2018年06月13日

【食料安保シリーズ3】隣国韓国は農政で今や日本の先を行く‐かつて日本を手本の二番手ランナーが農業の重要性を憲法に書き込む‐18.06.13

<世界一都市集中のはげしい日本>
 世界は急速な勢いで都市への人口集中が進み、半分以上が都市に住んでいる。先進国で都市集中が進んでいると誤解される向きも多いと思うが、逆である。先進国で野放図に都市集中させている国はほとんどない。「都市的集積地域」のランキングでは、日本の東京(圏)が1位で3814万人、次いでニューデリーが2645万人としている。1億2700万人の一割が東京で、首都圏は約4000万人近くに達する。これではいびつな国造りしかできないのは当然である。
 これ以上都市の暴走をさせてはならない。それには多くの都市住民を農村と結びつける努力が必要である。さもなければ、農業・農村は国民から忘れられてしまう。

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2018年06月07日

【食料安保シリーズ2】小国スイスが食料安保を憲法に書き込む-東洋のスイスたる日本はなぜのほほんとしているのか‐ 18.06.07

<国民の食材安保への不安と行動>
 日本と同じような小国スイスが昨年、国民投票により、食料安全保障を憲法に書き込むことを決定している。
 スイスは国土面積僅か413万haと九州とほぼ同じであり、山岳地が多く国土の4割が海抜1300mを超えている。そのため、放牧を中心とした山岳農業しかできない条件の悪いところである。それにもかかわらず、1経営体あたりの平均経営面積は、20㏊と日本よりずっと大きい。しかし、食料自給率も日本と同じような計算はしていないが、かなり低い国である。
 しかし、国民の安全保障に対する関心は高く、2017年9月24日、食料安全保障を連邦憲法に明記するということに対し国民投票が実施され、約8割近くが賛成した。日本のめったに改正されないいわゆる硬性憲法と違い、よく改正される軟性憲法である。憲法改正は日本もそうであるが必ず国民投票をもってなされており、今まで何度も改正されてきている。マスコミ報道には、食料安全保障を明記したのは世界で初だと言われており事実そうではあるが、農業の重要性についてはもう既に憲法に昔から書き込まれていた。それを今回は3年ほど前から議論をしはじめて、憲法に食料安保を書き込んだ改正にこぎつけている。

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2018年06月05日

【食料安保シリーズ1】 自衛隊を憲法に書くなら食料安保も書き込むべき-安倍首相の都合の良い理屈を一人歩きさせてはならず- 18.06.05

<内閣人事局人事の弊害が顕著化している農林水産行政>
 国会は明けても暮れてもモリ・カケ問題である。大事なことだとは思うが、前回のブログにも書いたように、この問題については語りつくされているし、語るに落ちるので触れたくない。政治家・官僚がごまかしという観点から大きな問題であり、予算委員会党首討論では徹底して追及し改めなければならない。ただ片山虎之助維新代表の党首討論での指摘の通り、問題の根源は内閣人事局にある。さすが政界(元自治省)最長老はよくみている。
 その一環で安倍首相の暴走が進んでいるのが農林水産行政である。競争原理なり、民間の活力導入といった、片方の方向だけを向いた、独りよがりな政策ばかりが進められており、私のイライラはとどまることを知らない。

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2018年05月30日

西郷隆盛の庶民・農民への暖かい姿勢が今につながる‐農水省の名物男西郷正道新ネパール大使の足跡‐ 18.05.30

<大河ドラマをずっと見れるのは15年振り>
 国民は、次から次と出てくる政治の嘘、行政の乱れ、野党の不甲斐なさなど数えきれない今の政治状況にあきれ果てている。私にも大きな責任があり、批判の資格はない。それに腹立たしくて論ずる気にもなれない。
 そうした中、久しぶりに明るいことに触れたい。私は久方ぶりに大河ドラマを楽しんでいる。15年間金帰月来で、週末は地元を夜遅くまで回り、大河どころではなかった。今は国会活動に専念し、その疲れを癒すべく、日曜日は東京にいる。

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2018年05月18日

政僚シリーズ5 政僚の跋扈が生んだ決済文書の改ざん、忖度政治-日本の官庁全体が全自動忖度機になってしまった-18.05.18

 私は、この件について数年前から「政僚」シリーズであまりにも官邸支配が強くなりすぎており、その機能の中心となっているのが内閣人事局であると指摘してきた。情けない限りである。私はもう、日本の優秀な官僚制度は相当部分死んでいると極論も吐いてきた。公文書の隠蔽、改竄で役所の中の役所と言われる財務省もそのようになりつつあるというのは、愕然とせざるを得ない。

<忖度政治を生んだ元凶は内閣人事局>
 昔はそれぞれの役所の幹部人事は、形式的にはトップの大臣だが、実質的にはそれぞれの役所の事務次官がやっていた。しかし、今のように大臣、副大臣、政務官が2年3年やるならば、政治家に人事を任せたほうがいいと思うようになった。政治家のほうが、いろんな有象無象の人たちと会って仕事をしてきているので、役人よりも人物の観察眼を備えていると思う。
 

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