"皆川レポート"出版される「被災、石巻五十日。」-11.12.13-
私が農林水産副大臣だった時の秘書官、皆川治が3月11日、石巻市で被災し、その後、石巻市役所を手伝いつつ、農林水産省に詳細なレポートを送ってきていたことは、以前ブログに書いた。被災地石巻の視察 -11.04.17-
その皆川レポートが、今月ついに出版され、私も推薦文を寄せている。
ご関心ある方には、ご一読いただければ幸いである。
<推薦の言葉>
2000年に一度の大地震、そして津波、私の秘書官皆川治は岳父の葬儀で石巻市にいた。すぐ安否が気になり、携帯で無事がわかりホッとしたが、その後連絡がとれなかった。
そして、再び連絡がついた時、私は即座に「石巻に残り、復旧・復興に専念せよ」と命じた。それから2ヶ月、未曾有の災害への対応に四苦八苦したことは想像に難くない。克明な「皆川レポート」は農林水産省の隠れたベストセラー(?)となった。現地の事情が手に取るようにわかるからだ。
皆川秘書官の活動の記録は貴重な歴史として残しておかなければならない。それは幸運にも難を逃れた者の義務である。偶然巻き込まれた大震災の現場において、いかに志を持ち、真剣に対応したか、しかと読み取っていただければ幸いである。
衆議院議員(前農林水産副大臣) 篠原孝
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「被災、石巻五十日。: 霞ヶ関官僚による現地レポート」皆川治 (著)