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2009年02月24日

-また迷走の麻生政権-09.02.24-

<低調な予算委論戦>
予算委員会が佳境を迎えている。1月5日開会したものの、第2次補正予算案が先に審議され、更に政府与党がやたら焦って審議を進めようとするため度々紛糾している。今シーズンは民主党的な切り込み部隊を重用しており、やたら追求的な質疑応答対応に終始している。全閣僚が出席する予算委としてはいただけない状況である。はっきり言って論議が低調である。この未曾有の経済危機をどう乗り切るかについて、建設的な議論はほとんどなされていない。
 政府与党は予算を一日でも早く通し、二次補正予算に関わる予算関連法案も通し、景気対策を早く実行したいという。しかし、我党は景気対策の重要性はわかるとしても第二次補正予算案、特に定額給付金について反対している。予算案については審議がいつもの半分ぐらいしかされておらず、とても通せる状況ではない。

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2008年12月10日

沈み行く船、麻生船長の自民党丸 08.12.10

<驚くべき世論調査>
12月8日、朝日新聞・読売新聞の一面に麻生内閣支持率の世論調査記事が掲載されました。朝日新聞では麻生内閣の支持率は22%で、前回調査(11月8、9日)の37%から急落しました。総理にふさわしいのはどちらかという問いには麻生氏30%(前回49%)と大きく下がり、小沢氏の35%(同23%)が初めて上回りました。読売では、支持率は20・9%(40・5%11月)、麻生氏29%(50%11月)小沢氏36%(22%)とほぼ同様の結果がでました。8月の読売新聞世論調査結果では、福田内閣が支持率28・3%でしたが、それを更に下回る驚くべき結果です。
併せておこなわれた、定額給付金を含む追加の補正予算案の提出を来年1月の通常国会に先送りしたことについては、納得できるが23%に、納得できないが60%と大きく上回る結果が出ており、今回の補正予算の先送りが、麻生内閣が予想していた以上に国民の期待を裏切る結果となったと見られています。当然、この結果のままでは次期総選挙で自民党が下野することは避けられぬと、自民党内で大きな動揺が広がっています。

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2008年11月20日

オバマ新大統領の誕生(日米同盟編)-08.11.20

 ブッシュ大統領は、超保守主義的な考え方を取り入れ、ネオコンと称される人たちの主張に従い、アメリカ社会に亀裂を作ってしまいました。これを分断とオバマは攻撃しアメリカを統合すると盛んに演説していました。格差社会が生じこれに嫌気がさした国民が支持しなくなり、ネオコンの人たちもほとんど政権を去りました。ブッシュの支持率はついに20%近くに下がってしまいました。

<ブッシュの失政>
 外交面ではアメリカの一極支配という状況の中で、武力行使を行い世界の信頼を失い嫌悪感を広めてしまいました。イラクがその好例です。大量破壊兵器があるとうそを言い、攻撃しました。オバマ新大統領は16ヶ月以内にイラクから撤退すると公約し、大統領になりました。
経済政策についても、ブッシュは新自由主義とやらで、カジノ資本主義、金融資本主義を地で行く政策をとりました。挙句の果てにサブプライムローンで、金融がガタガタになり、現在の世界的な不況の原因を作ってしまいました。もはやドルが基軸通貨として大きな顔は出来なくなりました。
かくして、軍事面でも経済面でもアメリカの一極支配は終焉を告げたといってもいいと思います。

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2008年11月17日

オバマ新大統領の誕生(選挙編)-08.11.17

<アメリカ民主主義の真髄>
 アメリカはやはり民主主義の国でした。2人のマイノリティである女性のクリントンと黒人のオバマ。両民主党大統領候補の指名争いで過熱したアメリカ大統領選は、史上初めての黒人大統領の誕生で終止符を打ちました。
 アメリカ大統領選については、本国アメリカよりも日本国民のほうがより高い関心を示していました。最近の世論調査は精度が高くなっていますが、日本では83%の人が興味あると答え、アメリカは80%でした。新聞が東南アジア諸国のことにはほとんど触れずに、アメリカについてはたくさん書くためもあります。日本国民はアメリカがくしゃみしたら、日本が風邪をひくということを知って、アメリカ人以上に関心を持ったのかもしれません。

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2008年10月20日

迷走する解散カレンダー 08.10.19

<若手ほど早い事務所開き>
私は、10月4日に事務所開きをしました。10月3日解散、10月26日投票日という説がまことしやかに流れ、新聞の1面トップを飾り、皆それを信じていました。しかし、今や、11月18日公示、11月30日投票日という説が再びまことしやかに言われています。選挙に弱い若手議員が早く準備をしなくてはと事務所開きをし、選挙に強い中堅ベテラン議員はしていません。選挙ではいつも、このような皮肉なことになります。
麻生新総理は「解散権は私にある、私が決める」と言っていますが、決められないでいます。あまりにも「私が決める」と言ったがために、墓穴を掘っているような気がします。憲法・国会法上は、解散権が総理にあっても、総理が国会議員の中から選ばれ、国会議員が国民の投票によって選ばれることを考えれば、民意を無視して勝手にきめるということはできないはずです。

<麻生総理のフライング>
麻生総理は、総理としての重大な禁を犯しました。総理になる前に原稿を書き、文藝春秋誌上で、臨時国会冒頭解散を活字で公言しました。一国の首相としてあまりにも軽はずみなことではないかと思います。総理の軽口は、小泉純一郎総理以来、あまり驚かれなくなりましたが、かつての三角大福中といった総理たちは、こういったことは絶対にしなかったに違いありません。日本の政治家が小粒になり、軽くなったような気がしてなりません。その反面、親しみが持てるということが言われていますが、親しみが持てるということと軽口ということは別だと思います。

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