イラク特別委員会で初の質問に立ちました

所属するイラク特別委員会では、今まで2回質問の順番が回ってきましたが、いつも問題が発生して幹部に質問を譲らざるを得ず一度も質問できませんでしたが、4月13日に初めての質問に立ちました。

イラクでは、戦争の原因の一つであった大量破壊兵器が見つからなかったばかりか、アメリカの独立調査委員会は「イラク戦争に関しては、情報機関は全ての判断が間違っていた」という調査結果を出しています。

また、イラクでも大統領が決定するなど状況も変わった現在、日本も自衛隊派遣を再度検証し、しかるべき時期には撤退できるような道筋をつけるべきだと町村外務大臣・大野防衛庁長官に質しました。

しかし、町村大臣・大野長官ともに、大量破壊兵器があるだろうと判断した派遣決定当時の政府の判断は正しかった、との従来の答弁を繰り返すのみで前向きな答弁は聞かれませんでした。

この日の質問については、信濃毎日新聞4月14日の朝刊が私の言いたいポイントをうまく伝えてくれました。

英・豪軍に守られなくてはならない自衛隊は駐留の異議はなく、既に13カ国が撤退している今、日本は撤退しないと時期を失うと思います。米・英に組していることがテロを誘発します。一旦戻り、再び本当の復興に手を貸すべきです。

最後は、「まさか東京都議選の人気取りのためにサプライズで撤退とか、外交を政争に使うんじゃないでしょうね」と釘をさすはずでしたが、ちょっと時間がなく、小泉政権の人気云々と言ってしまいました。失敗!

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