メイン

2012年07月09日

社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その① 12.07.09

 「ルールに基づき厳正に処分する」と野田総理は大声で記者会見したが、私が何度も繰り返しているように、民主党の党規約違反というルールを踏みにじった政策決定をしている首相以下の執行部が言えた義理ではない。今回の一連の動き、民主党の分裂の過程は、きちんと印しておかなければならないので、テーマごとの断片的なものになるが、メルマガ、ブログに書き留めておくことにする。(興味のない部分は読み飛ばしてください。)

続きを読む "社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その① 12.07.09" »

残念な大量離党 民主党の縮小 -胸が痛む加藤学議員の離党- (12.07.06を加筆修正) 12.07.09

<説得の電話で大忙し>
 私が、6月26日(火)の採決直前の代議士会で、「法案の担当者よりも汗を多くかいているのではないか」と発言し、何人かの皆さんから「わかっている」とエールをいただいたことは、既に前回のメールで述べた。しかし、それ以降も57人の反対・造反者、16名の私も含めた欠席・棄権者への電話や面談で大忙しであった。私の目的は民主党の分裂、縮小を避けること。このために再び全力を尽くすことになった。
 何人の人たちにも電話した。とは言っても次回の総選挙に、自らの選挙区のない比例単独候補と小沢一郎元代表の秘書等をやったりして「小沢命」というような人たちには電話は差し控えた。それ以外の人たちには全て電話し、数人には自ら部屋に出向き、話をして離党を思いとどまってくれるようにいろいろ話し合った。鳩山グループの造反者は、鳩山元首相も川内博史議員も離党はしないと明言しており、その分手間が省けた。繰り返しになるが、この人たちは、両院議員総会をきちんと開いていたら、造反しない人たちだったのだ。

続きを読む "残念な大量離党 民主党の縮小 -胸が痛む加藤学議員の離党- (12.07.06を加筆修正) 12.07.09" »

2011年11月02日

TPPシリーズ3.TPP党内議論封じに反論する -11.11.1

 こういう内輪揉めをメルマガやブログにはしたくないが、慎重派の総意を代弁して訴えることとしたい。
民主党は、野党時代からいろんな政策決定過程が非常に不透明であり、最後にエイヤーと一握りの人たちに決められていることが多い。政権与党になってもその体質は残念ながら同じであり、昨年10月1日の菅総理の突然のTPP入り所信表明のように、政府が何の党内議論もなく、重要なことを言い出したり、物事を強引に推し進めたりすることが多々ある。
 重要なテーマについて、すぐプロジェクトチーム(PT)なり調査会が持たれる。これまた民主党の癖で、横断的な組織が持たれ集中討議が行われるのでよさそうには聞こえるが、結論の段階になると大体執行部が押し切って決めてしまう。会合の日時さえもその都度役員の都合で決められ、一般議員は他の仕事もかかえているため、なかなか出られないことも多い。また、自民党の会議と大きく違うのは、執行部が平場と同じく声を張り上げながら進行され、執行部対平場の反対議員の間で議論されることがほとんどだった。

続きを読む "TPPシリーズ3.TPP党内議論封じに反論する -11.11.1" »

2011年08月27日

鹿野さんと農業者戸別所得補償 -民主党政権交代のキッカケは鹿野NC農水大臣から- 11.08.27

<農業者戸別所得補償の本当の親、鹿野道彦>
私は、常々農業者戸別所得補償の「生みの親」は菅直人、「育ての親」は小沢一郎と言ってきた。代表としてはこの通りであるが、本当に農業者戸別所得補償を作ったのは誰かと問われれば、紙を書いて資料を作ったのは私だけれども、きちんと最初に作り上げた責任者は鹿野さんである。鹿野さんが政策マンであることを皆さんに紹介したい。

<47才で農林水産大臣就任>
私が鹿野さんを初めて知ったのは1989年、自民党政権下で、47歳の若さで農林水産大臣に就任した時である。今は亡き中川昭一さんが51歳で就いたのと比べても、いかに若手のホープであったかがわかる。よく言われているが、安倍派のプリンスだったのである。しかし、元々は運輸族であった。余計なことになるが、自民党は政権与党の知恵で、族議員を必ずしもその大臣にしないことがよくあったが、そのたぐいなのだろう。しかし、鹿野さんはこのチャンスを生かし、それ以降農林族の重鎮となっていく。

続きを読む "鹿野さんと農業者戸別所得補償 -民主党政権交代のキッカケは鹿野NC農水大臣から- 11.08.27" »

2011年02月02日

藤井裕久官房副長官は菅政権の下支えと重しの役割を担う -藤波孝生、近藤元次に続く調整役を期待 -11.02.02

<二人の大物官房副長官>
 鳴り物入りの内閣改造が行われた。藤井裕久さんが、渡部恒三さんに継ぐ年長者(78歳)でありながら、官房副長官として菅内閣を支えることとなった。今改造内閣の目玉はこれにつきるのではないかと思っている。私が霞ヶ関・永田町に関わった1970年代以降、大臣を経験した大物政治家が官房副長官に就いたのは、藤波孝生さん(労働大臣)と近藤元次さん(農林水産大臣)の2例しか知らない。通常官房副長官は若手の登竜門にすぎない。

<藤波対加藤の異例の米価折衝>
 今から30余年前は、米価は米価審議会で、与野党、政府、消費者、生産者を巻き込んで、一週間も掛けて決められていた。ある時、最後の折衝は自民党幹事長と官房長官なり農林水産大臣の間で行なわれていたが、中曽根内閣の二階堂進幹事長と後藤田正晴官房長官の超大物の二人は、自民党の将来を担う二人の中堅に収拾を任せた。異例のことだったが、自民党総裁室で、政府の代表の藤波官房副長官と加藤紘一自民党米価対策小委員長の最後の折衝が行なわれた。ちょっとした事情から私一人だけがメモ取りとして同席した。自民党のうるさい農林族とは一線を画し、紳士然とした存在の加藤さんと重厚な藤波さんとの味のある折衝の場が今でも頭の中に焼き付いている。

続きを読む "藤井裕久官房副長官は菅政権の下支えと重しの役割を担う -藤波孝生、近藤元次に続く調整役を期待 -11.02.02" »