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小沢民主党の後を追う福田自民党、挙党一致体制のぶつかり合い07.10.01

9月25日記

 今日の福田さんの人事をみて、前原体制から小沢体制へのバトンタッチを思い出しました。
 <前任の人事をほぼ踏襲>
 2006年4月、前原さんの辞任表明を受け、4月7日菅さんを破り代表になった小沢さんは、意外な人事をしたのです。国対の一部を除き、全員留任というアット驚く人事にしたのです。
 今回の安倍さんの突然の辞任表明を受けた福田内閣もほぼ同じ手法をとりました。党役員は交替させたものの、ほとんど一緒の布陣でした。

求心力を保つため、人事に関しては黙り、期待を抱かせておいて、ほとんど留任させたあたりは、なかなかのものです。下手に趣味を出せば、不満が続出しただろうものを、安倍さんの人事を引き継いだと言い訳できます。勿論大義名分は臨時国会の乗り切りですが、まだ1ヶ月もたたず、実際は何もしていない内閣ですから交替したところで国会審議に何の影響もないはずです。見事といわねばなりません。
 <自民党化する民主党>
 民主党07年9月人事は、当選回数4期生以上しかNC大臣にせず、理事も当選回数で決めました。当選5回以上が大臣の条件という古い自民党と同じになりました。党の役員人事では、代表経験者を皆幹部入りさせ、山岡国対委員長、川端筆頭議運理事等と重布陣です。自民党が党の4役を派閥の領袖で決めたのは、これと同じです。
 派閥政治の復活と我が党も含めて批判しますが、私はそうではないと思います。海千山千のうるさいお歴々が多い自民党です。若い執行部では、こういう緊急事態は乗り切れません。当然の布陣です。
 <閣僚人事は自民党が上>
 閣僚は、政策通であれば、当選回数や党内への睨みなど不要です。だから、石破、舛添、増田と言った若手や中堅で、華をみせています。こちらは、民主党がNC大臣すら4期生以上にして、新鮮味が全く感じられないのと好対照で、福田人事に軍配を上げます。
 <総力戦に突入した二大政党>
 43歳から65歳に交替した民主党、53歳から71歳に交替した自民党。
 安倍の前原化もそっくりなら、トップのベテランへの交代、人事の丸受け(?)挙党一致体制と二大政党が時期はちょっとズレるもののそっくりな歩みをしています。
小泉さんの登場で、政治がワイドショー化しすぎてしまいした。
国民は、若手の頼りない政治に飽きているようで、このベテラン配置は、意外にすんなり受け入れられてしまうかもしれません。つまり、前原、安倍の未熟な仲良しグループ体制は、国民的人気ばかりに気をとられた小泉ワイドショー政治に決別して、本格的挙党一致体制へ移行するために必要なプロセスだったともいえます。
 さて、政権交代を目指す民主党は、今後どう振舞っていくか、私も真剣に考え行動していくつもりです。