あけましておめでとうございます

皆様のご支援をいただき初当選させていただいてから、早いもので一年余りが経ちました。昨年は年初の挨拶もそこそこに、菅代表(当時)と秋田県に農業視察に出かけましたが、これは前日になって急に日程が決まるというこの一年を象徴するようなあわただしい視察でした。

以来、民主党農林漁業再生プランの作成作業、衆議院本会議場での趣旨説明、参院選挙での農村部の応援とそれによる民主党の躍進、その結果全国の農村部の選挙区から民主党の農業政策の講演の依頼が殺到、臨時国会開会後は予算委員として小泉総理に質問、などと1年目から充実した国会活動を送らせていただきました。

これもひとえに、ご支援いただいている皆様のおかげと深く感謝申し上げます。

ただ、日本の現状を鑑みれば、こうした活動だけで満足しているわけにはまいりません。年金問題でも明らかになったように、日本の社会保障制度は疲弊しています。また、地域経済の落ち込みは激しく、名ばかりの三位一体改革では地方自治体の財政再建もままなりません。

小泉総理の「弱者切捨て」「地方切捨て」の政策に対して、民主党は新しい日本の姿を提示して国民に政権交代の必要性を説いていかなければなりません。

12月20日に行われた党大会で、岡田代表は民主党が取り組む最重要政策として『地域再生』を掲げ、こう述べています。

「・・・地域再生にあたり、重要なのが、農林水産業の役割。全国の荒れた森林再生のための民主党緑のダム構想。農業土木依存型の農政から直接支払い制度のへの転換をうたった民主党農林漁業再生プランを進化させる。・・・」

私がいままで目指してきた「第1次産業の復活」による『地域再生』ひいては日本の再生に向けて、志を同じくする仲間とともに本年も真摯に政治に取り組んでまいる所存です。

今後とも皆様のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。

2005年元旦

衆議院議員 篠原 孝

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