鷲沢長野市長総決起集会あいさつ

2005年10月13日

ご紹介いただきました、衆議院議員の篠原孝でございます。
正直なところ、選挙が終わって、ほっといたしているところで、これから選挙をされる方には御同情申し上げます(笑)。鷲沢市長を見ておりますと、よく挨拶でもご一緒になったりしておりますし、市長室に参りますと、大体、私が2割喋り、8割市長が喋って帰ってきております。

〈長野市長の難しさ〉

国会議員と市長さんを比べると大変だなという気がいたしております。
一つは、オリンピックという大イベントがあって、それから立派な市長さんの後、これ、非常にやりにくいんです。私も役人やっておりまして、一番楽なのは、ろくでもない前任の後でして、比べられると、あいつは立派だと言われる(笑)。塚田市長のような立派な方の後は、さぞかし大変だったんだろうなと同情致します(笑)。
それから、もう一つ御同情申し上げるのは、これあんまり言うと何処かでいらいらさせてるんで、良くないと思うんですけれども、かなりユニークな方が身近におられまして、こういった時に市長さんになられるのは、なかなか大変だったんじゃないかという気がしております(笑)。

〈羨ましい三つの利点〉

しかし、選挙終わった立場からするとですね、三つほどいいところがあります。
まず4年に一回しか選挙がないっていうのは、これいいなぁと思います。ぼくなんか一年半ぐらいの間に二回目の選挙をやってます。二つ目は、こういうところ(決起集会)に、参加されているお歴々が全然違います。そうそうたる県会議員の方、国会議員も来ている。もちろん、国会議員は、私はライバルですから来て頂くわけにはいかないですけれども。市会議員がこんなに多く来ていただく。私のところは県会議員一人・市会議員三人しか来てもらえず(笑)、なかなかつらい選挙になるわけですけれども、市長はこんなに磐石な基盤がある。それから、もう一つ、これは、私のごく親しい某市長が言ったんですけれども、「篠原、大変だな、国会議員は、あっち行ったりこっち行ったり。俺は毎日、公費で選挙活動しているようなものだ」と。つまり、いろんなところに挨拶に行くので、市民の皆さんの声を常に聞いておられる。それだから、鷲沢市長は立派になっていかれるばっかりじゃないかと思います。

〈鷲沢市長の優れた三点〉

私が国政の立場から見ておりますと、三つ、鷲沢市長は優れたところがあるのではないかと思っております。
一つは非常にアイデアが豊富だということ。都市内分権ということ、市民の皆さんに定着しているかどうか存じ上げませんが、こういうことをきちんと言っておられるということです。それから市民参加、パートナーシップということ。もう、アイデアが豊富すぎて、たぶん、市の職員はちょっと苦労してるんじゃないかと同情深くいたしますけれども(笑)、そのくらいの方が市長はいいんだろうと思います。二つ目は、ずくのある市長ということ。市長になるとですね、ふんぞり返って車に乗って何にもしないでおられます。皆さん、見ておられるかどうか、私はちょこちょこ見てまして、今日も虎の巻に持ってきてありますけれども、これはメルマガからのプリントアウトです(手にかざしてみせる)。私はなかなか長野市の実態を、ちゃんと見れない。ところが市長さんのメルマガから長野市の問題を見ることが出来る。これを市長が自らやっておられる。本当に自らやっておられるんでしょう?(鷲沢市長に聞く(笑))。
それから三番目。民主党、新しくなりまして、43歳の党首が戦う民主党と言ってますけれども、私は、鷲沢さんこそ戦う市長じゃないかと思っております。誰と戦っているかというのは、あんまり言うのをやめますけれども(笑)。

〈県都にふさわしい市長〉

やっぱり、県都を担うにはこのような立派な市長じゃないと私は、やっていけないのではないかと思っております。四年間、また、ぜひ頑張っていただくことをお願い致しまして、私のご挨拶とさせていただきたいと思います。
頑張りましょう。

(注)どこかで申し上げました。他の方は知りませんが、私はちょっとしたあいさつにもそれなりに神経を使っています。政治家は皆そうかもしれません。結構本音を話してますので、それをお届けしております。

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