2022年11月25日

緊急事態条項(国会議員の任期延長)するなら、もっと国会の審議を尽くすのが先-緊急事態の憲法改正に乗じてあらぬ方向に向かってはならず― 22.11.25

 私は2013年以来9年ぶりに憲法審査会に所属することになった。
<突出する緊急事態(国会議員の任期延長)の議論>
 意外なことに、緊急事態を理由とした国会議員の任期延長についてかなり具体的な議論が進んでいた。立憲民主党は憲法改正、特に9条の改正に結びつくような憲法審査会には参加したくないと言うことで頑なに拒否していたが、一応憲法改正の議論に加わることにした。
 自民党は元からあの手この手で憲法改正論議をしようと、古くは国会議員の3分の2の決議を2分の1にすべきだとか、いろいろ搦め手の提案をしてきたが、最近は緊急事態を突破口にしようとしている。ウクライナの戦争があり、新型コロナ感染症の蔓延ありで緊急性を全面に出した方が、国民にも理解されやすいと踏んだのだろう。魂胆が見え透いており、おいそれと乗っかるわけにはいかない。

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2022年11月 9日

神宮外苑の樹木伐採は先進国では考えられず-歴史的景観や慣れ親しんだ景観を残すのは国家の責任-22.11.09

<パリの様式美が世界を魅了>
 世界中で1番多くの観光客(2018年 8,940万人)が訪れる都市はパリである。自由な雰囲気が世界を魅了する。実はパリの街並みの美しさは厳重な規制で保たれている。
 日本のように看板があふれかえってなどいない。街路樹は同じ木が植えられている。19世紀のパリの大改造時に建物の階数は、美観・日照・防災等の観点から道路の広さに応じて、圧迫感がないように広い所は8階建て、狭い所は3階建てとか決められている。

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2022年11月 6日

【旧統一教会シリーズ5】統一教会問題に口を噤(つぐ)む保守論壇の不思議  -歪んだ教義の統一教会に媚び続けた自民党の大ミス-

<統一教会問題で国葬反対の声が拡大>
 国論を二分して開かれた安倍元首相の国葬も、誰がするか気をもませた追悼演説も終了した。
この国葬問題は、当初は国民はそんなに反発していなかった。7月16~19日に行われたNHK世論調査では、政府が今年秋に、「国葬」として行う方針に「評価する」が49%、「評価しない」が38%だった。しかし安倍元首相と旧統一教会の濃密な関係が明らかになるにつれ、日を追うごとに国葬反対の声が大きくなっていった。先の調査結果も同内容の8月調査で、「評価する」が36%、「評価しない」が50%と逆転し、9月にはそれぞれ32%、57%と反対が増えていった。
 山上徹也容疑者の元首相銃撃は犯罪であり許されることではないが、母親が統一教会に一億円も献金し、それがために家庭崩壊しその恨みで安倍元首相は標的になったことから、山上容疑者への同情が集まりだした。

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2022年10月29日

原発にとってミサイル攻撃と地震は同じで防ぎようがない  - 防衛費を2倍に増やす前に国内の核(原発)をなくす - 22.10.29

<防衛費増に国民が賛成する危険な兆候>
 北朝鮮が狂ったようにミサイル発射実験を繰り返している。核実験もするかもしれないと報じられている。こうした危険な状況に対し、我が国では安倍元首相の置き土産ともいうべき「敵基地攻撃能力」(改め「反撃能力」)の必要性が声高に叫ばれ、防衛費を5兆円から10兆円強に倍増すべしという勇ましい議論が始まっている。そこにロシアのウクライナ侵攻が拍車をかけた。政府とそれに乗っかる一部のマスコミの宣伝の成果か、国民も防衛費の増額を支持する者が5割を超えている(直近のNHKの世論調査では防衛費増強に賛成が55.4%、反対が29.2%となっている)。危険な兆候である。

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2022年10月15日

上がるのは物価、下がるのは円、変わらないのは賃金 - 必需品を海外に頼りすぎるツケが回ってきた - 22.10.15

 今臨時国会は、国葬、統一教会、そして物価高である。そこにコロナ対策も入るかもしれない。前2者は、ほぼ語りつくされているので、今回は物価高について報告する。

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2022年9月30日

篠原の同志カリスマ有機農家、金子美登(かねこよしのり)氏逝く 22.09.30

 金子美登氏が9月24日74歳で突然この世を去られた。氏とは40年前から有機農業の現場と行政・政治と活躍の場所は別々だが、同じ目標に向けて手を取り合い、共に有機農業の推進・食の安全の確保に心血を注いできた。ずっと二人三脚で活動してきた友子夫人から弔辞のお話を頂き、28日(水)有機農業の実践の地小川町に赴いた。
 金子さんの軌跡は日本の有機農業の歴史そのものであり、いかに金子さんの存在が大きかったかを伝えたようとしたため、幾分弔辞としては長くなったがその内容を報告したい。

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2022年9月17日

【旧統一教会シリーズ3】 孤独・孤立が殺人そしてテロを誘発する危うい日本社会 - 被害防止策の後はセーフティーネットを拡充し、温もりのある社会の復活を - 22.9.17

 今回の犯行は、国葬まで行われんとする大物政治家・安倍元首相を標的にしているが、政治的・思想的背景は何もなく政治テロとは呼べない。母親が旧統一教会の熱烈な信者であることから、一見宗教テロのような錯覚に陥るが、イスラムテロなどとも全く異なる。根底にあるのは「孤独」・「孤立」である。世の中を恨む、孤独な一匹狼(ローンウルフ)の単独犯行である。
(資料)孤独・孤立テロ比較表.pdf

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2022年9月15日

【旧統一教会シリーズ4】国葬儀への出欠は、党が先に決め、後は個人に任すのが筋-党の姿勢を示し、支持率回復につなげる- 22.09.15

 私は、9月13日(火)両院議員総会(記者にも公開)において久しぶりに発言した。立憲民主党になってからこうした場での発言は確か初めてだと思う。(このブログは、9月13日に書き始めたが、15日にやっと執行部が欠席を決めた。そのため少々ズレている個所もあると思うが、お許しいただきたい。)

<先に党が姿勢を明確に示し、後は個人の意思に任すのが普通ではないか>
 国民を分断している国葬問題について、9月9日(金)岡田幹事長名で「なお、執行役員を除く国会議員の皆様の参列につきましては、皆様個々のご判断を尊重いたしたいと存じます。執行部より何らかの要請を行う予定はありません」というなまくらな紙が送られてきた。私はびっくり仰天した。
 これだけ国民的議論になっている件について、党として態度を明らかにしないというのだ。何という本末転倒か。コアの支持者にも保守リベラルにも両方に気を遣い過ぎて結論が出せないでいた。

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2022年9月 7日

【旧統一教会シリーズ2】旧統一教会名の公表が投開票日後の7月12日(火)まで遅れたのはなぜか-自民党との桁はずれの癒着を洗い出した後、カルト集団の被害防止制度を急ぐ-22.09.27

 私は7月8日の安倍元首相が狙撃され重体いう報道に接した時に、一瞬血の気が引いた。

<60年振りの政治テロ>
 政治テロというと、1960年17歳の右翼少年・山口二矢が日比谷公会堂で壇上の浅沼稲次郎委員長を刺した事件が思い浮ぶ。今度は右翼の安倍元首相憎しと、左翼が狙ってテロ行為に及んだのだろうと思った。選挙の最終盤に入って左翼テロが明らかになったら、ただでさえ自民党がリードしているのにそれに拍車がかかってしまう。
 事件は8日午前11時32分に発生している。取り押さえられた山上容疑者は直ちに取調べを受け、どういう氏素性の者かすぐ分かっているはずである。詳細な記者発表がなされない中、17時3分安倍元首相の死亡が発表された。

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2022年8月28日

8月22日 羽田雄一郎参議院議員の「お別れの会」(上田市)が開催され1500人も参列していただきました。その開会の辞を参考までに報告します。【 】は省略した部分です。

 本日はお忙しいところ、また、コロナ感染者が増え続ける第7波の最中にもかかわらず、我が盟友羽田雄一郎元参議院議員のお別れの会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。
 まず、本会が開かれるまで雄一郎議員が亡くなられてから既に1年半が経ち、かなり遅れてしまったことをお詫び致します。これは偏に新型コロナ肺炎で亡くなった故人を偲ぶ会でクラスター感染などを発生させるわけにはいかないとの判断から、延び延びになったことをお察しいただきたく存じます。

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