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2018年08月27日

津村候補の最後の一人の推薦人となる -支持率1%の政党を今後どう立て直すか- 18.08.27

<15年の政治生活前半半分は代表選にノータッチ>
  私はほかの普通の政治家とは違い、仲間で争う代表選挙は基本的に嫌いである。2010年の鹿野道彦候補の擁立以前は、どこの陣営にも顔を出さず、推薦人にもなることがなかった。しかし、このままでは民主党がつぶされてしまうという危機感から、中心になって鹿野擁立を図り、その後「素交会」というグループができ、その事務局長、幹事長として裏方で汗をかいてきた。その結果ずっと代表選に絡む羽目になり、どうも代表選好きと勘違いされている筋も見られる。
 昨年秋の総選挙とその後の党の迷走の途中体調を崩して以降、一切党内政局にはかかわらずにきた。今回は推薦人になどなるつもりは毛頭なかった。しかし津村陣営から強い要請があり、タイトルような結果となった。このことは信濃毎日新聞が簡にして要にまとめ報じてくれている。
  しかし、私を通じた党員・サポーターの皆様には事情をきちんとお伝えする必要があり、このブログ・メルマガを書くことにした。

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2018年05月08日

国民民主党の結成は野党総結集の第一歩 -民進党と希望の党の合流にあらず- 18.05.08

1月から4か月間、ブログ・メルマガを更新せず失礼しました。

<10月下旬民進党の新党への衣替えを主張>
 元々前総選挙の後、民進党はなくなることになっていた。だから民進党の候補者は誰一人として立候補していない。前原代表は個人への踏み絵など絶対しないと約束をしていたのにその約束をやぶった。私はそれには応じられないと、最後の最後に希望の党への公認申請をしなかった。その後、希望の党は大敗北し、参議院の皆さんが怒り、希望の党になど行くものかといい、民進党が残ってしまった。
 それでも私は、民進党が残ってもいいが、国民は無くなったものだと思っているから、新党にすべきだと強硬に主張した。しかし、私の主張はすぐにはとりいれられなかった。そこで12月から1月にかけて、取りあえず統一会派をという提案をしたが案の定ダメだった。

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2017年12月10日

【羽田孜元総理 追悼シリーズ3】 羽田さんが恐れていた今の民進党の惨状 -羽田さんの供養に政権交代のできる政治を実現- 17.12.10

 私が衆院選出馬をくどかれていた時に、羽田さんが何を言われたかは既に3回(09年9/14)(11年7/16)(13年2/7)、少しずつ書いている。しかし、あらためて羽田さんの目指されたことを知ってもらうべくブログ・メルマガに書き、今の皆さん、特に民進党全議員の部屋には届ける予定だった。そして、9/4、9/8と2回までは掲載し、最終3回目をと思っていた矢先、前原代表の突然の希望の党との合流話・解散総選挙で中断してしまった。今日(12月10日)上田市で「羽田さんのお別れの会」が開催されるので、三ヶ月遅れて掲載することにした。

〔この件については、8/31夕刊フジ『鈴木棟一の風雲永田町』に、羽田孜氏「政権保つには農政」「篠原孝に『君に任せる』」と、簡潔明瞭にまとめていただいているので、その一部も別添に掲載する。〕


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2017年06月26日

【加計シリーズ4】四国の獣医学部新設が国家戦略特区か -ライフサイエンスは無理だし、四国の家畜はもっと減少する- 17.06.26

<ごった煮の国家戦略特区>
 国家戦略特別区域法は、第1条で特区において「経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点を形成することが重要であることに鑑み・・・」と定めている。そして、東京圏、関西圏、愛知県といった広域的なものから、仙北市、養父市といった小さな区域、そして問題の広島県・今治市まで10区が指定されている。広さもさることながら、区域の目玉も抽象的なものから具体的なものまで、わけのわからないものとなっている。
 例えば東京圏は「国際ビジネス・イノベーション拠点」として、23の改革メニューと75の事業がリストアップされている。都市再生特別措置法の特例から病床規制に係る医療法の特別まで、何でもござれで、正直なところ私には何が国家戦略なのかよく理解できない。

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2017年06月21日

【加計シリーズ3】日本にも四国にも獣医学部は必要なし -規制緩和と言いつつ、お友達にエコひいきするイカサマ安倍政権- 17.06.21

 日本の畜産は、ずっと下り坂である。色々な数字のとり方はあるが、一つ例として、今から37年前の1980年を起点に現在畜産業はどれだけ縮小しているか、主要な家畜の頭数でみてみる。

<四国の畜産の減少率は全国を40ポイントも上回る>
 乳用牛は全国ベースでいうと190万頭いたが、今や140万頭と74%に減っている。同じときに6万頭だった四国は、2万1千頭と35%にまで減っている。肉用牛は203万頭から229万頭と全国的には増えているのに対し、四国は8万7千頭から5万1千頭と59%に減っている。豚は、全国では926万頭だったものが、788万頭と85%の規模に縮小している。四国では50万2千頭から24万2千頭と48%に減っている。つまり、畜産は長期的に縮小傾向にあり、特に四国の減り方は、全国と比べて40ポイント前後上回っている。

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2017年06月20日

【加計シリーズ2】 恐ろしい官邸の人事介入 -安倍内閣の嘘は一丸となって糾弾するしかない– 17.06.20

<アメリカのチェック機能>
 アメリカではトランプ大統領が果敢に政策を実行している。重要な公約の一つであるTPPからの離脱はどこからも文句が出ていない。NAFTAからの離脱は何度も明言していたにもかかわらず、折れて再交渉に妥協した。これもさしたる波風が立っていない。それに対し、イスラム各国からの入国禁止という強権発動が地方裁判所で違憲とされ、司法がトランプ大統領の暴走にストップをかけている。
 いろんなことをしているトランプ大統領だが、よくみると一貫しているのは、自分の掲げた公約をすべて実行しようとしているだけのことである。もともと大半のアメリカのマスコミを敵に回して当選しているが、大統領になってからはマスコミのトランプ攻撃はより激しさを増している。それにもかかわらず、トランプ支持者(つまり彼に投票した者)の多くは支持し続けている。

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2017年06月11日

【加計シリーズ1】 官邸の政僚が虎の威を借りて政策を歪める -既得損益打破と言いつつお友達をエコひいき優遇する安倍首相- 17.06.11

 今まで折に触れ、「政僚」(政治的官僚)の危険性を指摘してきた。政治が官僚人事に介入すると、官僚はポストを与えられなければ仕事ができないので、国家の将来を捨ておいて人事権を握る政治家に追従してしまうことが想定されたからである。そして、私が心配したとおり、加計学園をめぐるドタバタ劇の中で官邸の政僚が安倍首相の意のままに(意を忖度して)跋扈し、政策が歪められる姿がくっきりと浮かび上がってきた。

【政僚シリーズ】
【1】日本の官僚制度の危機14.08.24
【2】西村内閣府副大臣のTPP情報公開撤回の怪15.05.24
【3】橋下徹市長政界引退宣言にみる政治家の出所進退15.05.24
【4】安倍官邸の経済優先外交は頓挫の連続16.12.07


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2016年12月26日

【年金シリーズ1】 年金抑制法(マスコミ)は問題だらけ -将来年金確保は“出る”を押さえ“入り”を増やす以外なし- 16.12.26 【12/29追加】ご意見メールをいただき、<団塊世代を・・・

<少子高齢化のあおりをもろに受ける年金>
 今臨時国会3つの強行採決とよくいわれるが、悪質さからいくとカジノ法が図抜けており、次が審議時間が全く足らない点でTPP、そして一番まともなのが年金法である。
 政府与党はいつも美辞麗句を使い、国民を騙くらかす。「将来年金水準確保法」と名付けたが、いつものとおり詐称の疑いが濃い。何よりの証拠に度重なる野党の要求にもかかわらず、ついに明確な将来の年金水準は示さなかった。ただ、だからといって野党が「年金カット法」と決めつけるには少々後ろめたさが残る。そうした中、多くの新聞は「年金抑制法」と呼んでいた。これが穏当かもしれない。
 なぜならば、賦課方式(現役世代が年金を支える)でいくと、高齢化で今後高齢者は増え、少子化で働く世代が減り、このまま放っておいたら将来の年金は危うくなるのが目に見えているからだ。だから何とか制度を変えるなりして、年金給付をある程度抑制していかないと将来世代の年金が危うくなる。

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2016年12月23日

ほとんど成果なしの安倍・プーチン会談 -共同経済活動は漁業から始めるのがベスト- 16.12.23

<ロシア、プーチンが一枚も二枚も上手>
 私は、安倍経済外交の度重なる破綻の原因は、官邸に巣食う経産官僚(政治に媚びる官僚「政僚」)の策動と批判したが、15,16日の北方領土交渉は期待していた。そして、少しでも進展してほしいと願っていたが、残念ながら全く期待はずれに終わってしまった。やはり、こうした外交は大国ロシアが、そして長くクレムリンの主を維持しているプーチンの方が一枚も二枚も上手(うわて)であった。日本国内では数の力でやりたい放題の安倍総理も、ゴリ押しできない厳しい国際政治の洗礼を受けたことになる。

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2016年09月10日

民進党初の代表選ー前原代表で政権奪還を目指すー16.9.10

 民進党初の代表選が9月2日告示された。9月15日投開票である。

<政策の完璧に合う人はいない>
 野党共闘のときもそうだが、政策が一致しないといけないとか、綱領が違うのでダメだとか、よく言われる。それを代表選に当てはめると、なかなか候補者は探せない。
 例えば私は、TPPは絶対反対、原発も福島第一原発事故のずっと前から事故の発生を予想し、原発を敵対視していたし、憲法9条もむしろ絶対に海外に自衛隊など派遣してはならないと改正すべし等の考えを持っている。こんなどぎつい政策にすべて賛意を表してくれる者は、阿部知子ぐらいである。
 同じ党でも政策がすべて一致する人などいない。その前に、今の3人の候補は一応、今のTPPには皆反対、原発は黙して語らず、憲法改正は9条はともかく議論はしていく、とほとんど変わりはなく、熾烈な論戦は行われていない。だから、とりあえず政策の違いに目をつぶらなければ代表選などやっていられない。

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2016年02月29日

【選挙制度シリーズ4】 宮崎謙介議員よりも甘利TPP担当相の議員辞職が先 -不倫辞職よりあっせん利得辞職- 16.02.29

<好対照の宮崎前衆議院議員とサンダース上院議員>
 私は「被選挙年齢は引き下げでなく引き上げが必要」(【選挙制度シリーズ1】16年2月18日)で、例えば国会議員は40歳以上に引き上げるべきだと述べた。そして、平均寿命が伸びた今、それから30年やっても70歳ではないかとも付け加えた。日米に今、2つの例がみられる。35歳の「育休不倫」で議員辞職した宮崎謙介前衆議院議員と74歳のバーニー・サンダース上院議員である。

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2015年06月29日

【TPP交渉の行方シリーズ39】 オバマの執念の勝利、TPAが上・下両院を通過 -これで結着とみるのは早計-15.06.29

<僅差のTPA成立>
  アメリカ議会の反TPPの動きに最後の望みを託したが、我々にはよくわからないアメリカ議会独特の議決方法により、TPA(いわゆるファスト トラック授権法)が上・下両院で通ってしまった。残念至極である。
  念のためにおさらいしておくと、下院は前後にTAA(貿易調整授権法)と切り離したTPA単独の採決は賛成218、反対208で、1回目のTAAとセットの時(219対211)とほぼ同じ僅差だった。上院は、採決の動議が賛成60、反対38でぎりぎりの可決、もしもう1人が反対なら採決されないというまさに薄氷(票?)を踏む可決である。TPA法自体は賛成62、反対37でほぼ変わらず。TPA法案の提出から約2ヶ月、何度もつっかかってやっと成立した難産の法律である。

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2015年01月13日

代表選シリーズ3 民主党の再生は「中道リベラル」の原点回帰以外に道はなし- 日本を壊す集団的自衛権、原発再稼働、TPPへの対応の違い -15.01.13

<「中道リベラルこそ民主党の原点」>
 私は、年末29日に長妻氏との一本化調整を終え、私が辞退することで長妻候補を応援することにした。中道リベラルという政治的な立ち位置が似かよっているからである。
 民主党は元々中道リベラルが本流であり、代表選に出馬する者が、中道リベラルなどと言わなければいけないこと自体がおかしいのだ。民主党は自民党と似かよった政党になりすぎたために、反自民の有権者が共産党に流れ、共産党が議席3倍増(8→21)という結果になっている。そのことを考えると、今回の代表選では自民党に対峙し、路線を明確にする者が絶対選ばれなければならない。私がその象徴的存在として擁立されんとしたのも、こうした背景があったからだ。

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2014年11月19日

大義なき年末解散は国民には大迷惑―争点は強権的な安倍政治の継続か否か―14.11.19

<十分予測できた年内解散>
 突然の解散と言われてはいるが、私は自民党がこの秋には解散の用意を着々としているということに気が付いていた。なぜかと言うといずれも定員3の5つの県が1人減員となっているが、佐賀県では今村雅弘、高知県では福井照を比例区にまわし、徳島県でも新人である福山守を比例区にまわし、その代わり1期生の男性ではただ1人であり政務官として優遇している。ちょっと遅れて山梨でも中谷真一が比例区にまわり、女性の宮川典子と堀内詔子が小選挙区で戦うことで決着しており、残るは福井県だけになっていた。これに対し我が民主党は現職議員がいないにもかかわらず未調整のままだった。
 もうひとつが、情報操作である。評論家やマスコミを使って、年内解散もあるということをまことしやかに流していた。週刊誌もそれに飛びついて、週刊文春などは年内解散を前提として早々と当落予想を掲載したりしていた。だから少なくとも私は去年の段階から自民党が分裂気味の野党を叩きのめすためにも、そして自らの窮地を救い(政治とカネなど)、党勢退潮に歯止めをかけるため、不意打ち的解散に打ってくるということが予想できた。

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2014年07月25日

海江田代表を支えるのが筋 ―国民は民主党のゴタゴタに辟易している- 14.07.25

一般的には予想外(私は勝算あり)の滋賀県知事選の三日月勝利から一週間、民主党は再生に向けて再スタートを切っていいはずであるが、また変な動きが見られる。つくづくこの党の代表をやたら代えたがる癖が嫌になる。海江田代表を代える、いわゆる「海江田降ろし」である。

<部下は上司を選べず>
私が農林水産省の中間管理職の頃、「某剛腕局長にとてもお仕えできないので、異動させてほしい」と言ってくる後輩がいた。私はそれに対して、「馬鹿なことを言うんじゃない。上司は部下を選べるが、部下は上司を選べない。上司が変わるのをじっと我慢して待つしかないんだ」といって追い返した。しかし、私は秘書課にこの後輩の要望を伝え、先に別の局へ異動させてやった。ところが世の中皮肉なもので、その局長が、その後輩のその異動先の局長として異動していったのである。私の温情は仇になってしまった。

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2014年03月26日

巧みな党内運営で分裂を防ぐ維新の会-両院議員総会の採決で切り抜ける松野頼久幹事長の知恵―14.03.26

<特定秘密保護法で維新の会は両院総会採決>
 特定秘密保護法は、民主党は反対したが、維新の会は修正で合意し、結局は賛成した。みんなの党は、3人が退席、江田憲司は離党し分裂の引き金になった。維新の東(石原系、立ちあがれ日本)と、西(橋下系、大阪維新の会)の対立はいつものことだが、特定秘密保護法をめぐってさらに複雑な様相を呈した。東でも修正合意に賛成する藤井孝男、山田宏と、法案に反対する片山虎之助、小沢鋭仁、松野頼久に割れた。両院総会では藤井と片山が怒鳴り合う一幕もあった。
 しかし、この状況を切り抜けたのは、松野幹事長と小沢国対委員長の知恵である。両院議員総会で採決をし、賛成27、反対23でようやく賛成ということで分裂をまぬがれている。

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2013年07月31日

民主党はルールを守り成熟した政党への脱皮を -13.07.31

<意味不明の代表選要求>
 7月26日(金)、例によって民主党のゴタゴタが両院議員総会の場で繰り返された。常任幹事会等で既に、細野グループと言われている小川淳也が参議員選挙の敗北の責任をとって代表選をやるべきだ、という声が出ていたという。そしてマスコミに公開された両院議員総会でも5人ほどが同じ主張を述べた。海江田代表に責任をとって辞めろというストレートな意見であれば、それはそれでそういう考え方もあると納得するが、代表選に海江田代表も信任のために出てもいいのだ、とかいう訳の分からない主張ではとてもついていけない。

<思い出す04年の菅代表降ろし>
 私はこの流れを見て、民主党に入ったばかりの時を思い出した。2004年、保険料未納の問題で、民主党ネクストキャビネット(NC)の中で菅NC首相だけが8ヶ月未納だということが発覚し、代表を辞めるべきだということで騒然となっていた。私がまずびっくりしたのは、自分達の選んだ代表を些細なことで降ろそうという流れである。当時、日本歯科医師政治連盟の1億円献金問題で、橋本龍太郎自民党総裁が窮地に立っていた。自民党は当然のことであるが、むしろ守ろうとしていた。
 私は一期生議員だったが、菅代表に辞める必要はない、そうだったとしても辞任をして秋の代表選にまた出れば良いという余計なアドバイスまでしていた。後に、大臣在任中の単純ミスで非はむしろ怠慢な社会保険庁にあったことがわかってくる。全く愚かなことをしたのである。(「年金問題と民主党、そして私の見解」(04年6月3日))

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2013年03月13日

(その6)駆け込みTPP交渉参加は何も得られずに終わる-13.03.13-

<新参国は新しい議論ができず>
 東京(中日)新聞が、3月8日 一面トップで「TPP後発国に制約、先発国の合意再交渉できず、参加条件政府公表せず」が波紋を投げかけている。11年11月のホノルルAPECの折の日本の参加の意思表明をきっかけに、カナダとメキシコが参加表明した。ところが、加墨両国に対して、「既に合意した条文を後発の参加国は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権もなく再協議も要求できない」などの不利な条件を提示し、両国はそれを受け入れ、念書をかわしていたと報じている。

<92年7月の内閣官房の回答>
 「TPPを慎重に考える会」と民主党の「経済連携PT」においても6~7月にかけて、本件が真剣に議論された。我々も心配なので、政府を追求した結果、7月25日には、以下のような回答が内閣官房から提出されている。その意味では、我々民主党の関係者にはわかっていた話である。

 参加国で合意済みのルールについて再協議(リオープン)できるか否かについては、合意済みの事項をリオープンしないとの条件が、メキシコやカナダの参加に際して示されたとの情報もあるが、交渉参加9か国はコメントしないとの立場をとっている。いずれにせよ、引き続き情報収集していきたい。

 3月8日の予算委員会では、元同僚の松野頼久(維新、TPPを慎重に考える会元幹事長)と笠井亮(共産党)がこの点を突いて追及した。こんなことでは、交渉に参加しても何の意味もないからである。今後、参加するとしたら、日本も同じ条件を突き付けられるに違いない。

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2013年03月07日

(その3)TPP大翼賛報道が国の針路を誤らせる-13.03.07-

 3/2(土)、私は昨年同様にほとんど誰もいない議員会館で、しこしことペンを走らせている。昨年は禁(政治家の間は本は書かない)を破って、「TPPはいらない」「原発廃止で世代責任を果たす」を執筆中だった。気分を害す同僚議員がいるかもしれないが、私は何よりも、日本の将来を危うくするTPPと原発について、同僚議員にこそ勉強してもらいたかった。だからいわゆる「励ます会」を初めて開き、お土産に本を持ち帰ってもらった。2冊となると3,200円、大半は招待で来てもらっているのでケチかもしれないが1冊にしてもらった。ところが、古い本を含め5冊持ち帰った猛者もいるという。ちゃんと読んでいてくれるなら私のかいた汗も報われるのだが、どうも耳学問だけが得意なのが国会議員、どこかの本棚に死蔵されていると思うと力が抜けてくる。
 2月上旬、民主党の再生のために年末の選挙総括を11回のシリーズでまとめたが、その間に安倍政権で、TPPの拙速な参加への動きがあったため、短いレポートとした形で数回連続して発信していくことにする。そして、その準備のため、長野のTPP交渉参加反対の大集会の後帰京し、会館で1人仕事をし始めている。地元の有権者との対話の機会が少なくなるが、秘書のいう「うちの代議士は全国区(?)」であり、TPPの行方を固唾を呑んで見守っている人たちのために。シリーズブログをお届けすることにした。

(その3)TPP大翼賛報道が国の針路を誤らせる
 戦前、政界は大政翼賛会となり、マスコミもこぞって戦争を美化し、新聞・ラジオも大本営発表の翼賛報道一色になってしまった。そしてそれが日本国民を戦争に駆り立て、日本国民の不幸を増大することになった。翼賛報道がいかに滑稽かは、北朝鮮の国営TVのあの元気のいいおばさんアナウンサーの喋り口をみるとよくわかる。北朝鮮の人々は、あの報道でミサイル発射も核実験の成功もまじめに喜び、アメリカを悪の帝国と思っているのだ。

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2013年02月22日

野田前首相の議員辞職から始まる民主党の解党的出直し(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その11)13.2.22

 2月5日の12年選挙総括シリーズの第一号「民主党の解党的出直し-民主党の再生は、野田前首相の議員辞職と党名変更から始まる-」で述べたとおり、民主党の再生を国民に理解してもらうためには私は2つの荒療治が必要と思う。一つが、この大敗北のけじめをつけるため、野田前首相の議員辞職であり、2つ目が、民主党の再生を国民にアピールするための党名の変更である。今回は前者について述べ、本シリーズの中間締め括りとする。

<トップの辞め時>
 田中宏尚農林水産事務次官は、私に「トップはなった時に真っ先に自分がどのようにして辞めるか考えておかなければならないんだ」と帝王学を授けてくれた。(ブログ「ボツ原稿『ヒューストン・サミット(1990年夏)と次官人事』より抜粋」07.12.03参照)
 田中次官は、人事異動の時期ではない1990年春、突然、審議官−経済局長−総務審議官−国際部長の人事を断行した。米の輸入が大問題になっていたウルグアイ・ラウンド(UR)の期限とされていた、1990年12月の大団円を迎える大事な時期だった。
 通常の夏の人事時、海部俊樹首相は、UR関係省庁の事務次官以下の人事凍結を命じ、農林水産省以外は喜んで応じた。通産省では、これを奇貨として次官の2年居座り人事が定着し、その後の「4人組の反乱」等の人事抗争に発展している。それに対し、田中次官は「春先に国際関係の人事を行い、盤石の体制にしてあるので、私以下の国内幹部人事をしても何ら支障は生じない」と、ただ一人応じなかった。私は海部首相の命を受けた大島理森官房副長官(当時)がらみで、少々田中構想の実現に加勢した。その時に発せられたのが、冒頭の発言である。田中次官は、夏の首相の命令という障害を予測し、先手を打っていたのである。見事というしかない。
 日本国のトップである首相は。自らの辞め時をしっかり考えているのだろうか。少なくとも、最近の1年交代の首相を見る限り、疑問を感じざるを得ない。

 辞め時ならぬ解散時を見誤った野田首相には、国民や同僚議員に対して3つの大きな責任があり、私は議員辞職に値すると考えている。以下に3つの責任を述べる。

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2013年02月15日

党名変更で国民に民主党の再生をアピール -韓国のハンナラ党からセヌリ党の党名変更にならう-(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その10)13.2.15

<民主党公認だけで拒否された悲惨な選挙>
 私はそれほどの場面に出くわしてないが、落選議員の皆さんの惨状を聞くと、民主党に対する反発はすざましいものがある。中山義活前議員は、街宣車を捉まれて「お前は民主党の代弁者か」といわれて民主党というだけで拒否反応を示されてしまったという。あちこちで同じことが起っている。何よりも準備不足の一期生に対して全く不意打ちをくらわす解散だった。それにもかかわらず岡田副総理が、選挙2日後の12月18日の記者会見で「選挙は最終的には個人の責任だ、野田首相の決断を理由に自分は負けたというのは努力が足りない」と逆撫でするような発言をして、またまた同僚議員の顰蹙を買っている。知名度もあり選挙地盤も安泰でお金もある、あまりにも恵まれすぎている岡田副総理のいつもの上から目線発言である。予想以上の大差をつけられて落選した民主党衆議院議員の傷口に大量の塩を塗り込んだ。「純化路線」とやらは論外であり、そんな意図があるとは信じたくもないが、野田執行部以外は去っていいとも言わんばかりの発言には不快感しか生じてこない。
 実際は、私も含めほとんどの人が民主党というだけで拒否反応を示されていたのである。その証拠が、小選挙区の個人票と比例区の民主党のおおきなギャップであり、私の場合は約4万票だった。篠原個人は支持しても、民主党は嫌だというのが私の平均的支持者像なのだ。

<野田・前原コンビが二度も民主党を危機に陥れる>
 落選の心配のない超銘柄議員である前原国家戦略担当相も、「野田首相は約束を守る人だ」と早期解散を煽った。そして、57人という悲惨な結末に対して「解散が遅れていたら、もっと惨憺たる結果になっていた」と自己弁護をしている。野田首相も同じような言訳をしている。落選議員が、何のデータも示さず先延ばしするともっとひどくなるなどと言えたものだと、怒るのも当然である。この2人のコンビは、代表と国対委員長で引き起こした偽メール事件と今回解散時期を誤ったことで、二度も民主党をドン底に突き落としたことになる。

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2013年02月14日

両院議員総会(12月19日)の新代表選出延期の顛末―(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その9)13.2.14 

<新代表を3日間で選ぶとんでもない提案>
 12月18日選挙の2日後、私は世話になった人たちにお礼のあいさつ回りをしていた。つねに朝刊は朝読みたいと思っているが、なかなか忙しく夜寝る前に読むことにしている。ところがこの日、秘書から、「明日、19日両院議員総会が開かれると出ていますよ」と言われ、ビックリ仰天した。見ると、19日の午後、両院議員総会が開かれ、そこで代表選の日程が議題になり、22日の午前中に代表選の立候補届けを受け付け、複数の立候補者が出た場合、その午後に145人の議員(衆議院57人、参議院88人)の投票で新代表を選ぶというのだ。

<すぐ幹部に意見の電話>
 私は、そんなばかな、これだけ大敗北をしておきながらそんな簡単に代表を選んでいいのかと思った。例によって、我々議員に諮る前に新聞に漏らして、一般国民の方が先に知り、既成事実を作るという、民主党の野田執行部が繰り返してきたずるい手法である。私は、すぐに当然そんなことはやめるべきだと幹部に電話した。直接話せなかったが、留守電に私の反対の趣旨を伝えた。
あいさつ回りを続行している間、3回その幹部から電話があったが、夜遅くになるまで気付かず、19日の朝になってやっと接触した。しかし、私の意見は取り入れられなかった。
 半年前の代議士会の発言(ブログ消費増税法案採決に棄権した理由-2012.6.27参照)もそうだが、私はできれば穏便にことを進めたいので必ず執行部に前もって問題点を指摘している。ところが、私のこうした心配りも増長気味の野田執行部には通じないことが多かった。
 そこで、今回も私は、すでに発言の準備を着々と進めていた。

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2013年02月13日

選挙戦術における2つの失敗―離党者への対抗馬擁立と安住幹事長代行の踏み絵発言―(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その8)13.02.13

<強引な政権運営が招いた離党者続出>
 民主党の分裂、ゴタゴタが民主党のイメージを大きく損ねたことは明らかである。もっぱら出て行った人を責める風潮があるが、内部にいた私としては出て行った人たちを責める気持ちにはなれない。なぜかというと、純粋で真面目な人たちだからこそ、民主党らしさを捨て去った政策や強引な政権運営・党運営に我慢できずに出て行ったのである。野田執行部がハンドリングを間違っていたのである。最初の中後淳、斉藤恭紀の離党のきっかけは、党の提言であるTPPを慎重にすべしというのを無視した、野田首相の前のめり発言だった。消費増税で離党者が続出したと思われているが、最初は他ならぬTPPであり、その後の「きづな」の内山晃の離党もTPPが主因だったのである。かくして衆議院308議席が選挙前には230余に減っていた。

<愚かな全選挙区立候補>
 そもそも党議拘束をかけ、そしてそれに違反した人たちに対して党員資格停止、離党勧告というのは日本だけの愚かなことであり、他の国では行われていない。このことは既に別のブログ(「党議拘束違反で分裂、離党の大騒ぎは日本のみ―12.07.17」)で述べた。まして、小泉純一郎のように刺客まで送り込み選挙で落とすという愚かなことは真似すべきではないことだと思っていた。ところが今回、民主党執行部は、ほとんど誰一人として当選の見込みもないにもかかわらず、離党でできた空白区に候補者を立てるというもっともらしい大義名分のもとに、元の仲間に容赦なく民主党の候補者を送り込んだ。その数は50名近くに達している(別表「民主党離党者に対する民主党対立候補一覧」参照)

 私はこんなにも大量に嫌味なことをしているとは、選挙が終わって新聞で全国の選挙結果を見るまで知らなかった。

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2013年02月08日

民主党幹部のTPP前のめり発言で農村部・地方の小選挙区はほぼ全滅(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その4)13.02.08

 12年秋、解散総選挙が遅くとも10か月以内にあるということは確実な情勢だった。熟度の高い政治家なら誰しも選挙に悪影響を与える発言を控えるのが常識である。それを我が党の幹部は違っていた。日本全国の農民が極度の不安に陥っているというのに、オバマ大統領再選の後、岡田・前原・玄葉・枝野のTPP推進4閣僚のTPP交渉参加前のめり発言が相次いだ。普通ならば、野田首相以下が示し合わせて発言しているはずだが、どうもそうでもなく、それぞれ勝手に見解を述べていたようだ。後述するように、政権奪取した自民党の閣僚が余計な発言を一切しないのと好対照である。
 枝野経産大臣は、「大局的視点にたち、私としては現政権が大きな決断を早急に行うべきだと考えている」と述べた。しかし数日後、「今すぐ新たな判断ができる状況ではない」というぶれる発言をすることになった。不安におののいている農民も国民も、またかということで聞く耳を持たなくなっていった。

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2013年02月07日

羽田元首相が予測した民主党政権の混乱(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その3)13.02.07

―政権交代後の1回目の総選挙を勝ち抜くために君の助けが必要だ―

<1996年秋 衆議院出馬要請>
 今、私は4回目の選挙を終え、幸いに議員を続けている。他の国会議員の皆さんも様々な経緯を経て政治家になったのだろうが、私の場合は多分特殊なケースであろう。全面的受身の形で政治家になっている。あまり信用されないかもしれないが、私は真面目な公務員で、故郷との絆を断ち切りがたく農林水産省に入省した。ほとんどが農家で占められていた、周りの人たちがうまく暮らしていける手助けができればと思ったからである。
 私に初めて自分たちの陣営で政治家になってくれと話があったのは、1996年のはるか昔だった。羽田孜元首相と堀込征雄衆議院議員の二人ともいわゆる農林族、前々からよく知っていた。当然のことながら逃げまくった。しかし、8年間のストーカー行為(?)の後、やむを得ず出ることになった。2003年秋のことである。私は数少ない、世に知られざる「羽田チルドレン」なのだ。

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2013年02月05日

民主党の解党的出直し-民主党の再生は、野田前首相の議員辞職と党名変更から始まる-(12年総選挙総括・民主党再生シリーズ その1)13.02.05

 私は、2011年の夏頃より民主党の危機的状況を憂い、何とかして民主党をしっかりした党にしたいと汗をかいてきた、そして昨年末の突然の解散・総選挙の間もずっと民主党の再建に思いを巡らせてきた。その間、メルマガ・ブログもずっと発信せずにいたことをお詫びしなければならない。さぼっていたわけではなく、ずっと考え続けていたからだ。年末年始休みを経て、ようやくその一部をまとめた。
 私の「12年総選挙総括・民主党再生案」について、今日から連日シリーズで10数回お届けする。

<海江田新代表選出>
 308議席から70数名が離党し234議席しかなかった上に、その4分の1の議席に減ってしまった大敗北。全く勝機もない向こう見ずの解散について、野田前首相はほとんど説明せず、黙って知らばっくれている。無謀な解散を煽った岡田、前原、玄葉、安住等も知らん振りを決め込んでいる。民主党の無責任体質が見事に表れている。
 更に、12月19日の両院議員総会(公開)で22日代表選出という日程を決めようとしたので、私は今回の大敗北をもっとしっかり反省し、時間をかけて代表を選ぶべきだと異議を唱えた。私の提案への賛同者が相次ぎ、22日は反省のための両院議員懇談会(非公開)となり、代表選は延期された。そして、25日に代表選をすることになり、代表には野田執行部でなかった海江田万里が選ばれた。
 一連の動きは、いかに野田執行部が横暴を極め、ガバナビリティーに欠けていたかを如実に示している。第三者に大敗北の総括を委ねることにして、とりあえず、海江田新代表の下、民主党の再生・再建に向けて走り出した。

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2012年11月30日

世襲制限よりも在職年齢制限と被選挙権の引き上げが必要 12.11.30

 民主党の執行部は、特にマニフェストをさすのであろうが、党議に賛成しなければ公認しないなどと言い出した。突然のことである。もう一つ急に強硬なことを言い出したのに、世襲の制限がある。そして、羽田雄一郎国土交通大臣は、参議院から衆議院長野3区への鞍替えを断念した。前者については、際どい事もあるので、今回は触れるのをやめておく。世襲制限については、いろいろ考えることがあるのでまとめておく。

<本当の世襲と単なる鞍替え>
 民主党の世襲制限は、決めたこととはいえ、非常に偏ったルールである。同一選挙区で息子なり妻が続けて選挙に出ることを禁止している。したがって羽田大臣の場合でいうと、13年前に羽田孜元総理(衆議院議員)の息子が急遽同じ県内の参議院に出馬しても世襲に当たらない。しかし、13年前こそ世襲であって、今回は、大臣まで経験した参議院議員が「鞍替え」するだけで、親の七光りで選挙するわけではない。結果として、世襲となるだけで、世襲の程度はずっと軽いような気がする。

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2012年09月24日

前途多難な野田民主党の再出発 -12.09.24-

<野田代表の圧勝も前途多難>
 9月21日今後3年間の民主党の代表を決める選挙は、野田現職代表の圧倒的な勝利という結果となった。
当初から内閣・党の幹部は次々に野田再選支持を口にし、選挙をやらないというようなムードであった。前々回のブログのとおり、我々は民主党復活会議でこの代表選を民主党の党勢回復のチャンスと捉え、代表選に持ち込もうとした。代表選になったはいいが、盛り上がりに欠け、野田現職代表の圧倒的勝利となった。今日9月23日、輿石幹事長の留任も正式に決まったと報じられている。
 しかし、民主党の前途は多難である。自民党の谷垣総裁は立候補せず、3党合意のゆくえも定かでなくなり、近いうちの解散もどうなるか分からないという状況になっている。何よりも政府として困るのは、特例公債法が通らないかぎり予算の執行もできないという大変な事態を迎えることになる。

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2012年09月16日

代表選中盤報告 -12.09.15-

<山田正彦候補に一旦は決定>
 前回のブログで、「民主党復活会議」で代表選候補者選びをするとお知らせをしたところだが、数日間で大きく状況が変化した。
 まず、9月5日(水)復活会議候補者予備選挙の直前の正午、3日(月)に予備選挙立候補者として申し込みのあった、山田正彦、櫻井充両候補が突如記者会見を開き、二人そろって予備選挙辞退を表明したと報じられた。

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2012年09月04日

「民主党復活会議」で代表選候補者選び-12.09.04-

 民主党は、政権交代後3年弱経った今もガタガタである。政権運営に慣れていない未熟な政権与党だから、ある程度は予想されたことであり仕方がない面もある。しかし、混迷の根源的要因は、民主党の政策に、民主党らしさがあまりにも欠けていることにある。

<予想だにしない野田政権の集団的自衛権容認>
 例えば、野田総理が政府が行使を禁じている集団的自衛権について予算委員会で「政府内での議論も詰めていきたい」と述べた。また、PKOで活動中の自衛隊が他国軍や民間人が危険にさらされた場所に駆けつけ、武器を使用して助ける駆けつけ警護などを含め憲法解釈の見直しを検討する意向を表明するなど誰も予想だにしなかったのではないか。これでは、まるで自民党の右寄りの、安倍政権の後を引き継いだように錯覚してしまう。その前に、小泉政権のあまりに新自由主義的な政策に反対して政権を託されたというのに、今、その権化ともいうべきTPPに前のめりになっている。原発に対しても、民主党は抑制的だと思われていたはずが、やたら再稼働を急ぎ、国民から猛反発されている。つまり、民主党は、5年前か10年前の民主党ではなくなってしまっているのだ。

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2012年08月16日

原爆の日に「非核4原則」を考える-12.08.17-

<虚しい政局>
 ヒロシマ・ナガサキの原爆の日の季節、白けた政治が進行中である。野田政権は、「決められる政治」とやらを標榜し、国民に嫌われても正しい政策を実行するという自己陶酔めいた高揚感の下、ひたすら消費増税だけに突き進んでいる。その陰で社会保障の改革は遅々として進んでいない。一方で谷垣自民党総裁は自らの延命のため、ひたすら解散と口走り、国民にも我々にもよくわからない政局行動をとった。やれ不信任案を提出する、解散の約束がなければ参議院では社保税一体改革法の採決に応じないと次々に言い分を変え、やっと念願の党首会談にこぎつけた。
 すったもんだの挙句、8月9日夕刻、不信任案の採決が行われることになった。国民の眼には何が何だかさっぱり理解できないだろう。例によって各党の大演説が続き記名投票に至る間、私は虚しさを覚えながらこのブログを書いている。
 こうした政局のことは報告するのも恥ずかしいかぎりなのでこれでやめる。

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2012年07月25日

社保・税一体改革への篠原の関与(最終場面中心)-12.07.25

 社保・税一体改革への篠原の関与について、時系列でまとめました。

PDFでこちらからご覧ください

悲しむべき三人の女性参議院議員の離党-12.07.25

<舟山さんの離党の予兆>
 7月17日午後1時、谷岡郁子、舟山康江、行田邦子の3人の女性参議院議員が離党届を掲出した。この3人のうち、谷岡さんと舟山さんは私の親しい同僚議員、TPPに反対し、原発の再稼働に慎重、そして原発はなるべく早くなくすということでずっと活動してきた同志である。私が、両院議員総会の署名を集め、党の分裂を防いでいる最中、舟山さんは、私に向かって、「篠原さん、そんなことをしても、この党は立ち直れないし、無駄じゃないの」という厳しい言葉を投げかけていた。予兆は十分にあったが、非力な私には止めようがなかった。
 小沢グループの造反者に対してまで、党にとどまるように説得したのに、なんでかつての部下の舟山さんを説得しようとしないのか、なぜ説得できないのか、と愚痴る者もいたが、舟山さんは、何事も1人でさっさと決めて活動する強い女性である。とても優しい男(?)の私に説得できる相手ではない。

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2012年07月17日

党議拘束違反で分裂、離党の大騒ぎは日本のみ―アメリカに党議拘束などなく、ヨーロッパ諸国には造反者への処分もなし― 12.07.17

(日本だけの何でも党議拘束)
 国会改革のたびに、日本のきつい硬直的「党議拘束」が問題になる。旧民主党は、党議拘束をなくすと宣言したと記憶しているが、今回発足した「国民の生活が第一」も党議拘束をかけないことになった。英断である。
 日本ほど議員個人の見解を無視して、党あるいは「会派」で賛否を決めている国はない。本会議20分前に代議士会が開かれ、賛否を確認して本会議場入りする。内容をよく理解してなくとも、党の方針に従って立ったり(賛成)座ったままだったり(反対)、白票か青票を投ずれば役目を果たすことになる。つまり、個人個人が考えなくても済むのだ。国民も国会議員もこれが当然と思い込んでおり、極めて異常なことなのだ。これが都道府県議会、市町村議会にまではびこり、知事や市町村長べったりの会議が議会の審議を空虚なものにしている。

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2012年07月16日

社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その④ 12.07.16

引き続きお送りします。

Ⅴ 「ガス充満」の両院議員総会と新しい政策決定システムの構築

(ガスが更に「充満」した両院議員総会) 
 7月13日、私の署名集めで要件を満たしたにもかかわらず、一向に開催されなかった両院議員総会が、6月15日の提出後約1ヶ月して開催された。分裂を防ぐための手段だったのに全く役に立たず、51人が離党してしまった。野田代表の責任は重大である。一つだけ嬉しいことに、北沢俊美倫理委員長が、処分の審査のついでに重大な瑕疵を特別に指摘してくれたことである。
 開催に当たっても相変わらず野田総理からは詫びの言葉がなかったが、私はもう意見を言う気力も失っていた。新聞紙上でも報道されたとおり、「ガス抜き」だけの何の意味もない会合となった。
 特に舟山康江参議院議員の、例の参議院総会よりも11人1期生厳正処分要請を重視、そして原発再稼働反対要請者には会わない面会格差(前回ブログ参照)について、いろいろグダグダ言訳し、最後に「他意はない」と結んだ。私も思わず大声を出しそうになったが、押えてやめた。
 野田総理の相変らずの誠意に欠ける答弁、そして決してすまないと言わない強情な姿勢は、ガスを「充満」させただけであり、今後の「爆発」すなわち「離党」が十分予想されるものとなった。どうしてもっと素直な党運営が出来ないのか不思議でならない。
 

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2012年07月12日

社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その③ 12.07.12

引き続きお送りします

Ⅳ野田首相の問題ある面会格差

<ルールなき面会仕分け>
 団体や地方自治体の陳情は、幹事長室を通すという面倒くさいルールができあがり、それに従って地元議員が立ち合ったり、政務三役の陳情に同行したりしている。ところが、首相への直訴なり面会は、かなりでたらめである。何しろ、党規約も平気で破る党の政権である。ほとんど明確なルールはなく、官邸の窓口の気まぐれで処理されているようだ。
 いくら消費増税に政治生命をかけるといっても、消費増税法案に賛成した11人の1期生には喜んで会い、脱原発の要請には会おうとしない勝手な振る舞いが目につく。同僚議員に厳正処分を、などと薄情なことを言いに来る1期生に会う野田首相の気が知れない。有無を言わせず突っ返すのが、党の代表のすることである。

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2012年07月11日

社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その② 12.07.11

前回に引き続きお送りします。

Ⅲ 独裁体制下で発生する茶坊主集団

<恐ろしい茶坊主集団への警告>
 独善的で強引な政権運営、党内論議を繰り返す過程で、執行部に盲目的に従う恐ろしい茶坊主チルドレンが誕生している。例えば19日、民主党本部で開催された2回目の合同会議(前原政調会長主催)で、ひな壇の執行部の答弁に対して、一斉の意味のない拍手を送り続けていた。北朝鮮の金正恩体制ではないかと目(耳?)を疑った。未熟な政党の末期症状である。反対意見に対し、自ら堂々と賛成・推進意見を述べることもできず、ただひたすら執行部の答弁に拍手する「さくら」に成り下がっていた。
 あまりに見苦しい光景だった。政権奪取3年目にして腐敗が進捗しているのだ。何よりもこのような指示を出す執行部の見識を疑うが、いくら1期生といっても何万人もの方々に名前を書いていただいた国会議員のすることではない。一致団結の意味を完全にはき違えている。

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2012年07月09日

社会保障・税一体改革関連法案採決、その後の離党・処分の補足説明 その① 12.07.09

 「ルールに基づき厳正に処分する」と野田総理は大声で記者会見したが、私が何度も繰り返しているように、民主党の党規約違反というルールを踏みにじった政策決定をしている首相以下の執行部が言えた義理ではない。今回の一連の動き、民主党の分裂の過程は、きちんと印しておかなければならないので、テーマごとの断片的なものになるが、メルマガ、ブログに書き留めておくことにする。(興味のない部分は読み飛ばしてください。)

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残念な大量離党 民主党の縮小 -胸が痛む加藤学議員の離党- (12.07.06を加筆修正) 12.07.09

<説得の電話で大忙し>
 私が、6月26日(火)の採決直前の代議士会で、「法案の担当者よりも汗を多くかいているのではないか」と発言し、何人かの皆さんから「わかっている」とエールをいただいたことは、既に前回のメールで述べた。しかし、それ以降も57人の反対・造反者、16名の私も含めた欠席・棄権者への電話や面談で大忙しであった。私の目的は民主党の分裂、縮小を避けること。このために再び全力を尽くすことになった。
 何人の人たちにも電話した。とは言っても次回の総選挙に、自らの選挙区のない比例単独候補と小沢一郎元代表の秘書等をやったりして「小沢命」というような人たちには電話は差し控えた。それ以外の人たちには全て電話し、数人には自ら部屋に出向き、話をして離党を思いとどまってくれるようにいろいろ話し合った。鳩山グループの造反者は、鳩山元首相も川内博史議員も離党はしないと明言しており、その分手間が省けた。繰り返しになるが、この人たちは、両院議員総会をきちんと開いていたら、造反しない人たちだったのだ。

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2011年11月02日

TPPシリーズ3.TPP党内議論封じに反論する -11.11.1

 こういう内輪揉めをメルマガやブログにはしたくないが、慎重派の総意を代弁して訴えることとしたい。
民主党は、野党時代からいろんな政策決定過程が非常に不透明であり、最後にエイヤーと一握りの人たちに決められていることが多い。政権与党になってもその体質は残念ながら同じであり、昨年10月1日の菅総理の突然のTPP入り所信表明のように、政府が何の党内議論もなく、重要なことを言い出したり、物事を強引に推し進めたりすることが多々ある。
 重要なテーマについて、すぐプロジェクトチーム(PT)なり調査会が持たれる。これまた民主党の癖で、横断的な組織が持たれ集中討議が行われるのでよさそうには聞こえるが、結論の段階になると大体執行部が押し切って決めてしまう。会合の日時さえもその都度役員の都合で決められ、一般議員は他の仕事もかかえているため、なかなか出られないことも多い。また、自民党の会議と大きく違うのは、執行部が平場と同じく声を張り上げながら進行され、執行部対平場の反対議員の間で議論されることがほとんどだった。

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2011年08月27日

鹿野さんと農業者戸別所得補償 -民主党政権交代のキッカケは鹿野NC農水大臣から- 11.08.27

<農業者戸別所得補償の本当の親、鹿野道彦>
私は、常々農業者戸別所得補償の「生みの親」は菅直人、「育ての親」は小沢一郎と言ってきた。代表としてはこの通りであるが、本当に農業者戸別所得補償を作ったのは誰かと問われれば、紙を書いて資料を作ったのは私だけれども、きちんと最初に作り上げた責任者は鹿野さんである。鹿野さんが政策マンであることを皆さんに紹介したい。

<47才で農林水産大臣就任>
私が鹿野さんを初めて知ったのは1989年、自民党政権下で、47歳の若さで農林水産大臣に就任した時である。今は亡き中川昭一さんが51歳で就いたのと比べても、いかに若手のホープであったかがわかる。よく言われているが、安倍派のプリンスだったのである。しかし、元々は運輸族であった。余計なことになるが、自民党は政権与党の知恵で、族議員を必ずしもその大臣にしないことがよくあったが、そのたぐいなのだろう。しかし、鹿野さんはこのチャンスを生かし、それ以降農林族の重鎮となっていく。

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2011年02月02日

藤井裕久官房副長官は菅政権の下支えと重しの役割を担う -藤波孝生、近藤元次に続く調整役を期待 -11.02.02

<二人の大物官房副長官>
 鳴り物入りの内閣改造が行われた。藤井裕久さんが、渡部恒三さんに継ぐ年長者(78歳)でありながら、官房副長官として菅内閣を支えることとなった。今改造内閣の目玉はこれにつきるのではないかと思っている。私が霞ヶ関・永田町に関わった1970年代以降、大臣を経験した大物政治家が官房副長官に就いたのは、藤波孝生さん(労働大臣)と近藤元次さん(農林水産大臣)の2例しか知らない。通常官房副長官は若手の登竜門にすぎない。

<藤波対加藤の異例の米価折衝>
 今から30余年前は、米価は米価審議会で、与野党、政府、消費者、生産者を巻き込んで、一週間も掛けて決められていた。ある時、最後の折衝は自民党幹事長と官房長官なり農林水産大臣の間で行なわれていたが、中曽根内閣の二階堂進幹事長と後藤田正晴官房長官の超大物の二人は、自民党の将来を担う二人の中堅に収拾を任せた。異例のことだったが、自民党総裁室で、政府の代表の藤波官房副長官と加藤紘一自民党米価対策小委員長の最後の折衝が行なわれた。ちょっとした事情から私一人だけがメモ取りとして同席した。自民党のうるさい農林族とは一線を画し、紳士然とした存在の加藤さんと重厚な藤波さんとの味のある折衝の場が今でも頭の中に焼き付いている。

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2010年09月16日

歓迎すべき、菅首相続投-10.09.16-

<国民の声とかけ離れる国会議員票>
 9月14日、国民注視の下行われた民主党の代表選挙は菅首相が大差で再選され、いわば圧勝した。私は党員・サポーターが7:3で菅さん、地方自治体議員は6:4で菅さん、国会議員はほぼ五分五分だけれども小沢さんがリードと予想していたが、実際はそれぞれ、8:2、6:4、そして国会議員票も6票だけ菅さんのほうが上回った。長野1区では、予想はたてられなかったが、865票が菅さんに、348票が小沢さんに投じられた。私の党員・サポーターだけではなく、北沢さんのもあり、その他民主党の同僚議員の元を通じて住所が長野1区にあるという党員・サポーターもありなのだ。私の率直な感想は、意外と小沢さんの支持者も多かったこと。国民の声は圧倒的に菅さん支持だが、政治に関心のある党員・サポーターになると、小沢さん支持が増え、それが地方自治体議員、国会議員と続き、国会議員になると一般国民とかなりズレてしまうということだろう。
 石井一参議院議員が「民主党議員は国民の声を聞いていない」と怒りのコメントをされていたが、全く同感である。

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2010年09月09日

二人の代表候補のめざす危うい政治主導 ―真の政治主導は国会議員(政治家)主導、そして国民主導―10.09.09

<民主党の初の本格的政策の立案を優先>
9月1日、民主党の代表選が告示され、2人の代表候補(すなわち首相候補)は、討論会でTVのニュース番組で舌戦を繰り広げている。日本中、民主党代表選の話題が席巻している。
私は、お盆明けの予算の概算要求をまとめる大事な時期に、せっかく復活した政調の部門会議もろくに開かずに政局に熱中する政権与党民主党の振る舞いを苦々しく思い続けた。そんな中、農林水産部門会議は、8月31日までに12回開き、政府与党一体となった農林水産政策をまとめた。一部マスコミは、参加者が少ないと冷やかしたが、ともかく政府と与党が議論をしてまとめあげた。民主党の政治主導・国民主導(後述)の政策決定の見本を、農林水産分野で示すためでもある。

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2010年06月14日

-やっと菅首相が実現- 10.6.7

<久方振りの叩き上げ庶民宰相>
 鳩山首相の突然の辞任により菅首相がやっと実現した。最後に大仕事をした鳩山首相については、別途書くことにして、ひとまず菅首相の実現を喜びたい。
 ずっと2世なり、総理の孫とか子とかが首相になっており、政治家直系以外では、鈴木善幸首相以来のいわゆる叩き上げ首相なのだ。田中角栄さんも同じだが、全く性格が異なる。
 同級生の一人が団塊の世代として菅首相の誕生を歓迎したいとメールを寄せてくれた。いわゆる全共闘世代でもあり、少なからず学生運動にかかわった人たちは何となく菅さんに魅かれるものがあるのかもしれない。
 私は学生時代には学生運動に寧ろ反感を持っていた方だし、今や菅さんが余りにも身近な存在になってしまったのでそのような感じはない。政治家としてしか見えなくなっている。

<初の菅選対>
 私が政界に入ってからは、菅さんと深くかかわりを持ち、一緒に政権交代の目標に向かってきたので、菅首相の誕生は嬉しくてたまらない。はじめて、菅選対とやらに出向き拙い電話で投票依頼をした。長野1区の有権者には何ともないが、同僚議員にはどうもテレ臭くてよく言えなかったが、「菅さんのファンだからお願いしている」と言って、隣りで電話を掛けている同僚議員から笑われてしまった。私の菅さんへの思いはそんなものである。他に言いようがない。

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-普天間基地問題と北沢防衛大臣の功績- 10.5.31

※ 6月8日菅直人新総理が誕生し、翌6月9日に行なわれた副大臣指名で、農林水産副大臣を拝命しました。それ以前にブログの原稿は書いていましたが、鳩山総理の辞任・菅新総理の誕生・農水副大臣の就任に伴うドタバタでアップが大変遅れてしまい、読者の皆さんにはご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。遅ればせながら、原稿2本アップさせていただきます。


<東奔西走の激務防衛大臣>
 北沢防衛大臣は激務である。歴代防衛大臣の中でも、ここ数十年の間で最も忙しい大変な大臣になっている。
 5月21日(金)、帰長のあさま車中で久しぶりに同席し、諸々の懸案を話し合った。二人とも初めて招かれた土地家屋調査士会の会合に出席するため、私の場合はいつもよりずっと早い列車だった。
しかし、北沢大臣は翌22日(土)に官邸に呼び戻され、普天間基地問題の関係閣僚会合が開かれ、24日(月)にはゲーツ国防長官との日米合意の交渉のため急遽訪米した。
そこで、6月5日の韓国軍の哨戒艦沈没事件に関する日米韓3カ国の防衛大臣会合(シンガポール)も決められた。27日(木)には、28日(金)の普天間基地問題について安全保障委員会の審議に間に合わせるため帰国し、時差調整もつかない間に9時から14時までに4時間15分の集中審議である。
29日(土)に信濃教育会の会合での挨拶は風邪により声がつぶれていた。傍らでみていると、なんとか支えないとならないという気持ちがますます強まってくる。

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2009年11月25日

相変わらずの「日程国会」に振り回された中小企業金融円滑化法 09.11.24

<波乱国会の始まり>
 19日(木)の深夜国会について好意的な論調はほとんどどこにもみあたらない。玄葉光一郎財務金融委員長の解任決議案が出され、それに続いて松本剛明議員運営委員長の解任決議案も出され、19日の本会議は久方ぶりの深夜2時までに及んだ。その引き金を引いたのは、解任決議案を出された玄葉委員長ではなく、会期内に法案を通さなければならないと日程に追い詰められた民主党国対の方針に他ならない。

<野党も賛成する亀井法案>
 亀井金融担当大臣が早くから中小企業を助けるために3年くらい借金の返済を猶予してもいいではないかということを言い出し、金融庁が法案を急いでいた。筋としては正しいので、野党でも反対できない法案であった。金融業界はやることはやってあるし、政府にそんなことまで介入されては困ると主張し、中小企業のほうは法律ができると返済猶予の大儀が立つのでやってほしいということで意見が分かれていた。その結果モラトリアムとか返済猶予とかいうどぎついものではなく、貸付条件の緩和という形で無難な法案となった。

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2009年11月11日

民主党の政策論議の場づくり-09.11.11-

 連日、民主党が打ち出す「政治主導」の記事が新聞を賑わせ、支持者の方からも、「民主党になって、毎日の新聞を読むのが楽しみになった」などとお褒めの言葉をいただいている。我が民主党にご期待くださる事に対しこの上ない感謝の思いでいっぱいである。しかし、新聞やニュースの華々しい報道とは裏腹に、過度に政治主導を掲げ、政府の力を強調するあまり、地元からの声や党内の議論が消えかねない現状が見え隠れしている。

<NHKニュースウォッチ9の報道>
 10月19日(月)に放送された、NHKのニュースウォッチ9は、内閣入りした政務官と地元の声の反映に苦慮する議員という2つの異なる角度から放送された。政務官の部屋で仮眠をとる疲れきった姿が放映される一方、私は松代真田十万石祭りに参加している姿で、まさに小沢幹事長がいう「内閣に関わらない議員は地元で選挙活動をすべし」を地でいっており、閣外の議員の意見が政策に反映されなくなっている状況を放送していた。余談だが、実際は私も例の亀井大臣のモラトリアム法案がかかる財務金融委員会の筆頭理事で忙しなのだが、そこはテレビ編集の味付けということであろう。

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2009年10月18日

我が農政の友、中川昭一元財務・金融大臣の若い死を悼む-09.10.18-

<超多忙の9月中旬から10月上旬>
9月中旬から、10月上旬にかけて私は大忙しであった。前々からの長野市長選の候補者選びが一つ、次に、読売新聞が長野2区の下条みつ衆議院議員のことをいろいろ書いて、その延長線上で私のところにも取材が来だした公設秘書給与寄付問題。私は、マスコミ10数社に膨大な時間をさいて対応した。それから、9月29日に財務金融委員会の筆頭理事を命じられ、その関係の会合が2日ほどあったほか、関係省庁からの説明等に時間をとられている。

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2009年09月27日

外交と政権交代 -09.09.28-

<無難な鳩山外交デビュー>

 鳩山首相の英語は今まで一度も聞いた事がないが、今回はじめて耳にした。鳩山首相は8年間アメリカ名門スタンフォード大学に留学していたが、やはり20代後半からの留学で、アメリカ人並みの発音にはならないのだろう。私の長野弁丸出し(パリ時代の娘の評価)の発音と大差なく、日本人には大変親しみの持てる英語だった。微妙な二国間の首脳会談は通訳付きだが、演説はすべて英語だったようで、これも1990年比、25%CO2削減の内容とともに好印象を与えたと思われる。
顔付きも、幹事長時代のどちらかというと、にやけた顔つきから、きちんとした顔に変わり、日本のHatoyamaを世界に印象づけられたはずである。デビューとしては上出来で、ホッとした。
 幸(みゆき)夫人のデビューもマスコミを賑わしたようだが、外国メディアがどのように扱ったか興味が湧いてくる。元宝塚とか、テレビに映る仕種は堂に入っていた。並みのファーストレディではない。
首脳の出る会合はセレモニー的要素が強く、すぐ影響が出てくるものではないが、多分、日本初の政権交代が、少しは安心して迎え入れられたことは間違いない。アメリカをはじめとする世界各国ともホッとしただろう。

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2009年09月15日

鳩山長期政権を望む - 自民党を立て直すために10年は必要 -09.09.14-

<危険な「一度はやらせてみよう民主党」>

民主党は圧勝したが、国民は自民党があまりにだめなので、一度くらい民主党にやらせてみようと思ったというのが現実であろう。何も民主党を熱狂的に支持したわけではない。しかし、これが曲者である。私自身参議院選挙の折に、15道府県を応援して歩いた時「一度はやらせてみよう民主党」「小沢一郎、一度はやらせてみよう、内閣総理大臣」ということを言って聴衆を湧かせていたが、今はしまったと思っている。標語としてはいいが、実は一度民主党が政権をとっただけでは日本の政治はよくならないのだ。

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2009年09月07日

初の小選挙区当選と民主党の船出-09.9.7-

<早すぎる当確>
8月30日、午後8時、TVに早々と「当確」が出て、すぐさま万歳三唱となった。前は二度とも比例復活で、当選が決まったのは日付が変わってからだった。支持者の皆さんからは、眠いので当日中に当選がわかるようにしてほしいと冗談半分ではっぱをかけられてきたが、投票締切と同時に当選とは思わなかった。

<民主党への期待>
選挙期間中、ずっと「3度目の正直で小選挙区当選」をお願いし続けた。今回の選挙期間中は、遊説カーによる街頭演説や小規模な個人演説会により、多くの有権者と直接触れ合う機会をもった。「政治を変えてほしい、何とかしてほしい」という期待が伝わってきた。
やっと念願が叶い、政権交代も一気に実現されることとなった。16万票を超える方々に私の名前を書いていただいたことに深く感謝するとともに、身の引き締まる思いである。

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2009年08月17日

政権交代でしか実現できない日本がある-09.08.17-

長野を変えます。政治を変えます。日本を変えます。
自民党政権下では前年を踏襲した予算が組まれ、国民が今、本当に必要なところにお金がまわっていません。
民主党は必要なものは増やし、そうでないものは削る。
明確な基準で全てを組み替え、あなたの暮らしを良くします。

<5つの約束>

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歴史的選挙を迎えて-09.08.17-

<もういくつ寝ると投票日>
待ちに待った第45回総選挙である。
 解散後に会った菅直人代表代行は、「『もういくつ寝ると投票日』の感じで、指折り数えて投票日を待っている」と素直に言った。何度も途中でこけた政権獲りの失敗を思い起こしたからであろう。かくいう私もまた、4年前の悪夢が甦ってきて不安であった。7月28日、マニフェスト案が500人の報道陣の前で鳩山由紀夫代表により公表された。そして、それらしきこと、すなわち「米国との自由貿易協定(FTA)の締結」という文言が入り、その夜から私の携帯電話は、同僚議員、日本農業新聞の記者、農業関係者からの問い合わせ(?)で鳴りっぱなしだった。大打撃である。これについては後述する。
 これ以上のことが起こるのではないかと心配していたが、8月17日までは今のところ大過はない。代表の発言がブレたとか報じられているが、政権与党にならんとしているからといって何もかもきちんと決まっているわけではない。マスコミの突っ込み過ぎである。

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2009年06月24日

鳩山総務大臣辞任はいびつな郵政民営化に原因あり-09.06.24-

<片手落ちへの世論の反発>
世の常は喧嘩両成敗である。
 ところが、麻生首相は、片方の鳩山総務相のみを切った。形式上は辞任だが、実質上は罷免である。更迭ともいわれる。その結果、国民の眼は節穴ではなく、内閣支持率が大きく下がったのは当然である。麻生さんは、人柄がよく誰の意見も聞いてしまう人だと鳩山総務相は庇った。委員会質疑を通じたわずかな付き合いながら、私もその点は全く同感である。答弁は正直で率直だった。しかし、ずっと支えてくれた側近中の側近を突き放すのは、私の信条に反する。それよりも何よりも、これまでかんぽの宿売却問題を放置しておいた優柔不断さは、トップリーダーとしての資質の欠如としか言いようがない。

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2009年06月12日

河村たかし名古屋総理(?)の行末-09.06.12-

衆議院第一議員会館538号室の隣が、河村たかし先輩代議士の部屋だった。同い齢、名前も一緒、共通の友人がいる偶然がすぐわかった。
 騒さい隣人はすぐ「おみゃぁ、国会議員年金廃止議員連盟に入らんといかんぞ」と用紙を持って訪れた。年金問題を巡り、既に週刊誌等マスメディアで報じられており、私もよく承知していたので、すぐ二つ返事で「いいですよ」とサインした。

<議員年金廃止の言いだしっぺ>
 「おみゃぁえらい、なんもよう聞かんとすぐサインをしたのははじめてじゃ」(何分、変な名古屋弁なので、正確ではないかもしれないが、まあこんな言い回しだった。)
 それからは、気に入ったとかで初対面の私に5回連続当選するための秘訣とやらを延々と1時間以上のたまわった。自転車に旗を立てての選挙運動、バス旅行での有権者との語らい等押し売り説教であり、TVタックルの乗りそのものであった。もうキャラクターとして定着してしまっているのだろう。

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2009年04月24日

日本の従属的態度とカナダの独自政策  国会質問報告 在沖縄海兵隊グァム移転協定 2回目  09.04.24

 前回、同協定について4月3日の第一回目の質疑については報告したが、その後、外務委員会で6日(月)沖縄米軍基地の日帰り視察を行い、8日(水)に参考人質疑を行った。
 続く4月10日(金)に二回目のこの協定について質問を行ったので、その要旨について報告したい。

【米軍の抑止力】
 前回の外務委員会の参考人招致で、他の委員が「同協定により、日本の駐留米軍8千人がグァムに移ることになる。抑止力が落ちてしまうのではないか」 財団法人平和・安全保障研究所理事長 西原正参考人に質問をした。「韓国の軍隊の能力がアップした、対して、北朝鮮の軍事レベルがダウンした。だから心配ない」と返答であった。しかし、これはおかしな話である。相当なお金を日本の防衛力にアップにつぎ込んできている。だったら日本の防衛力がアップしているからアメリカに頼らなくてもよくなったのだという返答があっても当然なはずだ。この点について中曽根外務大臣、北村防衛副大臣にも質した。しかし、答弁はこの事実を認めず、あくまでも日米安保のもと引き続き米軍の抑止力を維持するというあいまいな返答であった。

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2009年04月03日

危機打開の幻のしのはらシナリオ(?)-09.04.03-

 私はこの問題が起きてからすぐ、この突発的な難問をどうやって乗り切るかということを考え、頭の整理のために一枚紙を作成した。タイトルは「攻勢防禦のための小沢代表辞任」サブタイトルは“代表は置かず、菅代表代行が小沢代表復帰まで代表を続ける”というものである。遅すぎたかもしれないが、以下に紹介しておく。今後の民主党の対応とだぶってくるからである。

<一旦辞任>
 解説をすると、遅くとも3月24日の大久保秘書の拘留期間の切れる日、つまり起訴を決める日前には代表をひとまず辞任。(この点では残念ながら最初の辞め時を失っている)。こうすることにより、政権入りしている二階、山口、加納の3名の辞任は必至となり、更に、森、尾身、藤井といった自民党議員にも矛先が向けられるようになる。もうすでに新聞報道されているが、二階ルートにも検察の手が伸びている。

<代表代行ですます>
 但し代表は置かない。菅代表代行が文字どおり代表代行を務める。つまり、小沢代表を実質的なトップとするが体制は維持し、大久保秘書が無罪となった場合は小沢代表に復帰する。

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2009年03月31日

政治を動かすのは検察ではなく国民だ-09.03.31-

<誰もが口をつぐむ>
3月3日の夕方、新幹線あさま号の中で、小沢代表の大久保秘書が逮捕されたということを聞いた。それ以来、一週間ブログに何も書かないというのはけしからんとお叱りも頂いたが、自制していた。3月4日の信濃毎日新聞には私だけのコメントが載り、他の4人の長野を選挙区とする議員のコメントは載っていなかった。こういった場合はコメントを差し控えるのがルールなのだそうだ。同僚議員のブログも何を書いてあるか見てみたら、皆遠慮してほとんど書いていなかった。私も民主党の一員なので、こういう一大事について軽々しくメルマガやブログを出すのを控えていた。しかし、ここで27日の小沢代表の代議士会参議院総会での説明、お詫びの言葉で決着したのでこの問題について触れてみたい。

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2009年03月16日

3月10日の小沢・菅の3連ポスターへの張り替え-09.03.16-

<倫選特の民主党筆頭理事>
私は、今、外務委員会と倫選特(政治倫理及び公職選挙法の改正に関する特別委員会)の2つの委員会に所属している。後者は筆頭理事である。だから、公選法は、まさに私の委員会、倫選特の担当だが、ゴチャゴチャの問題ある法律である。20年前と比べると、選挙に金がかからなくなり(かけられなくなり)、私のような者まで国会議員になれるようになったのは、改正の成果である。その時々の問題を解決すべく何度も改正されてきたので、あちこちで整合性がとれなくなりつつある。

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2009年02月24日

-また迷走の麻生政権-09.02.24-

<低調な予算委論戦>
予算委員会が佳境を迎えている。1月5日開会したものの、第2次補正予算案が先に審議され、更に政府与党がやたら焦って審議を進めようとするため度々紛糾している。今シーズンは民主党的な切り込み部隊を重用しており、やたら追求的な質疑応答対応に終始している。全閣僚が出席する予算委としてはいただけない状況である。はっきり言って論議が低調である。この未曾有の経済危機をどう乗り切るかについて、建設的な議論はほとんどなされていない。
 政府与党は予算を一日でも早く通し、二次補正予算に関わる予算関連法案も通し、景気対策を早く実行したいという。しかし、我党は景気対策の重要性はわかるとしても第二次補正予算案、特に定額給付金について反対している。予算案については審議がいつもの半分ぐらいしかされておらず、とても通せる状況ではない。

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2008年12月10日

沈み行く船、麻生船長の自民党丸 08.12.10

<驚くべき世論調査>
12月8日、朝日新聞・読売新聞の一面に麻生内閣支持率の世論調査記事が掲載されました。朝日新聞では麻生内閣の支持率は22%で、前回調査(11月8、9日)の37%から急落しました。総理にふさわしいのはどちらかという問いには麻生氏30%(前回49%)と大きく下がり、小沢氏の35%(同23%)が初めて上回りました。読売では、支持率は20・9%(40・5%11月)、麻生氏29%(50%11月)小沢氏36%(22%)とほぼ同様の結果がでました。8月の読売新聞世論調査結果では、福田内閣が支持率28・3%でしたが、それを更に下回る驚くべき結果です。
併せておこなわれた、定額給付金を含む追加の補正予算案の提出を来年1月の通常国会に先送りしたことについては、納得できるが23%に、納得できないが60%と大きく上回る結果が出ており、今回の補正予算の先送りが、麻生内閣が予想していた以上に国民の期待を裏切る結果となったと見られています。当然、この結果のままでは次期総選挙で自民党が下野することは避けられぬと、自民党内で大きな動揺が広がっています。

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2008年11月20日

オバマ新大統領の誕生(日米同盟編)-08.11.20

 ブッシュ大統領は、超保守主義的な考え方を取り入れ、ネオコンと称される人たちの主張に従い、アメリカ社会に亀裂を作ってしまいました。これを分断とオバマは攻撃しアメリカを統合すると盛んに演説していました。格差社会が生じこれに嫌気がさした国民が支持しなくなり、ネオコンの人たちもほとんど政権を去りました。ブッシュの支持率はついに20%近くに下がってしまいました。

<ブッシュの失政>
 外交面ではアメリカの一極支配という状況の中で、武力行使を行い世界の信頼を失い嫌悪感を広めてしまいました。イラクがその好例です。大量破壊兵器があるとうそを言い、攻撃しました。オバマ新大統領は16ヶ月以内にイラクから撤退すると公約し、大統領になりました。
経済政策についても、ブッシュは新自由主義とやらで、カジノ資本主義、金融資本主義を地で行く政策をとりました。挙句の果てにサブプライムローンで、金融がガタガタになり、現在の世界的な不況の原因を作ってしまいました。もはやドルが基軸通貨として大きな顔は出来なくなりました。
かくして、軍事面でも経済面でもアメリカの一極支配は終焉を告げたといってもいいと思います。

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2008年11月17日

オバマ新大統領の誕生(選挙編)-08.11.17

<アメリカ民主主義の真髄>
 アメリカはやはり民主主義の国でした。2人のマイノリティである女性のクリントンと黒人のオバマ。両民主党大統領候補の指名争いで過熱したアメリカ大統領選は、史上初めての黒人大統領の誕生で終止符を打ちました。
 アメリカ大統領選については、本国アメリカよりも日本国民のほうがより高い関心を示していました。最近の世論調査は精度が高くなっていますが、日本では83%の人が興味あると答え、アメリカは80%でした。新聞が東南アジア諸国のことにはほとんど触れずに、アメリカについてはたくさん書くためもあります。日本国民はアメリカがくしゃみしたら、日本が風邪をひくということを知って、アメリカ人以上に関心を持ったのかもしれません。

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2008年10月20日

迷走する解散カレンダー 08.10.19

<若手ほど早い事務所開き>
私は、10月4日に事務所開きをしました。10月3日解散、10月26日投票日という説がまことしやかに流れ、新聞の1面トップを飾り、皆それを信じていました。しかし、今や、11月18日公示、11月30日投票日という説が再びまことしやかに言われています。選挙に弱い若手議員が早く準備をしなくてはと事務所開きをし、選挙に強い中堅ベテラン議員はしていません。選挙ではいつも、このような皮肉なことになります。
麻生新総理は「解散権は私にある、私が決める」と言っていますが、決められないでいます。あまりにも「私が決める」と言ったがために、墓穴を掘っているような気がします。憲法・国会法上は、解散権が総理にあっても、総理が国会議員の中から選ばれ、国会議員が国民の投票によって選ばれることを考えれば、民意を無視して勝手にきめるということはできないはずです。

<麻生総理のフライング>
麻生総理は、総理としての重大な禁を犯しました。総理になる前に原稿を書き、文藝春秋誌上で、臨時国会冒頭解散を活字で公言しました。一国の首相としてあまりにも軽はずみなことではないかと思います。総理の軽口は、小泉純一郎総理以来、あまり驚かれなくなりましたが、かつての三角大福中といった総理たちは、こういったことは絶対にしなかったに違いありません。日本の政治家が小粒になり、軽くなったような気がしてなりません。その反面、親しみが持てるということが言われていますが、親しみが持てるということと軽口ということは別だと思います。

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2008年09月30日

小沢内閣名簿で08年総選挙を勝利する08.9.29

<政権選択選挙>
 次の総選挙は政権選択選挙になるといわれています。麻生内閣は明らかに選挙を意識して組閣されています。今まで、政権交代、政権交代と民主党は言ってきましたが、次の総選挙こそその絶好のチャンスですが、国民に、民主党が政権を担ったらどういう政策を打ち出すのかをマニフェストで示さねばなりません。次に重要なのは、それをいったい誰が担うかということです。つまり、小沢内閣の布陣に関心がいきます。

<03年11月の幻の菅内閣名簿>
 私が初めて民主党に参画した2003年の秋の総選挙で、当時の菅直人代表は投票日の4日前、テレビ朝日の報道ステーションで組閣名簿を発表しました。その日のことはよく覚えています。なぜかというと、菅代表が突然私の応援に来てくれた日の出来事だったからです。総選挙の後半4日程は日程を空白にし、僅差の選挙区に訪れることになっているのだそうです。一日目に新潟の西村智奈美、菊田真紀子、長野の下条みつ、そして私と続け、午後6時のあさまで上京し、その後、テレビ朝日に直行したそうです。
ただ、総選挙が終わった後、私は選挙についての建白書をまとめ、「総選挙投票日の4日前の発表ではあまりにもとっぴすぎた感がする。どうせするなら、もっと前に正々堂々と、自分たちの政策はこういうメンバーで実行すると示すべきだ」ということを提言しました。
 今回の党大会で小沢代表は無投票で当選され、党の執行部は選挙も近いということで全員再任されました。ただ、ネクストキャビネット(NC、次の内閣)のメンバーについては、政権選択の選挙でもあり、いままで以上に注目もされているので、自分に一任してほしい旨の発言がありました。私はこれについては大賛成です。政権選択選挙です。マニフェストと同時に、誰がそれを実行するかということも示すべきなのです。

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2008年09月17日

劇場型選挙の悪夢再び -3匹目のどじょうを狙う自民党-08.09.17

私は、このブログや取材の中でも、「小沢代表で当然行くべきである。ただし、選挙をやらないのはよくない。第一の理由としてサポーターに代表を選ぶ権利があるといいつつ、さっぱりその権利を行使してもらっていない。二番目に、党首選はマニフェストあるいは公約を知ってもらう大きな機会で、党首選をやればマスメディアが当然報道せざるを得ない。ただで宣伝してもらえる機会を失ってはならない。3つ目には、自民党は相当激しく総裁選をやるであろうから比べられると困る。」と述べてきました。(週刊ダイヤモンド9月6日記事)

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2008年08月13日

古賀自民党選対委員長の任期満了選挙発言の真意 08.08.13

<都議選で国政日程が決まる不思議>
 内閣改造が終わり、解散総選挙に争点が移っています。不思議なことにこの大事な政権交代になるかもしれない解散総選挙をいつやるかということについて、常に出てくるのが東京都議選です。公明党にとっては負けられない大事な選挙だから、それよりも数ヶ月前に国政選挙が終わっていなければならないという理由で、公明党は年内及び年始、通常国会冒頭の解散を強く主張しています。そして公明党の支援がなければ当選できない100人あまりの自民党議員がいるため、自民党はそれにひっぱられているという状況です。
 どこの新聞も政治評論家もマスコミも指摘しませんが、国政選挙がいかに首都とはいえ、東京都の都議会議員選挙との兼ね合いで考えられ、かつ一政党の都合で決められるというのはもっての他だと思います。公明党と自民党が与党連立政権ということで、色々政策について影響しあうというのは当然のことだと思います。もちろん少数政党の公明党がリードする場合もあってもいいと思います。しかし、次の臨時国会の招集日、それに続く解散選挙に関することまでは、公明党の都議選の絡みというのは度が過ぎており、本末転倒とはこのことかと思います。景気対策やテロ特措法の延長等難問が山積みの臨時国会ですし、国民の総意を問う選挙です。国政をどうするのかということが優先されなければなりません。

<公明党は平和と福祉の党に戻るべき>
 最近の公明党、ずっと政権与党にいました。気をつけなければならないことがあります。今まで自民党と一緒になったあるいは、自民党の政権維持に協力した小政党で今も生き残っている政党は一つもありません。社会党しかり、自由党、保守党、皆なくなりました。そういうジンクスがあるということも肝に銘じてもらわねばなりません。
 公明党の主張には非常に共感を持てるものが多くあります。正直言いますと我が民主党の政策には、これは理想に走りすぎ、というものがありますが、公明党の政策をじっくりみると違和感を覚えるものはほとんどありません。
公明党が本当に平和と福祉の党であるならば、公明党は立派な政党として生き残っていけます。日本の政治を変えるためにも公明党が立党の原点に返ることを望まずにはおれません。

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2008年03月19日

緊急報告:日銀総裁人事の迷走08.03.19

3月18日夜記
<元財務次官提示の予測>
 私は、毎月曜日、7時45分から8時15分 長野駅前で街宣しています。3月17日の朝はまず、民主党の主張する、財政と金融は分離しておかなけばいけないという一般的理由を説明し、混迷する日銀総裁人事に触れました。
次に、今日か18日には総裁候補どなたかの名前が提出されるだろうが、自民党のいつもの手口からして、民主党がまた再びNOと言わざるを得ない人をぶつけてくるのに違いない。一番ありえるのは、違う財務省の次官経験者ではないか。それは適任とか不適任とかではなく、目的は民主党を再び困らせ、拒否させることにあると予測しました。

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2008年01月23日

解散総選挙の見通し08.01.23

<4つの解散時期>
解散総選挙については、2007年の年末というのが一番早く取り沙汰されました。二番目が、一月上旬の新テロ特措法の再議決に対して、民主党が問責決議案を出し、それに応えるかたちで衆議院解散総選挙。しかし、この二つともありませんでした。次に予想されているのが、3・4月です。予算が可決され、予算関連法案、特に租税特別措置法で問題になっている暫定税率の維持に民主党は反対することになっています。予算は衆議院の先議・優先が認められていますが、法律は対等です。ですから参議院で否決されたら、これを通すには新テロ特措法と同じく衆議院は三分の二の議決をしなければなりません。いわゆる日切れ法案で、3月31日までに租税特別措置法が通らなければ、4月1日から暫定税率が廃止されることになります。その結果は民主党が言っているとおり、ガソリンが1ℓ当たり25円下がります。そのすったもんだの際に解散総選挙というのが言われています。そして4番目は洞爺湖サミットの後ということで、秋とも言われています。

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2007年11月28日

党首会談・大連立・小沢辞任撤回騒動について(その4)07.11.28

<大阪市長選の民主党の勝利>
有権者は非常に正直ではないかとつくづく感じました。福田内閣発足後、最初の大きな首長選挙で、民主党が勝利しました、北九州市・福岡市の市長選から始まって、民主党が対抗馬を立てた主要な首長選は勝利しています。参議院選挙のように、一人区 農村部で民主党は相当支持を得ていますが、都市部の支持も前回の小泉劇場の選挙から比べると、着実に回復しているのではないかと思います。

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党首会談・大連立・小沢辞任撤回騒動について(その3)07.11.28

<小沢代表記者会見>
ナビゲーターの着いた車ですので、私もちらちらテレビの記者会見を見ながら支持者訪問を続けました。小沢さんは口下手です。ああいう時はいつも紙に書いてきてでっかい声で読み上げます。いつものスタイルです。しかし、ちょっと違うなと思ったことがあります。身柄を党の幹部に預けたというので、これは撤回の余地があるなと直感しました。
 詳細は省きますが、私もそれなりに関係者にTELやFAXをしました。そして、やっと撤回し、収まりました。新聞・メディア批判はおやと思いましたが、自らが連立をしかけたといった報道に余程腹に据えかねたのでしょう。

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2007年11月16日

党首会談・小沢辞任・撤回騒動について(その2)07.11.16

(鹿野道彦さんの警告)
 鹿野さんは羽田さんやその他の自民党の皆さんと一緒に、清和会(旧安倍派)にいながら自民党を飛び出し、非自民を貫き通している方です。私の政治のご指南役の1人です。重要な場面になると山形からいろいろ電話がかかってきます。鹿野さんは当然党首会談を心配しておられました。例えば二度目の会談などさせるな。小沢さんは必ず連立の方に傾いていく。危ういから、菅代表代行か山岡国対委員長を必ず同席するようにしろと、11月1日(木)に電話してこられました。

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2007年11月11日

 党首会談・大連立・小沢辞任撤回騒動について(その1)07.11.11 

 この件についてはいろいろな皆さんから叱咤のメールやお電話をいただきながら、きちんとお答えせずにすみませんでした。せっかく政権交代で民主党政権というムードが盛り上がっている中に、大きなダメージになってしまったのではないかと思います。
 私は、実はこういうふうになるのではないかと途中から危惧しておりました。この件について簡単に、私の考えを述べさせていただきます。

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2007年10月01日

小沢民主党の後を追う福田自民党、挙党一致体制のぶつかり合い07.10.01

9月25日記

 今日の福田さんの人事をみて、前原体制から小沢体制へのバトンタッチを思い出しました。
 <前任の人事をほぼ踏襲>
 2006年4月、前原さんの辞任表明を受け、4月7日菅さんを破り代表になった小沢さんは、意外な人事をしたのです。国対の一部を除き、全員留任というアット驚く人事にしたのです。
 今回の安倍さんの突然の辞任表明を受けた福田内閣もほぼ同じ手法をとりました。党役員は交替させたものの、ほとんど一緒の布陣でした。

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2007年09月28日

許し難い国会軽視―今国会こそ政策議論ができる!―07.09.28

9月14日記

<遅いお詫び>
安倍さんはやはり未熟だったのです。しかし、選挙の顔として自民党が選んだのです。『安倍総理へのお節介アドバイス』(篠原孝ブログ8月24日付)に書いた通り、自民党は選挙だけを考えた党首選びにかこつけていたのですが、やっとそのことに気付いた福田政権誕生で、少し風向きが変わりました。

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2007年09月13日

安倍総理の突然の退陣表明 と 政治の停滞07.09.13

9月12日記

私が秘かに恐れていることが起きてしまいました。
 確かに安倍内閣は問題でしたが、今弁解する側の立場に立てば、政府与党が一旦選んだ内閣です、そう簡単にすげかえるべきではありません。勿論、参院選の結果をみての退陣は一つのタイミングでした。ところが、本人が続投を表明し、それを与党が認めたので、野党は、それに従うしかありません。
 ですから、私はきちんと民主党の政策議論を受け止めることのできる内閣になってほしいという願いをこめて、安倍総理への組閣のお節介アドバイスをブログに書き留めました(篠原孝ブログ 8月24日付)。

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2007年08月15日

迷走する自民党政権:民主党政権への期待 07.8.5記

<憲法より生活重視>
 自民党の不人気のあおりを受けて4つ議席を減らした公明党の太田代表は、選挙、安倍首相に注文をつけたそうですがその気持ちがよくわかります。
要するに、安倍首相は思い上がりええかっこしすぎたのです。自分こそ日本の将来のことを考えている、といった不遜な態度には私はとてもついていけません。
 憲法改正など国民は大した関心もないのです。教育基本法しかり。安倍内閣は自分の好きなことだけは押し付ける「おせっかい内閣」でしかありません。国民の声を汲み取って応える姿勢に夥しく欠けたのです。その極め付けが、大敗にもかかわらず平然と続投することです。

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篠原孝の偏り参院選選挙総括 07.8.3記

選挙総括が大変遅くなってすみません。
山形県を拠点とする全国応援、羽田雄一郎候補の最終街宣、当選祝い、お礼挨拶廻り
等で机に向う暇がなく遅れてしまいました。気が付いたまま書きますので、参考まで。

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2007年08月11日

【農家の大半が支持した戸別所得補償】

選挙期間中の7月11日、日本農業新聞は世論調査結果を一面で報じました。農村部でも内閣不支持が上回ったことがトップニュースでしたが、おやっと思ったのは品目横断的経営安定対策で例の「4ha以上の農家のみに直接支払を集中、さもなくば20haの集落営農」が22.8%しか支持されず、逆に戸別所得補償が53.8%も支持されました。この差がそのまま民主党へ大量の票の流れとなったと思われます。今まで自民党とその候補の名しか書いたことのない人達が民主党とその候補に投票したのです。だから、東北、四国で非自民(民主党)が全勝し、1人区26勝につながったのです。

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【タラレバ若林農林水産大臣】

政治の世界でも、どこの世界にもタラレバをいいだせばキリがない。しかし、私は今回の一連の農林水産大臣の退任劇をみるにつけ、最初の安倍内閣の組閣でより農政に精通した若林正俊農林水産大臣が誕生していたら、こんな混乱はなかったのではないかとつくづく悔やまれます。それは、松岡さんも農林水産行政を真剣にやってこられましたが、農林水産省の金融課長、農政課長を歴任されるという超エリートコースを歩まれた若林さんの方が、農政通という点でも、政治キャリアからしても、上だと思います。

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【痛手を負った自民県連が敗因を指摘─民主党の地方重視策(農家への戸別所得補償)】

年金にやられた、閣僚の政治と金、閣僚の不規則発言等、自民党の大敗の原因が列挙されます。そうした中で、日経新聞が自民党の県連を対象に敗因を調査したところ7割が、民主党の地方活性化策にやられたと答えたという。そして惨敗続投の安倍首相に地域格差是正、地方活性化策をしてほしいとしています。(8月4日朝刊)

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2007年02月07日

政治の世界の競争原理不足 07.01.20記

― 日本JC・看護協会から民主党全国区への出馬の意義 ―

<歯止めのない自由競争の矛盾>
競争原理を前面に押し出したのが、小泉・竹中・ホリエモン路線である。私は、あまり好きではないが、事業への新規参入などは賛成である。しかし、すべてに当てはめようとするからおかしくなる。昨年(10月30日放映)のTVタックルでも、隣に座った松原聡東洋大学教授があまりに自由競争、規制緩和ばかりいうので、ビートたけしが「それで何でもうまくいくんなら、何でヒロポンも麻薬も自由にしないんだ」とわめいた。放映時間の倍以上収録し、筋書きに沿って編集され、私の発言もカットのオンパレードだったが、たけしの過激発言も当然カットされていた。

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2007年01月10日

安倍の前原化現象の予感 新年寄稿版07.01.01記

<仲良し内閣の危うさ>
安倍内閣の閣僚の一つの特徴は仲良し側近の重用だろう。全員は政治経験が浅く、ご指南番が必要というのに何たることかと首もかしげたくなる。政権政党の自民党が、経験も不足、力も不足、タカ派そのものという危険満載の安倍総理になるのは傍から見ていてもハラハラする。国民は小泉で刺激を受けすぎ、もう普通の政治家では関心も持たず、支持もできなくなってしまっている。
<長野建設新聞 新年ご挨拶の寄稿に掲載>

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2007年01月04日

民主党幹部の三人三様 07.01.01記

小沢一郎代表は、今政治生命をかけて参院選勝利に向けて一人区行脚を行っている。
<小沢代表の価値観>
次の内閣農林水産担当として近くで接すると、改めてその合理的な考えと自らの論理・信念への強い自信・こだわりに感心させられる。岩手の米作地帯水沢で育ち、農業・農村にはことのほか思い入れが強い。47歳にして全盛期の自民党幹事長となって以来政局の人となったが、元はと言えば、ベトコン議員であった。その小沢は、消防団の組める地域社会、つまり相互扶助・ボランティア精神のある健全な日本社会を維持するために農家に戸別所得補償をすべきと主張する。
<株式会社長野経済新聞社(建設タイムズ新春特集号)に掲載>

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2006年12月15日

【安倍の前原化現象の予感】

                                                 2006.12.15
本会議の前に脱稿

<仲良し内閣の危うさ>
安倍内閣の閣僚の特徴の一つは、総裁選の論功行賞と、もう一つ仲良し側近の重用だろう。前者は全得票の7割の支持を受けるという圧倒的勝利をおさめる中ではあまり意味がない。後者は政治経験が浅く、ご指南番が必要というのに何たることかと首もかしげたくなる。確かに民主党にとっては安倍内閣が危うい方が、早く政権交代のチャンスが訪れて結構なことだが、一国の命運を握る内閣がこのような宴の後の人事や仲良しグループの同窓会でよいのかと心配が募る。

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