全国後援会総会を開催いたしました。

10月27日特別国会閉会の迫る中、私の友人・知人をはじめ多くの皆さんがおこしいただき、「衆議院議員篠原孝全国後援会総会」を開催いたしました。

昨年同様150人近い方にお集まりいただき、年1回の交流をさせていただきました。

特に今回は総選挙直後ということもあり、長野の選挙区に応援に来ていただいた方から、長野を離れたところで、気を揉みながら選挙報道に見入っていた方まで、いろいろな方から激励をいただきました。

元大蔵大臣の武村正義後援会長から挨拶をいただきました。

「1986年に自民党が大勝したときに私も新人議員として国政に参画しましたが、その際時の中曽根総理が新人議員を集めて講演をしたとき、「総理は選挙中に大型間接税をしないと言っていましたが、選挙後には、間接税導入か!という憶測記事が流れているどういうことなのか」と質問したとき「諸君は政策のことは心配するな。心配するのは次の選挙だ」と言われてカチンと来た。」というエピソードを紹介されました。

また、「この大勝に驕り高ぶり、売上税法案を提出するも廃案となり、翌年の参議院選挙で社会党に敗れることになった。私は自民党を中からも外からも見てきたが、自民党が改革政党に変わるということは、ありえない。どちらが改革勢力かは国民はいずれわかるだろう」とお話になり、最後に「篠原議員は、見識を備えた数少ないステイツマンだと思っているので、皆さんともどもしっかり応援して行きましょう」とお褒めの言葉をいただきながら、挨拶を終えられました。

これを受けて私も挨拶させていただきました。

「2003年の初当選以来、民主党も菅代表(当時)が農政重視へと舵を切り、着々と票を伸ばしていったのに、今回は残念な結果になった。しかし、自民党の新人議員83人は前回民主党で当選した60人の私の同期と同じように小泉劇場の風で受かったため、次は同じ目に合うかもしれない。その意味で、政権交代の基盤はできつつあるので、次こそがんばる。

落選した鹿野道彦から激励をいただいたが(この辺りの話は私のホームページでも掲載しています。http://www.dia.janis.or.jp/~t-sino/katudo_050915.html)、鹿野さんからは「最も自民党らしい農林族と農水省時代やりあって来た篠原議員だから自民党のことはよく分かっているはずだ。民主党の中にいて、政局の読めない執行部を支えてしっかりやってくれ」といわれた。この思いを胸に頑張ることを誓います。

日本の今の混乱は、地域社会の崩壊が原因なのではないか。郵便局や農協など地域ネットワークを壊す、小泉・竹中・ホリエモン路線ではなく、宮本常一や渋沢敬三などの地域社会を大事にする姿勢で臨みたい。」

と話して、挨拶を締めくくりました。

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