネミ倉庫にあった頃にPCBが混入したので、カネミ油事件とよばれます。黒い赤ちゃんが生まれてしまいました。ずっとPCBと思っていたのが、熱処理であの猛毒のダイオキシンになっていたそうで、経口摂取してしまったのです。

いかにひどい症状かはハンサムだったウクライナの大統領ユーシェンコが政敵にダイオオキシンを盛られて顔が吹き出物で穴だらけになってしまったのをご記憶の方が多いと思います。
 今なら、大問題になり、企業や政府の責任が問われることは間違いありませんが、下級審裁判で被害者側が勝ち、仮払金が300万ほど出ました。ところが、なぜか上級審では、和解してしまい、その仮払金を返却しなくてはならなくなりました。しかし、大半の人達は生活困難者であり、使ってしまっていました。当然返せません。本当は返さなければいけないのに、返さなくてもよいという特別の法律が超党派で作られました。
 民主党は、このような事件がよくおこるので、健康被害者救済法を用意し環境問題で健康を害するような人達を救うルールを作ろうとしています。
 質疑には、多くの患者さんがかけつけ、法案成立時は、全委員と傍聴席が一緒になって拍手をしました。すがすがしい光景です。ただ、カネミ被害者救済はこれからも続きます。

2007年5月25日

日本農業新聞社創刊80周年記念パーティでの挨拶07.05.25

5月22日夜 記

夕方、森林・林業再生プラン会合の後、日本農業新聞社の創刊80周年の会合に出席しました。案内状を見たら、民主党「次の内閣」農林水産大臣として挨拶を依頼されていました。遅刻なので、なるべく乗らないようにしていたタクシーで会場へ直行すると、何と立食ではなくテーブルへ着席式の大会会場。しまったと思いましたが、時既に遅し。
 到着と同時に私の挨拶。じっくり考える時間がありませんでしたが、いつもの通りそれなりに考えて話をしました。

【日本農業新聞社創刊80周年記念パーティでの挨拶】
 民主党「次の内閣」農林水産大臣の篠原孝です。「次の内閣」といってもほとんどの方がご存知でないかと思います(西川農林水産委員長が「知っている」とヤジ)今回の会合にお招き頂き感謝しております。何故かといいますと、民主党以外の会合で「次の内閣」農林水産大臣と紹介されての挨拶は初めてです。さすが、与党、野党の区別なく公平な報道をしておられる日本農業新聞社さんだと感心致しております(笑)
せっかくの機会ですので、「次の内閣」農林水産大臣は何をしているかということをお話させて頂きます。
本日の日本農業新聞の一面トップに「参議院選挙は自民党と民主党の対決が鮮明に」とありましたが、その民主党の対決の一翼を担わせていただいております。最近では、国会議員になり始めて5月の連休中に、ドイツに森林視察ということで出張させて頂きました。日本人を1人も見ないで、まじめに仕事をして参りました(笑)
2004年に農業再生プランを出し、昨年、法案にまでさせて頂きましたが、今回は森林・林業再生プランということで、提言にするために帰国後、家族総出で二週週末を潰してまとめております。政権与党であると、適当にまとめてくれる人が大勢いると思いますが(笑)我が党ではそんな人はおらず、私1人が汗をかいております。この森林・林業再生プランは、地域間格差の是正に役立ってくれると思います。
今日の新聞に自・民対立と書いてありますが、皆さんご心配なく。農政については、日本の農業・農村を元気にという点では与党も野党もないと思いますので、安心して両方の党を平等にご支援して頂くことをお願いして、私の挨拶とさせて頂きます(笑)

この後すぐ、女性ばかり3人程、ビールを注ぎに来て頂きました。旧知の農協関係者、記者、農水省の先輩等と久しぶりに会うことができました。忙中閑ありです。先輩からは、「身の程を知り、挨拶は短く」と注意を受け、他の方からは、「今日の挨拶で二つ良かったのの1つだ」とほめられました。私の後やはり遅れて到着された安倍総理も50周年に出席された父君にふれ挨拶されました。会場を後にして、再び議員会館で「森林林業再生プラン」に取り掛かりました。これで3日連続、九段議員宿舎泊りです。

2007年5月22日

家族ぐるみで『森林・林業再生プラン』の作成07.05.22

週末は長野に戻らず、2日ぶっ続けで『森林・林業再生プラン』の最終稿に手を入れました。
悪筆でいまも無給配偶者秘書に叱られていますが、今回は大学3年の息子にバイト料を払って依頼。
秘書(妻)には、図表を作成してもらいました。ほとんど誰もいない土・日の議員会館へ、おにぎりを持ち込んで家族ぐるみで仕事。
一族郎党揃って選挙にというのはよくありますが、数いる国会議員で我が家のような家族ぐるみで政策提言作りというのは珍しいことと思います。
月曜日も朝から最後のチェックをして17時からの検討会に出そうとしましたが、一日中マスコミ各社の取材対応で、30分しか空き時間がありませんでした。
これは、読売新聞に森林・林業再生プランの一部が書かれたためです。政策のPRこそ大切なので、懇切丁寧に対応しました。
しゃべるのはなれていますが、聞かれて答える(取材対応)は結構疲れます。
夜は、高校の校長をしている高校時代の同級生が突然電話して来て近くにいるというので、赤坂で食事をしつつ一杯やり、その後議員会館に戻って、また、提言の修正。
早く『提言』を仕上げて他の事に取り組みたいというのが本音です

07.05.19付日本農業新聞に私の記事が載りました

あんてな

2007年5月18日

赤坂議員宿舎を最も必要としているのは?・・・07.05.18

07.05.17.記
国会は、教育関連3法案が衆議院教育再生特別委員会で採決されたり、安倍強硬路線が続いています。
私は本会議や諸々の会合で昼は時間が空かず、夜になると議員会館にこもって、『森林・林業再生プラン』の作成です。関係議員の皆さんの意見を聞き、取り入れてますが、結局私がまとめ役です。その合間に参議院選挙の候補者の調整といった大事な(?)雑務も入り、自宅に帰っている余裕もありません。
議員会館から徒歩通勤の赤坂議員宿舎を最も必要としている議員は私だと思います。

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