インターン John(ジョン)の紹介

私の東京事務所には、昨年11月、当選祝いに来られた磯浦さん(小島慶三元参議院議員の政策秘書)が見るに見かねて手伝いに来てくれました。そして、そのまま1月いっぱいいていただきました。それからは、妻が政策秘書、そしてもう一人の公設秘書で芳野正英君(30歳)がいます。他の事務所からは2人とも大変能力の高い秘書と羨ましがられておりまして、露骨にスカウトしてくる所もあるくらいです。

そして、時には高校の友人の娘さん(大学3年)と私の長女(大学2年)が手伝いに来てくれます。 他に昭和女子大の首藤宣弘教授(元職は毎日新聞論説委員)から依頼され、2週間インターンを引き受けました。字もきれいできちんとした女子大生で、党大会では民主党のVIPと写真 を撮り喜んでインターンを終えました。インターンはとてもよい経験だったらしく、「20歳になったら必ず投票に行く」と言ってくれました。

そこに、9月1日よりアメリカの大学から24歳の好青年John Balzano(ジョン・バルザノ)がインターンで加わりました。名前からおわかりの通りイタリア系で小柄です。中国語が大変よくでき日本語も相当できるという秀才で、飛び級しているため、今ワシントン大学(ミズーリ州セントルイス以下W.U)の日本語コースと東アジア学の修士の学生です。その前にコロンビア大学の日本通の政治学者ジェラルド・カーチス教授の下で学部を終えています。カーチス教授は日本の政治について何冊もの本を書いておられます。

ジョンは私の昔から知る、John O. Halay教授(アメリカの日本法研究の第一人者)の下で、今日本法を学んでおり、その縁で、私のところに12月までいることになりました。 ヘイリー教授は1972年に京大に留学し、私と同じ北川善太郎ゼミ(民法)に所属したので、北川先生に頼まれて、1週間に1度日本語と民法を教えに通いました。その後私が1976年にアメリカ留学した時はシアトルのワシントン大学(University of Washington 以下U of W)の助教授で、U of Wにとどまるように説得されて海洋法を学ぶことになりました。

ところが3年程前ヘイリー教授がU of WからW.Uに移りましたが、再び私が偶然昨年5月World Agriculture Forumの出席のためセントルイスを訪れ、久しぶりに旧交を暖めていました。 そして、昨年11月、私が国会議員になったのを知り、早速教え子を送り込んできたのがジョンです。

9月13日の党大会には、ジョンは運良く鳩山・菅・羽田・岡田と民主党の大物との握手と写真をとる機会がありましたが、アメリカ人には珍しく慎ましやかで緊張の連続だったようです。おまけに岡田代表からは「カーチス教授は民主党のことをひどく書いていてけしからん」と文句を言われ面食らっていました。 今後は長野に連れて行って、民主党の岡田代表の農業視察(9月25日)を見せてやろうと思っています。

ジョンは中国語のほうが得意のようですが、日本語もよくでき、将来カーチス教授やヘイリー教授を凌ぐ大学者になる可能性が大きいような気もします。ただ、本人は、ワシントンD.C.の法律事務所に就職が決まっているので、当面そこで働くようです。

※注 アメリカには、ワシントンの名のつく大学が、ワシントン州に、U of W Washington State University(WASU)の2つがあります。他にセントルイスのW.UとワシントンD.C.にジョージ・ワシントン大学(G.W)があります。

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