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舟山康江応援演説まじめ編(政策編)07.07.31

7月27日記
 対立候補が篠原と同姓なので、私は垂れ幕は作ってもらえず、演説の機会はほとんどありませんが、59回目の誕生日の7月17日には、昔からの私の友人、押井喜一鶴岡市議のリクエストにより、仙谷由人、河村たかし両議員に混じった応援弁士を務めることになりました。結局、都合3回聴衆の前に立ちました。
 まじめ編(政策編)と冗談編(舟山康江紹介編)に分けて、その応援の一部を紹介します。

Ⅰ まじめ編(政策編)

<1 小沢、菅の共通の価値観編>
 今回、民主党は、3つの約束、7つの提言をまとめました。小沢代表は、3つの約束に「年金、子育て、農業」を選びました。年金、子育ては、全国民に関係がありますが、医療や雇用、分権といったその他の重要課題より農業が先なのはおかしいと都市部の議員は思うかもしれません。しかし、3つ目にまさに小沢代表の政治家としての信念が表れています。
 小沢さんは、合理的な考えの持ち主ですが、かねがね地域社会の安定こそが大切だとして、「消防団の組める地域社会」でないといけないと言ってきました。口下手な小沢さんには上出来の表現です(笑)。農村地域社会の崩壊には危機感を持っており、安定した地域社会の維持のためにはお金を注ぎ込んでもいいと常々発言し、その一つの表れが全販売農家に対する戸別所得補償です。
 我々が3年前に1兆円の直接支払いを導入する案を提示したところ、政府自民党は、昨年の通常国会に例の品目横断的経営安定対策を打ち出してきて、今年から実行に移されています。4ha以上の農家しか対象にせず、さもなければ20ha以上の集落営農にして5年以内に生産法人化という農村に混乱を生じさせている政策です。日本農業新聞の世論調査によると専業農家でも26%しか支持せず、逆に我々民主党の政策を55%も支持してくれています。大規模農家だけでは農村はバラバラになるのをわかっているからです。
よく、アメリカのネオコンと呼ばれる人たちがやたらタカ派的政策を取り入れたと批判されますが、実は、本来は、市場原理主義を貫徹していくことこそ彼らの考えでした。しかし、今やアメリカでもそういう考えは追いやられました。それを、日本は、小泉・竹中・ホリエモン路線はやたら突っ走り、安倍政権もそれを引き継いでいます。つまり、行け行けどんどんは今やボケた日本政府しかとっていません。
 菅直人代表代行は、都会生まれの都会育ちで都会的センスの持ち主で、市川房枝さんと出会い、弱小社民連から野党第1党の党首になったと思われているかもしれませんが、実は、高校2年の夏までずっと山口県の宇部市で育った、皆さんと同じ田舎っぺなのです(笑)。その菅さんが、日本の再生のためには、農山漁村を子育てに適した地域社会として復活させなければならないと言っています。
 最近は、「おせっかいの復活」とまで言い出し、結婚しない人たちが増えたのは、近所のおせっかいおばさんがいなくなったからだと。
 つまり、小沢、菅の二人のトップが安定した地域社会こそ日本の強さの根源と考えている点では、全く共通の価値観を有しており、雰囲気は大分違いますが(笑)、皆さん、ご心配なく、分裂することはありません。
 そして、民主党の3つ目の政策の象徴的候補が、この舟山康江さんです。だから、小沢さんが、1人区行脚の第一番に山形を選び、何度も足を運んでいるのです。多分、こんなに大勢の幹部が次々と応援に来てくれたところはありません。

<2 小沢民主党党首必然編 ―なぜ歴代農相の重鎮が民主党か―>
(小沢一郎党首が経済や地方重視の経世会(宏池会)の流れをくみ、それに対して、安保条約、憲法、教育の岸―安倍派、中曽根派の流れをくむ安倍晋三と対峙するのは歴史の必然、つまり生活重視の党=民主党と抽象的雲の上のことが好きな自民党=地方・経済軽視の二台政党制となっている。07.03.07のブログ「2007年3月1日予算委員会「地域間格差問題」集中審議報告(その3小沢民主党の「生活維新」の系譜)」参照)
 この戸別所得補償の農政は、私の前々々任の鹿野道彦次の内閣農林水産大臣の時にさんざん議論して打ち立てました。それを我々はずっと主張し続け、今、小沢代表の下開花し、自民党の4ha以上云々という大規模優遇、小規模切捨て農政と論争をしているのです。
 羽田孜、鹿野道彦、田名部匡省と民主党に実力派農林水産大臣が多い理由があるのです。鹿野、田名部のお二人は、町村派つまり昔の福田、安倍派です。多分、農山漁村を大切にするお二人は、憲法とか教育とかにばかり目が行く皆さんと肌が合わずに自民党を飛び出されたのです。羽田さんは小沢さんと同じ系譜ですし、かくして、二大政党は生活や経済重視の民主党と憲法・教育・安保などばかりに目が行く自民党とに分かれたことになります。
 自民党に残った生活・経済重視派の旧経世会(津島派)は、久間防衛大臣の辞任で1人の閣僚もいなくなり、宏池会は3つに分裂し昔の面影はありません。そのかわり、森・小泉・安倍と三代続けて首相を出した町村派や中曽根派の系統の伊吹派は我が世の春を謳歌しています。「官邸の少年団」と揶揄されるタカ派の中堅は大体この仲間です。
 もう皆さんはおわかりでしょう。民主党が政権を奪取した暁に、自民党の一部が民主党と手を握るなり、入ってくるとしたら、それは旧宏池会の面々であり、羽田、小沢の昔の仲間、津島派ということになります。

<3 政権交代>
 私は、羽田孜元総理に「民主党の政権獲りに協力してくれ」と大それた頼まれ方をして衆議院議員になりました。今それが実現の一歩手前になりました。羽田さん、小沢さん、鹿野さんたちが飛び出されて15年経ちました。
 2005年の小泉劇場選挙でちょっと道草をくいましたが、ようやく実現の時がやってまいりました。よく言われているとおり、二大政党制なり、政権交代がないのは日本だけです。
 今、政治とカネの問題が争点の一つになっています。
 これなども、政権交代で相当防げるのです。つまり、政権の座から与党の座から3年4年と離れていたら、そう甘い汁ばかり吸っていられなくなります。よく韓国で政権交代の度に、前政権を糾弾します。そこまでならなくとも、チェックが必ず働くのです。
 他の国と同じく、軽やかに政権交代をすべきです。
 私は、民主党が絶対だとは思いません。民主党がずっと勉強してきたものを政権をとって実行し、だめだったら、また、他の党、自民党が生き残っていたら自民党に戻せばいいのです。しかし、自民党が首相をとっかえひっかえ擬似政権交代してグダグダ政権の座に据わり続けることだけはやめにしないとなりません。