鹿野グループ「素交会」の結成と私の新しい任務 11.9.28
民主党には、自民党と比べて確たる派閥は存在しないとよく言われる。しかし、小沢グループはしっかり140票を確保できる強固な組織であり、前原さんを長とする凌雲会も一応厳格なグループにしているという。
<最多のグループに加入>
かくいう私は、3年前に民主党の中でも最も多い5つものグループに所属すると記者に指摘された。誘われると断れない弱い性格(?)の故かもしれないが、実質的に参加していたのは2グループくらいだった。
もっとも閉鎖的な一新会は、1期生の時に2人の同期議員から強く要請され入ったが、2009年民主党の大勝利の後、めでたく(?)やめてほしいと言われてやめることになった。そして、今回、再び5つ目が加わる。
<鹿野グループ「素交会」の結成>
鹿野さんを中心として「素交会」が組織され、私が雑用を引き受ける事務局長となったからだ。
グループもなく52票の良心の票が集まった。これをそのままにしておくのはよくないと考えたのは私だけではなかった。今後もまた親小沢と反小沢で内輪揉めが起きるかもしれないし、その時は、我々のグループが民主党をまとめる橋とならなければならない。そのためには、今後も同じ思いで一致団結し、同じ考えの同志を集めておくことに如くはない。
閉鎖システムをとるグループは木曜の昼に一斉に会合を開いているが、素交会は火曜日の開催として、来る者拒まず、去る者追わず、完全なオープンシステムで運営することとしている。今のメンバーは、当選回数が4~6回ぐらいが中心であるが、今後広く心ある1~3期生に参加してもらいたいと思っている。
<今後1年の私の任務>
順序が逆になったが、私は、野田政権下で、環境委員会の理事、倫選特(政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)に所属し、党としては、副幹事長を務めることになった。委員会は、環境委が2回目、倫選特は3回目であり、前者は瓦礫処理と原発対応の仕事が加わり、後者は2倍の格差是正、定数削減等が課題である。いずれも私の望んだ委員会である。副幹事長としては、農水、外務、財務の3つを担当することになっている。
それに、上記の素交会の事務局長が加わった。ひょっとすると、後の順からたいへんな仕事であり、労力がかかるかもしれない。いずれにしろ、日本の政治の立て直しのために全力を尽くしていくつもりである。