日本の国会審議は形式だらけ --安保関連3文書は閣議決定先行の一方で、 林外相はG7出席をやめて予算委優先--23.3.13
国会は国権の最高機関と憲法(第41条)で定められている。日本のいろいろな仕組みは一応形式的にはそのようになっているが、圧倒的に行政が勝手に決めていることが多い。
その典型例が年末の安保関連3文書の閣議決定である。臨時国会が終わって、通常国会が1月中旬に始まるまでの間、年末の間隙を縫って閣議決定している。そして岸田首相は、「戦後の安保政策の大転換」と大見得を切っている。国会での議論は全くなく、国民にも当然説明なしである。
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