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書籍のご紹介『満州開拓団の真実 ―なぜ悲劇が起きてしまったのか』

 8月25日恒例の満蒙開拓の慰霊祭の終わった直後、「満州開拓団の真実」(小林弘忠 著、七つ森書館 239頁 2,000円(税別))が送られてきた。
 著者の小林さんは元毎日新聞記者だが、残念ながら本が出来上がる直前に亡くなっていた(享年80才)。
 前書きに、2014年1月31日の予算委における、特定秘密保護法と満蒙開拓を結びつけた私の質疑のやりとりが紹介されている。
 私の質疑をきっかけに高社郷の集団自決(1945年8月25日)は、なぜ起こったかを追いかけはじめ、本にまとめられたものである。私自身も、後世にこの悲惨な出来事をきちんと伝え、二度と再びこのようなことが起きないようにするのが政治家の、そして関係者の役目だと思っている。それを小林さんにしていただいたので、感謝するしかない。
 できるだけ多くの方に本書を読んでいただきたいと思い、ご紹介することにした次第である。

目次
第一章 開拓民の犠牲者は八万人余
第二章 陸軍が主導した満州移民事業
第三章 ソ連軍の来襲
第四章 死の結束
第五章 沈黙の名簿
第六章 流血と闇市
第七章 強権発動もできなかった軍
第八章 大本営の哀訴
第九章 重かった終戦への舵
第十章 政府・軍の相互情報隠し

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