2019年9月 8日

【漁業法シリーズ5】北欧のエネルギーの地産地消は(洋上)風力発電で決まり - 漁業法改悪で日本の海岸に見苦しい洋上風力発電が林立するおそれ - 19.09.08

 8月中旬に北欧諸国を訪問した。連日35℃近くの東京から20℃以下の北欧の国に降り立つと、全く別世界のように感じる。8月に入ると秋の気配が漂うという。9月8日告示の長野市議会に立候補する女性の応援、いつも繰り返される我が党のゴタゴタの話し合い、私のブログに対する抗議への対応等慌ただしく過ごしていたが、前から予定していた「高レベル放射性廃棄物処理議員連盟」(私が事務局長を務める)の視察である。10万年も埋めておかなければならない燃料棒等の処理場の現場を見るための「世界穴ボコ視察」(私のつけた渾名)の一環だが、今回は、原発に代わる再生可能エネルギー(洋上風力発電や水素発電)の先進地視察である。

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2019年8月27日

【政僚シリーズ7】外交官 杉原千畝の人道博愛精神と矜持-上司の命令と良心のはざまで揺れ動く苦悩に思いを馳せる- 19.08.27

 杉原千畝の功績を伝える「リトアニア杉原記念館」(カウナス)を訪問した。用意された2本のビデオ(杉原の故郷 岐阜県八百津市とユダヤ人入港地敦賀市の作成)を見て涙した。私はもともと涙もろく、寅さんの映画を見ながら涙を流す私を見て、幼い頃の子供から不思議に思われ笑われていた。今もその癖は治っていない。

<杉原の逡巡と博愛精神優先の決断>
 まず杉原がどのようにして6000人のユダヤ人を救ったか簡単に紹介する。
1940年7月18日 杉原は多くのユダヤ人がリトアニアのカウナス日本領事館の前に列をなしているのに気がついた。詳細は省くが亡命ユダヤ人が生き残るには、蘭領キュラソー島に行くと称して日本の通過ビザを取るしか脱出方法はなかった。日本はドイツと同盟関係にあり外務省は冷たく拒否しろという返電しかしてこなかった。杉原はそれが国益にかなうか逡巡する。そして、職を賭して人道博愛精神を優先した。それから1カ月余、ソ連のリトアニア占領による国外退去の日までのみならず、列車の中でもビザを書き続けた。
(8/28 西村氏から1938年猶太(ユダヤ)人対策要綱でユダヤ人を排斥せずに公正に扱うと定めていたと指摘がありました)

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2019年8月10日

ハンディのある棚田を守るのは日本国政府の重要な仕事‐経済効果一辺倒では棚田は生き残れない-19.08.10

<環境関係の議連に多く加入>
 私は様々な議員連盟に加盟している。数は少なくしているがそれでも3~40にはなっている。そうしたものの中に棚田振興議員連盟がある。嬉しいことにこの通常国会で棚田振興法が議員立法で通過している。超党派の棚田議連でまとめたものであり、全会一致で反対する人はいない。しかしながら、実際のところ棚田は急速に減っている。このほかに私は菜の花、有機農業、ラムサール、水力発電、バイオマス、再生可能エネルギー、食の安全、高レベル放射性廃棄物等の環境に関する議連に多く入っている。おわかりと思うが、いずれも業界団体とは無縁の、言ってみればエコロジスト(?)として私の趣味である。そして、私は「棚田学会」の会員でもある。

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2019年7月31日

長野県(羽田)の圧勝から見えてくる政権交代への道 -反安倍連合戦線により14万5千票の大差の勝利-19.07.31

 後日のブログで公開するが、参議院選挙は野党の敗北である。しかし、そうした中で一人気を吐き健闘したのが、我が長野県だった。

<3年前の杉尾議員の勝利>
 杉尾参議院議員は3年前に当選して以来、今回の羽田候補の応援活動でも必ずよく使うフレーズがある。「3年前は大激戦で全国一の62.86%の投票率、自民党の若林候補は50万票とれば当選と頑張り、ほぼ達したが、私はお陰でそれを7万5千票上回る得票をいただき、当選させていだいた」というものである。私はこの杉尾の自慢話(?)を引き継いで、いつものジョークで「杉尾議員をこれ以上威張らせないためにも、羽田さんには10万票以上の大差をつけて圧勝させていただきたい」と個人演説会の前座を締めくくっていた。

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2019年7月17日

【政僚シリーズ6】国家戦略特区は安倍政権による新たな「利権」を生むだけ-「政僚」原英史の跋扈を許す制度は廃止すべし- 19.07.17

<内閣機能強化により発生した官邸の〇〇会議>
 橋本行革の頃からだったと記憶している。内閣機能の強化が叫ばれ、行政改革が進みはじめて、徐々にその形が出来上がっていった。その一環として、官邸に総理の私的諮問機関として〇〇会議などが設置され、我が物顔に振る舞うようになった。
悪弊が目立ち始めたのは、小泉内閣の経済財政諮問会議あたりからだった。かくゆう私も菅政権下では、官邸に「食と農林漁業の再生推進本部」なるものを立ち上げ、TPP交渉に参加しかかった農林水産業界の動揺を抑えるべく、官邸の力で強力な農林水産行政を推進しようと画策していたが、東日本大震災により立ち消えた。

<八田・原コンビの悪弊が目立ち始める>
 安倍政権になってからは、総理という虎の威を借りて官邸に巣食う政僚と利権に走る学者、業界が、欲しいがままに新しい「利権特区」を生み出し始めた。「規制改革」や「国家戦略」という耳当たりのいい美名のもと、一部の企業を特別待遇しているにすぎない。その陰で泣いているのは真面目にコツコツとやってきた中小企業や零細な農民・漁民である。
 私はかねてより官邸に設置された〇〇会議の下、八田達夫政策研究大学教授と原英史ワーキング・グループ(WG)委員の利権コンビによるいかがわしい政策作りが行われていることを問題としてきた。
 加計学園絡みでもWGとは名ばかりでほとんど2人で切り盛りし、それこそ独善的に物事が決められていたのを、HPに載せられるWGの開催状況や出席者や議事録で察知していた。そのやり口は、公正にはほど遠かった。京都産業大学も獣医学部の新設を申し込んでいたが、それを排除するように加計学園に決めることを急いでいる様子が見事に浮かび上がっていた。

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2019年7月 7日

野党統合の象徴・羽田雄一郎参議院議員 ‐5期目の当選を目指して信州から反転攻勢を発信‐ 19.07.07

 各種の世論調査によると、7月4日公示、21日日投開票の参議院選挙はそれほど関心が高くない。困ったものである。前号のとおり、議会も行政もトップ<行政長官>も自ら選べない香港市民と比べたら、日本人は恵まれすぎている。両方を選挙で選べるというのに、投票率が高くない。せいぜい50%~60%止まりである。
 その大きな原因の一つは。我々野党の分裂にあることは明らかである。

<野党が一つなら07年並みの勝利を再現できるのに>
 参議院選挙は地方区1人区の勝敗が勝負であると言われている。ところが与野党対決にならず野党が分裂していたのでは自民党を利するだけである。こういう状況では戦いにならない。2007年の場合は幸いにして野党・民主党は1つだったので農業者戸別所得補償を全面に出し、1人区で23勝6敗と自民党に思いがけない勝利となった。その結果、安倍首相は秋の臨時国会で所信表明をしただけで、代表質問を受けずに辞任した。今もそれほど安倍内閣の支持率が高くないので、もし野党が1つならば同じような状況を作る絶好のチャンスだが、国民民主党と立憲民主党の二つに分かれてしまっている。

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2019年7月 4日

参議院議員選挙 羽田雄一郎個人演説会(長野・中野・須坂・飯山) のお知らせ

羽田雄一郎個人演説会を下記の日程で開催いたします。
お近くの会場へぜひお越しください。

2019参議院選挙 個人演説会会場


7月8日(月)
19:00 川中島町公民館  長野市川中島町今井1762-1

7月11日(木)
17:00 飯山 ほていや  飯山市大字飯山本町1213
18:00 竹原公民館    中野市大字竹原440-2
18:30 一本木研修センター  中野市一本木408-2
19:00 須坂市中央公民館 須坂市大字須坂747-イ

7月14日(日)
16:00 朝陽支所2F   (朝陽公民館分室)長野市大字北尾張部226-9
17:00 浅川公民館    長野市浅川東条328-1
18:00 安茂里公民館   長野市大字安茂里1777-1
19:00 グリーンパレス  長野市篠ノ井御幣川281-1


※日程等、変更となる場合がございます。

2019年7月 1日

デモを忘れた日本vsデモで政策変更する民主主義国 -仏はマクロンの強硬策を変更させ、香港は逃亡犯条例を撤回に追い込む- 19.07.01

<50年前はデモが日常茶飯事だった日本>
 私のような団塊の世代は、大学紛争のあおりをもろにくらってろくに授業もできなかった。学生といえばデモをし、全学ストで授業をボイコットしていた。京大ではなんと学生寮が某セクトに占拠され、某セクトに入る者だけが入寮を許可されるという、とんでもない状況だった。私がゼミの北川教授から頼まれて週一回、日本語と日本法の勉強相手をしていた(一応家庭教師?) John.O.Haley UofW教授(外国人叙勲 旭日中綬章)は、「なぜ裁判を起こして某セクト学生を追い出し入寮しないのか」と私に強く迫った。しかし、そんなことが許される雰囲気は全くなかった。
 あれから50年、今は学生デモなどとんと聞かなくなった。それどころか保守化し、安倍政権支持は若者ほど多いという。信じがたいことである。ただ一方から見ればこんな平和ないい国はないということになる。
 日本と異なり、世界はデモが、そして学生が中心となったデモが政治を変えている。

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2019年6月18日

豚コレラ・アフリカ豚コレラは水際でくい止める以外になし- 2010年の口蹄疫による大量殺処分を繰り返してはならず - 19.6.18

 2018年9月に豚コレラが岐阜で発生後、長野県を含む5県に広がった。現在までに10万5千頭余が殺処分されたが、未だ決着には至っていない。2010年5月の口蹄疫がワクチン投与による殺処分もあり、7月には終息したのと比べると長く続きすぎており、日本の養豚は大丈夫なのかと心配になってくる。
 人体に影響がなく、ワクチンのあるこの豚コレラとは別に、ワクチンがないアフリカ豚コレラが2018年8月に中国で発生した。ベトナム・モンゴル・カンボジアと広がっているが、幸い日本では発生していない。アフリカ豚コレラは殺傷性が極めて高く、万が一国内で発生すれば畜産業に甚大な被害をもたらし、日本の養豚業は壊滅してしまうのではないかと危惧されている。防御策は「病原体を持ち込ませないこと」に尽きる。
しかし、近年の観光客の増加、在留資格の変更等により、豚コレラ発生地域からの来日者数は増加している。その結果、それらの国からの持ち込まれる肉製品(お弁当やお土産の肉まん・シュウマイ・ギョウザ・ソーセージ等)が、病原菌の国内侵入ルートとなる可能性は高く、危険性は増している。水際対策の果たすべき役割は重大である。

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2019年6月 3日

令和初の国賓トランプ大統領の見せかけの融和 - 言いたい放題で参院選挙の交渉の大妥協を迫る礼儀知らず - 19.06.03

<接待攻勢の返礼が言いたい放題か>
 アメリカ流の交渉はドギツイが、ビジネス界で得意の取引(dealディール)とやらでのし上がり、果ては大統領にまでなったトランプ大統領は、言ってみれば「強引なアメリカ」の権化かもしれない。安倍首相なり日本政府の接待攻勢に大満足しただろうが、日米貿易交渉に関する発言は、恩義も何もなく、言いたい放題だった。それに対して、我がトップの安倍首相はダンマリを決め込み反論なし。見ていて苛々が募るばかりだった。

<1年前の日米共同声明を平然と無視>
 18年9月の日米共同声明で、日本は「農産物関税撤廃・引き下げでTPP水準か最大限」とし、アメリカは「日本の立場を尊重する」としていた。しかし、そんな約束は全くおかまいなく、5月29日の共同記者会見では安倍首相の発言に割って入り、「TPPは他国の合意で関係ない。我々はTPPに縛られない」と平然と言ってのけた。日本側は、下の取り巻き(西村官房副長官・茂木担当相・吉川農水相)が慌てて打ち消しても発言の重みが違うし、時すでに遅しである。交渉に期限などないはずだが、「8月に大きな発表があると思う」と早期妥協を迫られるに至っては、開いた口が塞がらない。対する日本側はうろたえるばかりである。もう日米貿易交渉は勝負があった感は否めない。

<トランプ大統領には外交ルールが通用せず>
ゴルフ、相撲、炉端焼きと3連荘の国賓観光旅行の返礼とは思えないぶしつけな態度である。安倍首相が北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射を国連安保理決議違反と言うのに対し、トランプ大統領は、「気にしない」と事実上容認した。その弱腰と日本への配慮の欠如を共和党議員からも批判されている。日本に不義理をしながら安倍首相のイラン訪問をちゃっかり支持している。何から何まで勝手なのだ。
国賓は通常2日間の懸案事項を取り上げ、あてこすりなどしないのが普通である。トランプ外交は、外交上のルールも固定観念も何も通用しない、露骨なワンマンショーである。

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