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巨大与党自民党の野党転落に備えた周到な準備07.07.09

7月6日記
 久間防衛相の原爆投下もしょうがなかったという失言問題もあり、仙谷由人決算行政監視委員長は安倍首相の出席を求めて開会せんとしましたが、与党自民党・公明党が審議を拒否し、委員会は流れてしまいました。前述(6/30のブログ)のように、農林水産委員会も、いろいろ政治とカネの記載のでたらめさが指摘される赤城新大臣を危ういとみて開会に応じておりません。参院選の投票日が1週間ずれて何百億円の無駄遣いになる会期延長をしておいて、強行採決で法案を通したら後は知らん顔というのは、国会軽視で国民をバカにした対応です。現下の問題をとりあげてきちんと議論をして正しい方向に持っていくのが国会の役割です。

今緊急の問題として、農林水産委員会のミートホープ社の偽装問題、WTO農業交渉、緑資源機構の廃止、赤城大臣の政治とカネ、内閣委員会の久間防衛相失言問題、環境委員会の温泉爆発問題があります。それらを合わせて決算行政監視委員会や予算委員会を開くことも必要です。にもかかわらず、与党が審議拒否というのは前代未聞のことです。
 もう一つおかしな前代未聞のことがあります。自民党が民主党の農政提言(農業再生プラン)に対し、あれこれ誹謗中傷をし始めました。主なものは以下のとおりです。
1.自由民主党・討議資料(全農協配布資料) 06年10月
  『民主党小沢代表の農政についての考えは、実行不可能で無責任』
2.自民党FAX NEWS 07年1月
  『民主党・菅氏の自民党農政批判は事実誤認の数字違い』
3.中川秀直自民党幹事長・公式サイト民主党農業政策批判 07年1月28,30日
4.中川昭一自民党政調会長・衆議院本会議(施政方針演説に対する質問)
  で民主党農業政策批判   07年1月29日
 そして、とどのつまりが、全く同じスタイル、つまりカラーで4頁のマンガによる選挙ビラ「デタラメな民主党農政」です。思わず苦笑いです。正直言いまして、私は「民主党が政権をとれば」「自民党政権が続けば」というドギツイ言葉が踊る山岡賢次議員の案にはあまり賛成できなくて、いろいろ意見を言いました。しかし、喧嘩っ早い同僚議員はほとんどが、この挑発的なスタイルが好きなようです。私の担当した林政版は、前向きな「民主党が政権をとれば」は使いましたが、「自民党政権が続けば」は使いませんでした。
 しかし、巨大与党が恥も外聞もなく「気をつけよう甘い言葉と民主党」といったちゃちな中傷的文言が散りばめられたビラを作ったのです。年金で菅元厚生大臣に責任をなすりつけようとしたのと同じ類です。どうも農政版は回収されず出回っているようです。民主党が政権を握り、私が与党民主党の責任者になったら、こんな子供じみたことは絶対にしません。
 私は、一連の民主党の批判に対し、まとめて反論ペーパーを作成して関係者に配布していましたが、皆に配れという上層部の意見や同僚議員の何人もがほしいと言うので、最後の代議士会でその反論を配布しました。趣旨説明の際に以下の皮肉を言いました。
 「自民党が国会運営においても審議拒否とか、まるで野党のようなことをし出しました。さらに加えて農政分野では、自分たちの政策を訴えるビラではなく、民主党農政の揚げ足を取るだけのビラを作って配布し出しました。巨大与党自民党は、さすが余裕があるようで、着々と野党に成り下がるための準備を始めています。」
 私の皮肉がどれだけ通じたかわかりませんが、本会議では前列の長島昭久議員から「隣の北神と大笑いして聞いてましたよ。街宣に使える!」と言って握手を求めてきました。もっとも、これは私が多少アレンジしたものの、元は菅代表代行が嫌味を言っていたのが先です。
 民主党は政権準備党などと先走って言ったこともありますが、準備万端整っているかというと多少心細くなります。自民党が着々と野党になる準備をしているのに対抗して、わが民主党は心して与党政権党になるための準備をしないとなりません。