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村(区・町)民運動会と地域社会の連帯感07.10.22

10月10日記
<小沢・菅の共通の価値観>
 私は参院選の時もそうですが、民主党の二人のトップ、小沢代表と菅代表代行が「連帯感のある地域社会の維持」という基本的価値観が共通だと宣伝して来ました。
 小沢代表は、消防団の組める地域社会といい、菅代表代行は、子育てに適した農山漁村の復活と言い方は少々違いますが、市場原理主義一辺倒の社会を嫌がっているのがよくわかります。そして、その連帯感を測る尺度として住民参加の運動会が挙げられます。

<老人中心の運動会>
 私は、体育の日にその一つに招待され、やはり下手な挨拶をしました。70歳以上と来賓のプログラムにも参加しましたが、「70歳以上は半分以上だし、来年は80歳以上にしないと皆参加しなくちゃなんねえ」というおばあちゃんのブラック・ユーモアには大笑いしました。事務方の一握りの中・高年(と言っても50~70歳)を除けば、高齢者と子供達ばかりでした。長野市の新興住宅地だからかもしれません。

<新しいコミュニティ作り>
 コミュニティを作ろうとずっと住民の皆さんが努力され、39回を迎えているというのです。区長と裏方の中心が揃って中野市の出身というのも単なる偶然ではありません。中野市のような小さな集落で皆知り合いのように育った人達が、長野市に居を備えても、昔と同じ集落を造ろうとしているのです。かくして健全な人達がいる暖かい社会が存在し続けます。

<過疎村の高校・村民合同運動会>
 しかし、どんなに仲良くても運動会が開けなくなってしまった所が、山ほどあります。集落が成り立たない限界集落と呼ばれた所が増え、65歳以上の老人ばかりで運動会どころではなくなっているのです。
 信濃毎日新聞に、涙が出る一方、微笑ましい運動会のニュースが載りました。中条村という長野市に合併することも考えられている過疎村に中条高校があります。全校が74人で体育祭はできないので、村民運動会に合流するというものです。時間があったら行きたかったのですが、山田洋次監督なら寅さんも飛び入りで参加させたくなるほど、ほのぼのとした温かさが感じられます。

<山の学校で学ぶ>
 以前のブログにも書きましたが、学校は都市にある必要はありません。特に学校などは自然の中にあった方がずっといいはずです。山の中からスクールバスで里に降りるのではなく、逆に里から山に子どもを送り出して自然環境に恵まれた所で学ばせるといった発想の転換が必要です。そして、運動会には、大挙して里から山村に出向くのです。そうすれば、こっちに住んだ方がいいという人も現れるでしょう。山あいの住民も自信を持って生きるようになるはずです。