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タバコ自動販売機 タスポ(TASPO)の愚行08.05.10

<自販機大国日本の恥>
 先週、地球温暖化対策推進法の審議で、私も質問しました。このときによく問題にされるのが自動販売機の問題です。約500万台あり、アメリカの約700万台に次ぐ、世界第二位。アメリカは人口が2倍、面積が23倍という事を考えれば、日本の自動販売機はいかに多いかわかります。外国人観光客は、日本の古い神社仏閣の参道にすら平気でドンと設置されている自動販売機に眉をひそめます。便利さの蔭で、景観をそこね、エネルギーの無駄となります。
その中でもタバコの自動販売機は、未成年の喫煙を野放しにするということで、国際的にも批判を受けてきました。そこで登場したのが、TASPO、20歳以上でタバコを吸う人用のカードです。
 我々は環境委員会でそもそも自動販売機が必要かということを議論をしているのです、20歳以上専用の喫煙者カードを登録するという愚行を賢明な日本国民は当然受け入れず、8%しか登録していないということです。これで諦めると思いきや自動車運転免許でも代替できるように変更せんとしているのです。

<花岡コラムに大賛成>
 この点について、産経新聞の花岡信昭さんが『「タスポ」に見るおぞましさ』というコラムを書いています。
 長野高校の先輩であり、一時は田中康夫元知事の対抗馬として選挙に出ようとした人です。私は、一度もきちんとお会いしたことはありませんが、なかなかの辛口のコメントは納得するものもあれば、いやぁちょっというのもたくさんある方で、いつも楽しみにコラムを読んでいます。今回のコラムは、全く同感のコラムでした。 いくらそんなことをしても、だれかのカードを借りて買う人がいる、何のためのものかという批判でした。

<環境のために自販機禁止、健康のため一本1,000円に>
 私はそもそも、タバコのようなものは対面販売が常識で、自動販売機で販売すること自体が問題だと思います。タバコの自動販売機からまず失くしていくことが先決ではないかと思います。
 タバコ業界は血迷っています。日本たばこ産業株式会社、中国ギョウザ事件でもJTフーズと名前を変えていますけれども、ミソをつけています。こんな儲けに走ることはやめてもらわなければなりません。これから企業は何にもまして環境に優しい活動を考えていかねばならず、そもそもタバコは人間の健康の害になるもの、そういったもので儲けるというのはよくないのではないかと思います。つまり、対面販売が第一で、次に、一本500円か1000円にしたほうがいいのかもしれません。TASPOなどという馬鹿なことを考え出すのはやめてほしい。この関係の事業費だけで1000億円だそうです。これで儲かるのはカード会社と自動販売機会社だけ、こんなことをしていては、日本の経済は一向によくならず、未成年喫煙も止まらないのではないかと心配になります。

<愚かな制度は早くやめるが勝ち>
 そして、このままいくと酒の自動販売機も同じようにカードとセットであちこちに置かれてしまうのではないかと心配です。全く時代の流れに逆行し、日本の環境を劣化させ、未成年の健康をむしばむことになります。制度は環境に優しいものにしないといけません。後期高齢者医療制度が問題になっていますが、それをはるかに上回るおかしな制度です。すぐ撤回すべきです。