予算委員会で初質問

この臨時国会から予算委員会の所属になりました。
予算委員会2日目の10月19日に、早速質問をする機会が回ってきました。
しかも、午前中の総理大臣出席の場で、総理に直接質問ができることになりました
1年生議員が、予算委員会でしかも総理大臣に直接質問できる機会はそうありません。
旧来の年功序列型の自民党と違って、民主党は本当に実力主義だからです。

日歯連事件など政治とカネをめぐる疑惑を同僚議員が厳しく追及したおかげで、委員会室も殺伐とし、持ち時間も若干短くなりました。
今回の質問は国内で行なわれているBSEの全頭検査を政府が見直す姿勢を示したことに対して、その真意を質しました。
「生産者や消費者の多くが全頭検査を見直しに反対しているのに、なぜ全頭検査をやめようとしているのか。アメリカから米国産牛肉の輸入再開を求められたことが理由ではないのか。」という問に対し、答弁に立った小泉首相は「科学的見地からBSE対策を見直していく。アメリカとは関係ない」と冷淡に応えるのみでした。
小泉首相は改革・改革と口では唱えて、郵政民営化に力を注いでいますが、国民の暮らしに直結する分野では、むしろ改革に消極的なようです。
国民の食の安全に対する期待に応えようという姿勢は、残念ながら全く感じられませんでした。

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