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迷走する解散カレンダー 08.10.19

<若手ほど早い事務所開き>
私は、10月4日に事務所開きをしました。10月3日解散、10月26日投票日という説がまことしやかに流れ、新聞の1面トップを飾り、皆それを信じていました。しかし、今や、11月18日公示、11月30日投票日という説が再びまことしやかに言われています。選挙に弱い若手議員が早く準備をしなくてはと事務所開きをし、選挙に強い中堅ベテラン議員はしていません。選挙ではいつも、このような皮肉なことになります。
麻生新総理は「解散権は私にある、私が決める」と言っていますが、決められないでいます。あまりにも「私が決める」と言ったがために、墓穴を掘っているような気がします。憲法・国会法上は、解散権が総理にあっても、総理が国会議員の中から選ばれ、国会議員が国民の投票によって選ばれることを考えれば、民意を無視して勝手にきめるということはできないはずです。

<麻生総理のフライング>
麻生総理は、総理としての重大な禁を犯しました。総理になる前に原稿を書き、文藝春秋誌上で、臨時国会冒頭解散を活字で公言しました。一国の首相としてあまりにも軽はずみなことではないかと思います。総理の軽口は、小泉純一郎総理以来、あまり驚かれなくなりましたが、かつての三角大福中といった総理たちは、こういったことは絶対にしなかったに違いありません。日本の政治家が小粒になり、軽くなったような気がしてなりません。その反面、親しみが持てるということが言われていますが、親しみが持てるということと軽口ということは別だと思います。

<1票で4人の総理>
これによって、国会議員が右往左往しています。私は、絶対に早く解散すべきだと思います。前回の2005年郵政解散選挙以来、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と4人目です。グリコのコマーシャルに「1粒で2度おいしい」というのがありましたが、「1票で4人の総理」というのは、あまりにもひどすぎるではないかと思います。さすがに自民党もわかってきたようで、大島国対委員長が「この一年間で首相が二人辞めた。たぶん国民には『国民の声を聴く機会を作るべきだ』との気持ちがある。」と10月18日に言っています。当然のことだと思います。

<交替が早すぎる日本の総理>
かつて、竹下登総理が「歌手1年、総理2年の使い捨て」とズンドコ節で歌っていたそうです。しかし、ここ数年は「総理1年」に変わっています。このまま、来年9月の任期満了総選挙となって政権交代が行われると、麻生さんも1年になり、3代続けて総理が1年もたないということになってしまいます。
やはり国の政治というのは、もう少し安定してもいいのではないかと思います。これは比較するとわかりますが、アメリカの場合は4年が任期で、だいたい2期8年やる方が多いのです。したがって、元大統領は、カーター、ブッシュ、クリントンの3人しかいません。イギリスも、サッチャー、メイジャー、ブレアの3人だけです。日本の場合は、何人いるのか数えるのに疲れます。つまり、いかに日本の首相が替わっているかということになります。私は、これはよくないことだと思います。

<政権交代選挙は早く>
かくいう民主党も、かつてはドタバタして党首を何回も替えてきましたが、今は、小沢代表のもと一致団結して政権交代を目指しています。
もう、選挙の時期です。これ以上、この状態がだらだら続くのは絶対によくありません。