2008.07.11

政治

3人の研修生を長野で受け入れ 08.07.11

<6月のドタバタ>
 国会が6月中旬に閉幕して以来、私は雑務が東京にあってあちこちに行ったりしましたが、7月に入り、ずっと長野にとどまっています。6月はサマータイム法案の関係で全議員の9割がたの事務所を訪問し、クタクタに疲れました。その後、突然降って湧いた前原さんの民主党農政批判に対する反論・対応、それから小沢代表の長野入りと色々ドタバタすることが続き例によって疲れました。

<選挙活動に専念>
 夏休みになると民主党の中では派閥という程ではないですがそれぞれのグループの勉強会が開かれます。私はそこのいくつかのメンバーにもなっていますが、小選挙区当選まではそういった会合には一切出ずに地元の対応に専念することにしています。
それから倫選特委員会で海外出張の機会もあったのですが、それも辞退しています。
それから私に属人的にくる農業関係の会合の講師依頼は、今は農業関係では無役ですし、丁重にお断りしています。
 それにはもうひとつ理由があります。今、長野に3人のインターン・研修生を抱えているからです。その3人の研修生たちにちゃんと研修の機会を与えるというのも私の大事な役割で、それに忙殺されています。

<アメリカから3人の研修生>
 私は研修生を従来からいろいろと受け入れてきましたが、3人も重なったのは初めてです。一人は飛び込みでアメリカのアーカンソー大学にいる黒石君。長野高校の後輩で、私のブログを見て今年の春くらいからいろいろメールが来て、5月19日から東京の会館で私の赤坂議員宿舎に私と一緒に寝泊りしていました。今は実家にいます。
 それから6月に入ってからアメリカのミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学のロースクールの大学院のポール・ヘネシー君が来ています。
 彼はワシントン大学からの研修生としては4代目です。私の大学時代からの友人であり、日本法の専門家のヘイリー教授が、私が国会議員になったのを契機に、日本語ができる優秀な日本法の大学院生を送り込んできました。いつもは秋学期ですが今回はサマースクールの間に来たいということで受け入れました。彼は豊田市で英語を3年も教えていたこともあり、日本語が相当良くできます。
 3人目は19歳のハーバード大学の女性で、政治学と東アジア研究を専門にしているローレン・フルトンさん。昭和女子大学を通じて私の所に依頼があり6月下旬から7月23日まで受け入れることしています。

<延長なしの犠牲者>
 私が引き受けたのは延長国会で少なくとも7月いっぱいは国会が開会されていることを年頭において引き受けました。しかし福田内閣が法案の審議よりもサミット対応やボロがでないことを優先したのでしょうか、異例のことですが6月中旬に5日間だけ延長しただけで国会が終わってしまいました。黒石君は2、3度質問も経験し、上記の問題も永田町で経験し、大変良い研修ができたと思います。可哀相なのはポール君でして、国会が閉会してしまいましたので質問の対応には間に合いませんでした。この点はローレンさんも同じです。2人とも健気にも、「どうする?」という私の問いに長野に行ってみたいと言いますので、長野に来てもらいました。ローレンさんはO秘書の家庭で最初からホームステイしています。ポール君の方はちょっと手続き上の遅れがあり、私と同じわびしいワンルームマンションに一旦住んでいましたが、今はホームステイをしています。3人とも支持者訪問、ミニ集会出席等、地元のいわゆるどぶ板政治活動を一緒にしています。

<地方政治のいい研修>
 7月6日(日)には須坂市農業委員選挙があり、その当選祝に15ヶ所、夜中の1時近くまで当選祝に歩きました。万歳や鏡割りを経験し、それなりに日本の地方政治現場の研修になったような気がします。
 しかし、ポール君は日本人以上に日本人的で、本当はワンルームマンション暮らしは寂しいはずなのですが、食事が良くて気に入った、とか言って私に気にしないように気を使ってくれました。3人とも非常にモチベーションが高く、次何しますか?次何しますか?と言ってくるので、彼らの仕事作りに私は今一番忙殺されているところです。

投稿者: しのはら孝

日時: 2008年7月11日 17:12