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2016年12月26日

【年金シリーズ1】 年金抑制法(マスコミ)は問題だらけ -将来年金確保は“出る”を押さえ“入り”を増やす以外なし- 16.12.26 【12/29追加】ご意見メールをいただき、<団塊世代を・・・

<少子高齢化のあおりをもろに受ける年金>
 今臨時国会3つの強行採決とよくいわれるが、悪質さからいくとカジノ法が図抜けており、次が審議時間が全く足らない点でTPP、そして一番まともなのが年金法である。
 政府与党はいつも美辞麗句を使い、国民を騙くらかす。「将来年金水準確保法」と名付けたが、いつものとおり詐称の疑いが濃い。何よりの証拠に度重なる野党の要求にもかかわらず、ついに明確な将来の年金水準は示さなかった。ただ、だからといって野党が「年金カット法」と決めつけるには少々後ろめたさが残る。そうした中、多くの新聞は「年金抑制法」と呼んでいた。これが穏当かもしれない。
 なぜならば、賦課方式(現役世代が年金を支える)でいくと、高齢化で今後高齢者は増え、少子化で働く世代が減り、このまま放っておいたら将来の年金は危うくなるのが目に見えているからだ。だから何とか制度を変えるなりして、年金給付をある程度抑制していかないと将来世代の年金が危うくなる。

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2016年12月23日

ほとんど成果なしの安倍・プーチン会談 -共同経済活動は漁業から始めるのがベスト- 16.12.23

<ロシア、プーチンが一枚も二枚も上手>
 私は、安倍経済外交の度重なる破綻の原因は、官邸に巣食う経産官僚(政治に媚びる官僚「政僚」)の策動と批判したが、15,16日の北方領土交渉は期待していた。そして、少しでも進展してほしいと願っていたが、残念ながら全く期待はずれに終わってしまった。やはり、こうした外交は大国ロシアが、そして長くクレムリンの主を維持しているプーチンの方が一枚も二枚も上手(うわて)であった。日本国内では数の力でやりたい放題の安倍総理も、ゴリ押しできない厳しい国際政治の洗礼を受けたことになる。

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2016年09月10日

民進党初の代表選ー前原代表で政権奪還を目指すー16.9.10

 民進党初の代表選が9月2日告示された。9月15日投開票である。

<政策の完璧に合う人はいない>
 野党共闘のときもそうだが、政策が一致しないといけないとか、綱領が違うのでダメだとか、よく言われる。それを代表選に当てはめると、なかなか候補者は探せない。
 例えば私は、TPPは絶対反対、原発も福島第一原発事故のずっと前から事故の発生を予想し、原発を敵対視していたし、憲法9条もむしろ絶対に海外に自衛隊など派遣してはならないと改正すべし等の考えを持っている。こんなどぎつい政策にすべて賛意を表してくれる者は、阿部知子ぐらいである。
 同じ党でも政策がすべて一致する人などいない。その前に、今の3人の候補は一応、今のTPPには皆反対、原発は黙して語らず、憲法改正は9条はともかく議論はしていく、とほとんど変わりはなく、熾烈な論戦は行われていない。だから、とりあえず政策の違いに目をつぶらなければ代表選などやっていられない。

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2016年02月29日

【選挙制度シリーズ4】 宮崎謙介議員よりも甘利TPP担当相の議員辞職が先 -不倫辞職よりあっせん利得辞職- 16.02.29

<好対照の宮崎前衆議院議員とサンダース上院議員>
 私は「被選挙年齢は引き下げでなく引き上げが必要」(【選挙制度シリーズ1】16年2月18日)で、例えば国会議員は40歳以上に引き上げるべきだと述べた。そして、平均寿命が伸びた今、それから30年やっても70歳ではないかとも付け加えた。日米に今、2つの例がみられる。35歳の「育休不倫」で議員辞職した宮崎謙介前衆議院議員と74歳のバーニー・サンダース上院議員である。

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2015年06月29日

【TPP交渉の行方シリーズ39】 オバマの執念の勝利、TPAが上・下両院を通過 -これで結着とみるのは早計-15.06.29

<僅差のTPA成立>
  アメリカ議会の反TPPの動きに最後の望みを託したが、我々にはよくわからないアメリカ議会独特の議決方法により、TPA(いわゆるファスト トラック授権法)が上・下両院で通ってしまった。残念至極である。
  念のためにおさらいしておくと、下院は前後にTAA(貿易調整授権法)と切り離したTPA単独の採決は賛成218、反対208で、1回目のTAAとセットの時(219対211)とほぼ同じ僅差だった。上院は、採決の動議が賛成60、反対38でぎりぎりの可決、もしもう1人が反対なら採決されないというまさに薄氷(票?)を踏む可決である。TPA法自体は賛成62、反対37でほぼ変わらず。TPA法案の提出から約2ヶ月、何度もつっかかってやっと成立した難産の法律である。

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