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キューバの壮大な実験―有機農業による循環社会の実現―07.09.12

07.09.05記

農水委の海外視察は、他の議員に行ってもらおうと思っていましたが、私の減らず口(「欧州には行かないが、キューバの有機農業とかだったら行く」)がたたり、忙しいさなかに9/1~9/7日の一週間で駆け足で行って来ました。経済封鎖を続けるアメリカ経由がままならないため、カナダのトロントに前泊し、帰りはメキシコ・シティに後泊で、正味は2、3、4の3日間だけという強行スケジュールです。

キューバの有機農業について著作が3つもある吉田太郎さんは、旧知の友人。本は目を通したことがあったものの、機内で再読して、と思いきや、引っ越したばかりの赤坂宿舎の本棚からは探せず、農水省の元同僚等に迷惑をかけて入手して行きました。
 現場は一ヶ所しか訪問できず、他は研究所、農務省、議員と日程が組まれ、現場重視の私からすると十分とは言えませんでした。
西川公也委員長をはじめとする自民党議員の皆さんは、口を揃えてキューバの有機農業など大したことないと言われます。確かにその通りかもしれません。1991年、ソ連の崩壊とともに化学肥料や農薬を断たれ、やむをえず有機農業に転換せざるをえなかったとはいえ、キューバは循環社会に向けて、壮大な実験をしているのです。その鍵を握っているのが有機農業です。
 食料自給率が30~40%と低いことも日本に似ています。片方は規模拡大の夢を捨てきれずにいるのに、もう片方は都市近郊の有機農業に活路を見出そうとしています。
 私は、キューバの取り組みを、キューバ人のようにおおらかに見守りたいと思っています。