2019年5月 1日

【統一地方選シリーズ4】大阪都構想に理あり、大阪府(市)民も選択-二重行政のムダを排するためには、維新の金看板は一考に値する- 19.05.01

<自民勝利は厳然たる事実>
 長野県議選挙は全国と同じく、自民党の勝利に終わった。国民民主党は公認した2者が破れ、公認議席ゼロとなった。長野1区では推薦した3人は全員当選した(長野・上水内区で党籍のある望月義寿と立憲民主党公認の埋橋茂人が11人中8位と9位。中野・下高井区で党籍なしの小林東一郎が無投票)。 県会の第二会派の中核となって県政の監視機能を果たしてくれることを期待したい。
 全国レベルでは立憲民主党は87人から118人に増えた。国民民主党は142人から83人に減らしており、野党は完全な敗北である。参院選を巡って候補者調整も進まない今の野党の現状をみたら、いた仕方ない結果であるが、深い論評は避ける。この後は、第二弾の地方統一選、そしてそれに続く参議院選をしっかり戦うしかない。

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2019年4月19日

【統一地方選シリーズ3】市町村議会議員のなり手不足の解消は報酬のアップが自然 - 区長が議員となり市町村議会は夕方に開催も一つの手 - 19.04.19

<あまりの低報酬が市町村議員のなり手不足の根本原因>
 なり手不足の問題は、市町村議会こそ深刻である。信毎は以下のように報じている。
 全国町村議長会検討委員会報告書では、議員のなり手不足の原因は低報酬であるとしている。報酬月額が264,000円以上の93議会の無投票の割合は10.1%であったのに対し、176,000円未満の184議会では37%に上ったと言う。長野県内58町村議会の議員報酬は平均171,497円(全国平均は213,738円)、最高は軽井沢町の262,000円、最低は下伊那郡売木村の120,000円だった。
 これでは専業町村議会議員はやっていけず、経済的にゆとりのある者しか立候補できまい。あまりにも低すぎるからだ。

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2019年4月11日

【統一地方選シリーズ2】合区も定員削減も根本的解決にはならず- 地方の片隅の声を反映させるには県議選は3~4人区にすべし - 19.4.11

 最後になり手不足の問題である。
市町村議会と比べ、都道府県議会の報酬は十分過ぎるくらいである。長野県でも報酬は80万4000円であり、政務活動費も31万円になる。太平洋ベルト地帯の大きな県議を経験した同僚議員は、県議時代は「こんなにお金が貯まっていいのかと思った。ところが国会議員になったら選挙区の広さは桁違い、事務所を設けた上に秘書は何人も必要となり、お金が足りない」と嘆いた。

<単純な合区は万能にあらず>
 となると問題は制度自体にもあることになる。解決策の一つとして、合区すべしとよく言われるが、ことはそれほど単純ではない。山国長野県の場合、平坦な地図の上では隣同士でも山が隔てて全く交流のないことから、当然のごとく市町村合併は進まない。平成の大合併もなんのその、今も北海道(179)に次いで77市町村もある。
 交流の少ない1人区同士が無理して合区になっても、大きい地区に県議が偏ってしまう。その典型が中野・下高井合区である。私は2007年の選挙でこれを阻止すべく、必死で郡部すなわち山ノ内町、木島平村、野沢温泉村を走り回り、県議候補擁立したが僅差で破れてしまった。その結果中野市から保守系(丸山栄一)とリベラル系(小林東一郎)の2人の県議が生まれた。その後2回は中野市から3人目が立候補したが、郡部からは誰も手を挙げられなかった。やはり現職が有利なのは首長選挙と変わるところがないのだろう。その2人が3回連続当選し、4期目の今回はとうとう無投票になってしまった。参議院の2人区と同じでゴールデンシートになりつつある。これでは小さな過疎地の声はますます県政に反映されにくくなってしまう。

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2019年4月 8日

【統一地方選シリーズ1】 地方議会の低迷は「首長一強」が原因 - 県議選の低投票率、無投票の克服のためにすべきこと -19.4.6

明日は第19回統一地方選挙の前半(道府県議選、以下県議選)の投票日である。有権者の関心を高めるとともに経費を節減することを目的として始まったが、広域市町村合併等で統一率は27%に落ち込んでいる。新しい元号「令和」になることを契機に、見直しが必要だと思う。

<大問題の低投票率、無投票の増大>
 しかし、より問題なのは第一に投票率低下、第二にその結果としての無投票の増大、第三になり手不足である。
 2015年の投票率は45.05%(長野県は48.92%)となっており、第1回の81.65%と頃と比べると目を覆いたくなる。特に県議選は市町村選挙ほど身近ではなく、かといって国会議員選挙ほど関心を持たれていないために低迷が続いている。ただし、長野市のように38万人余の人口を抱える大都市になると、市議会議員選挙も身近ではなくなり、前回(2015年9月)は42%と50%を割っている。大合併の弊害がこんなところにも現れている。
 第一と第二の理由がダブるので、まず以下に原因を探ってみる。
 低投票率の原因として、一番目には大政党が有利な1人区、2人区が全体の7割を占め、新人が出馬しにくいこともあげられる。それでも選挙になればまだましで、長野1区内では、今回は飯水地区(1人区)と中高地区(2人区)で無投票になっている。

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2019年2月25日

きのこにかけた荻原勉さんの見事な人生 - 右手にロマン、左手にそろばん - 19.2.25

<地方の人生の達人に会う楽しみ>
 私は、農林水産省の役人時代にモノを書いたのをきっかけにあちこちで講演を頼まれて行っていたが、途中から大きな会合には行かず、小さな会合に好んで行くようになった。なぜかというと、そういった時にお会いする地方の全国各地の農業に生きる人々に会いに出かけて行ったので、お邪魔した地域の人生の達人というような人たちに会うと心が晴々したからである。

<参議院比例区立候補と勘違いされる>
 2003年に私が羽田元総理らに勧められて選挙に出ることになり、挨拶まわりに行ったら、「大勢全国にファンがいるからなぁ」と多くの人が参議院の比例区に出るのだと勘違いしていた。
 今、国会議員になってからはそうしたことは一切できず、同僚議員の応援に行くだけである。現役時代、私は多分日本で一番農業の原画を見てまわっている人間だったかもしれない。それから15年、すっかり疎かになっている。ただ、同僚議員には「篠原教(?)」の信者がまだあちこちに存在している、と嫌味めいたことを言われている。

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