2008.04.27

政治

― 平岡秀夫候補のよいしょ前座 ―08.04.27

08.4.25.
<渡部恒三節を真似る>
 民主党の中で話のうまい人はたくさんいます。「人を攻撃するには菅直人、人を笑わせるのは渡部恒三、率直にわかりやすく話すのは山岡賢次」とは、2月23日に山岡さんに長野の自治体議員研修会に来ていただいたときの紹介です。
 「山岡さんは、要するに失言しやすいことを別の言い回しで言ってるだけじゃないか」という口の悪い同行記者もいましたが、私は笑って答えませんでした。渡部恒三さんは、議員の応援演説もユーモアを交えて盛り上げます。私もその方法を真似ています。
 平岡さんは、財務省(旧大蔵省)出身、内閣法制局にも出向し、弁護士資格もあり、極めて有能な人です。前座なので、せいぜい2~3分ですが、いろいろ紹介しましたので、1つの話にして平岡さんを紹介してみます。

<政権担当の要の一人>
 平岡さんは、民主党になくてはならない人です。ですから昨日(4/23)、民主党の幹部が揃って光市に来たのです。こんなことは前代未聞です。世上よく言われているとおり、政局を左右する大切な補選ということもありますが、政策に強い平岡さんがいかに重要な議員かという証左です。
 私は、平岡さんより1期下ですが、同じように役所出身です。平岡さんは役所中の役所大蔵省、私はチビた農林水産省。自民党には役所出身が多いのですが、我が党は、年齢順に、1に藤井裕久さん(引退宣言されています)、2に福岡の古賀一成さん、そして3番目は私、4番目が平岡さん、5番目が岡田克也さん、あとは役所の経験も中途半端なちょっと未熟な方々ばかりです。
 民主党は、あとちょっとで政権をとれるかもしれません。しかし、小沢代表は、ポロリと政権担当能力に疑問があると、あまり言ってはならないことを言ってしまいました。こうした状況を心配したのかもしれませんが、大丈夫です。平岡さんがいます。そして、不肖私もおります。我々に安心してお任せください。

<五言居士>
 せっかくの機会ですので、民主党内の平岡さんの働き振りを紹介いたします。
昨年1年は、私は平岡NC法務大臣と週1回閣議で一緒になりました。皆さん、ほとんどご存知ないと思いますが、民主党にはNC大臣というのがあり、私も農林水産大臣をやらせていただいておりました。その席で、平岡さんは必ず発言していました。世の中一言居士という言葉がありますが、私が勝手に秘かにつけた渾名が五言居士。平岡さんに一言居士は過小評価で失礼です。
それだけあれこれ言うと、ろくでもない意見が多いのですが、平岡さんの場合は3つか4つは的を射ているのです。それだけ理論的で、誰もきちんと反論できないのです。

<何でも活性化する異能>
 委員会でも同じです。法務委員会の野党筆頭理事として、自説を主張してテコでも動きません。厚生労働委員会と並んで最も敵対的委員会になりました。もちろん共謀罪とか問題の法律がありましたが、平岡さんが1人で引っ掻き回していたといっても過言ではありません。今年は内閣委員会に移りましたが、今度は内閣委員会が同じようになり、平岡さんの行くところどこでも議論が活性化します。その延長線上で、日本の活性化も平岡さんの手にかかればすぐできるかもしれないのです。平岡さんは、それだけパワフルな方です。

<嫌われない得な性分>
 ところが、人柄がそうさせるのか、あれこれ言っても、自分のいい加減な政策に文句を言われた同僚NC大臣からも叩かれどおしの与党自民党議員からも、それほど嫌われないのです。エリート官僚出身なのに、飄々として飾らない性格で誰からも好かれています。同僚としてこんな頼もしい議員はなく、民主党だけではなく、国会になくてはならない人なのです。ですから、すぐにでも国会に戻していただかなければなりません。

<意外なユーモアのセンス>
 平岡さんは、ユーモアのセンスもある人です。私は、同僚議員の励ます会に行くとちょうど夕飯時なので、必ずきちんと食べることにしています。他の議員は、どこかへ飲みに行ったりするのでしょうが、私は議員会館に戻って仕事をするので腹ごしらえします。ところが、平岡さんはそれをしっかり見ていて、私が「一番よく食べている議員だ」というのです。たいへんな、嫌らしい観察眼です。そして続けます、「議員同士は招待で我々は2万円払ってないのだから食べる資格ないのに、食べちゃダメじゃないですか」。もちろん、冗談でつっかかっているのです。私は「このケチな財務省の主査みたいなこと言って」と反論していますが・・・。

<平岡当選で政治の流れを変える>
 このように平岡さんは人間的にもたいへん味のある魅力的な人物です。もうちょっとすれば、民主党に平岡ありと世に知られていく人です。そして、民主党が政権をとったら、すぐに法務大臣、そしてゆくゆくは財務大臣です。
 この選挙区では、佐藤信二運輸大臣、通産大臣、吹田晃自治大臣以降、大臣を出していないんじゃないですか。早く大臣を出すためにも、平岡さんを当選させて、政治の流れを変え、民主党政権を実現させようではありませんか。これが光市のため国民のためです。

 とまあ、こんな風に細切れに紹介しました。確かに大物議員が多数応援に駆け付け、どこも私の出る幕などありませんでした。それでも平岡さんは、「3幹部以外ではめったにマイクを握れないのに、篠原さんは握った」とか冗談を言っていました。
 4月28日からまた同僚議員になってもらわなければなりません。

投稿者: しのはら孝

日時: 2008年4月27日 13:54