« 漁業燃油対策にみる福田政権の変身 08.08.14 | メイン | 国会審議の中のちょっとした休息(その2) 08.08.17 »

国会審議の中のちょっとした休息(その1) 08.08.15

 お盆休みをお過ごしの皆様に、前通常国会の私のジョーク質問をお届けします。私は一回の質問に1つぐらいはクスっと笑える場面を作ることにしています。30分も1時間も続けて質問するわけですし聞いている人達を退屈させてはいけないと考えたからです。これは1991年―4年のOECD代表部の英語での会合で癖がついたのもです。
 読むより、画面を見た方がいいという方は、衆議院のビデオライブラリーでTV中継と同じように見れますので、暇つぶしにお試しください。

1.<07年12月7日 外務委(新テロ特措法)>
〇猪口邦子委員(自民党、元上智大学教授)を題材にする。

 このビデオライブラリをご覧になられる方はこちらをクリック
[解説] 
 猪口邦子さんは、私が水産庁企画課長のときに、海洋法制度研究会の委員になってもらい、非常に感謝しています。なぜかというと、そのとき私が、魚源のとりすぎを防ぐ為に漁獲量の上限を設定する制度を作ろうとしていましたが、漁業者が大反対をしていました。それに対して、さんが「日本は水産先進国として、世界に先がけて、率先して漁業資源管理の確立に務めていかなければならない。隣国の、中国・韓国・ロシアに対しても、むしろ見本を示していかくべきではないか」というど正論を吐いていただいたからです。
 その後私が農林水産研究所長として、研究の活性化を図るため再び顧問会議の委員になっていただきました。世界に環境問題の深刻さを訴えているレスター・ブラウンさんと同時でした。その直後に、国連の軍縮大使に指名されてしまいまってわけですが、猪口さんはそのまま農林水産政策研究所の顧問会議の委員を辞任せずに、勤めてくれました。その猪口さんが、外務委になっておられますので、猪口さんに敬意を表し、少々からかいながらとりあげました。
 インド洋における給油活動について、ろいろな学者、評論家が新聞に書いている。しかしその評論たるや、駐米大使や元防衛省とかいう人たちばかりで、非常に歪んだ、一方的は評論である。問題ではないかということを新聞等の評論等をねたに指摘しました。そのときに猪口邦子さんがもし国会議員になっておらずに、国際政治学者だったらは給油を継続すべしという方に与するか、給油はおかしいという方に与するかどちらでしょうねといって、言ってみれば嫌味を言うのに使ってみたのです。
 残念ながら本人がいるときにしたかったのですが、丁度私が質問するときにトイレにいかれたのか、何処にいかれたのかおられませんでしたので、おられませんがということで皮肉を一つ。つまり国会議員などにならずに、学者をやっておられた方がよかったのではないですかという意をこめて一つ。そしてどっちの説になるか、つまり、自民党議員でなかったら、給油は継続すべきでないと言われるのではないかという3つの嫌味を言ったつもりです。同僚議員や大臣を質問のネタに使う手法はすっかり皆さんにバレています。

[議事録より]
・・それから学者、総動員とまではいきませんけれども、きょうおられませんけれども(笑)、猪口邦子さんが上智大学教授であられたら、国会議員などになられていなかったら(笑)2ページ目(給油継続反対派の論説リスト)になるか1ページ目(給油継続賛成派の論説リスト)になるかは疑問ですけれども、(笑)論説を張っておられたかもしれません。・・


2.<08年4月2日 外務委(思いやり予算、米軍駐留法案)>
〇田中角栄・眞紀子、金丸信の関係を取り上げる

このビデオライブラリをご覧になられる方はこちらをクリック
[解説] 
 田中眞紀子さんは外務大臣を経験されてからずっと外務委員をしています。私は2006年と2008年の二回にわたって外務委員を務めており、かんり頻繁に質問しています。そして、あいうえお順でいきますと、隣が田中眞紀子さんになり、あの女性のだみ声でよく話し掛けられています。太い声でよく聞き取れないのですが・・・・
 思いやり予算の時、大失態をしてしまい、議事録にはありません。下にその時のやりとりがそのまま載っていますが、それは「趣味 角栄」といった金丸信さんといってしまい後で眞紀子さんからお叱りを受け、その部分を削除した経緯があります。「趣味 田中角栄」と言ったのは二階堂進さんで、金丸信さんは竹下登さんと共に袂をわけた人でした。ここで私が言おうとしたのは、田中角栄さんのつくった道路特定財源はもう過去のものになった。金丸信さんの作られた、駐留米軍に対する思いやり予算も遠くになりにけりだということです。その途中に田中眞紀子さんだけが元気でおられますけれどもということをいって満場を沸かせたわけです。

[議事録より]
この道路特定財源というのは田中角栄さんそのものの財源だったんじゃないですか。しかし、田中角栄さんはやはり遠くになりにけりなんじゃないかと思います。それから、同じ時代の[削除:趣味 田中角栄といっておられた]金丸信さんのつくられたこの思いやり予算というのも遠くになりにけりにしなければいけなんじゃないかと思います。なぜかといったら、田中眞紀子さんが近くで非常に元気でおられますけれども(笑)、私は時代が変わってきているんだと思います。やはり道路特定財源、事情が変わってきた。道路事情が悪かった、七十万台しか自動車がなかったころにつくられた、そしてオイルショックがあった、暫定税率にした、しかし事情が変わってきたのと、これは同じじゃないかと私は思います。

※議事録削除について
 問題発言は議事録から削除されます。ただし、衆議院のビデオライブラリーでは削除されるわけにはいきませんが、公式記録たる議事録からは削除されます。自ら申し出て削除する場合もあれば、あちこちから小言を言われて削除する場合もあります。この時は、私の方から事実誤認だったので申し出て削除しました。


3.<08年4月2日 外務委 (同)>
〇思いやり予算改め悪女の深情け予算、アッシー君の貢物予算

このビデオライブラリをご覧になられる方はこちらをクリック

[解説]
 私は質問する時、他の議員から篠原教授のレクチャーと揶揄されるぐらいそこそこの資料を作って質問します。「資料 何ページをご覧下さい」といってはそれでもって私の意見や指摘を解説あるいは質問し、答えてもらうことにしています。
 この思いやり予算のときも、思いやり予算の歴史的経緯をB4のペーパーにまとめ皆さんに重宝がられました。そこで一つ余興を演じたわけです。わざとその資料の中に〇〇予算と書ききちんと書きませんでした。あまりにも露骨な表現だったからです。金丸信さんが防衛庁長官のときに、法律上無い予算なのになぜ米軍にこれだけ手厚いお金をつけるのかという質問に対し、「思いやりというものも必要だ」と答えられてから、ずっと思いやり予算と言われて来ているものです。
 それにたいして、私はもう名前を改めるべきではないかといって、おちょくったわけです。「悪女の深情け予算」、つまり思いやりではなくてアメリカというどうしようもない国に対して、悪女の日本が評価もされないのに予算をでたらめにつけている。それから、別にありがたがってもらわれているわけでもないのにちょろちょろして、貢物をしてるアッシー君のようだということでやったわけです。これには皆さん私がペーパーを説明している段階から、〇〇は何かということをみんな話し合っておりました。それを受けて私が最後に種を明かしました。

[議事録より]
今、山中さんが多分、この○○が何かといって気にされていたんじゃないかと思います。思いやり予算というのは、いつのころから言われたか。私は、これは思いやりが過ぎているんじゃないかと思います、余り感謝もされずに。
 それで、余り露骨に書くのはやめて○○にしてありますけれども、何かおわかりでしょうか。これは、悪女の深情け予算。全く、こんなにやっているのに余り効果が出ない、感謝されないというようなものじゃないかと思います。これは、男女差別で、女性からけしからぬという声が出てくるんじゃないかなと思ったので、アでわかりますかね、アッシー君の貢ぎ物予算。だけれども、そのたぐいだと私は思います。