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【民主党農政の象徴的候補、舟山ヤスエ候補圧勝の意義】

私が、党本部から命じられ担当した舟山さんは、岩手の平野達男さん、三重の高橋千秋さんに次ぐ第3位の得票率で圧勝しました。
平野さんと高橋さんは再選で2年前も非自民が勝った唯二のところで、当然の結果だろうと思います。しかし、舟山さんの場合予想以上の大勝でした。民主党がマニフェストで3番目に農業を掲げた関係から、私は色々なマスメディアの取材を受け、この三つ目の農業を象徴する選挙区はどこかと記者から聞かれました。私は決まって人としては、舟山さんと答えました。北海道大学卒業後、農林水産省に10年いて、典型的な農村山形県小国町で、7年間生活したということから、舟山さんが象徴的な候補といえます。

象徴する選挙区はどこかときかれた場合は、全国唯一の現職同士が激突する栃木県をあげました。その栃木で現職の国井友幸農水副大臣と、宇都宮大学の農学部を卒業し、県議を経て参議院議員になり農政を熱心にやってきた谷博之さんの戦いだということ申し上げてきました。その通り大激戦でしたが、栃木県は谷さんが相当差をつけ当選できました。私も終盤競っているということで応援に行きましたが、勝手レディーズin栃木ということで、山岡さん、福田さん、簗瀬さん、谷さんの4人の国会議員の奥さん達が同じ赤いシャツを着て応援している熱意には驚かされました。
いずれにしろ、農村の民主党の支持が自民党の支持よりも大きく上回ったのは確実です。これはなにも安倍さんのせいだけではありません。その前の小泉政権構造改革と称し地方に冷たい態度を取りました。それよりも、もっともっと先、口では農業保護と言いつつ、農村などどうでもいいとほったらかしにして、ヨーロッパに比べれば何も手当てをしてきませんでした。その結果、本当に地域間格差が拡大したのです。私はこのことを今年3月の予算委員会で追及しましたが、安倍さんはいきりたって、突っぱねるだけでした。そうした報いが今の選挙に現れたのではないかと思います。