2022年5月17日

ウクライナ侵攻で混乱する世界の食料情勢- ロシアは「土」を大事にし、食料確保を狙う堅実な国 -22.5.17

 私がウクライナに3度も行っていることは先のブログ(冬のウクライナを凍てつかせるロシアの侵攻は許されない) 等で度々触れた。2回目(2005年)、3回目(2011年)は国会議員になってからなので、ブログで報告しているが、1回目(1984年)は、拙書「原発廃止で世代責任を果たす」(創森社)で僅かに紹介しただけなので、そこから始めることにする。

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2022年4月25日

真面目な日本人はルールを守り外来種を駆除する - タカ派・防衛族も北米原産の外来種の侵略を許すな - 22.04.25

 私は1日でも早く日本の在来種の危機、ひいては絶滅を食い止めるため、もっとビシバシと規制をしていくべきだ、と環境委員会(4/22)で45分にわたって質問・提案をした。今回は質問の資料とともに一部を紹介・報告する。

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2022年4月23日

水の流出も残土の処理もお構いなしのリニア新幹線 - SDGsの時代に環境保全の無視は許されず- 22.04.23

<静岡県民60万人の水を奪うリニアトンネル工事>
 リニア中央新幹線の工事が、暗礁に乗り上げている。僅か10㎞しか通過しない静岡県で、大井川から毎秒62tの水が流出し、下流の数市町村に住む60万人に大きな影響を与えることがわかり、川勝平太静岡県知事は水問題が解決しなければ工事は認められないと主張している。しかし、このようなことはかねてから予想されていた。ところが、JR東海はまじめに対応してこなかったのである。

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2022年4月 9日

平均的日本人の好み - 昔「巨人、大鵬、玉子焼き」、今「朝ドラ(2022年はカムカム)」か - 22.04.09(4.14修正)

(コロナ、ウクライナと気が滅入る昨今、息抜きのメルマガ、ブログです。読み飛ばしてください。)

<日本のプロ野球の平均像は長嶋ファンのアンチ巨人>
 日本人論が盛んだった60~70年代、私は数冊読んでみたが一体平均的日本人とはどういう人なのかがよくわからなかった。そうした中、高度経済成長時代の平均的日本人の好みは「巨人、大鵬、玉子焼き」と言われた。私は、「アンチ巨人、柏戸、野沢菜漬」だったので、平均的日本人からは程遠いと思っていた。

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選挙前の危機だからと国民に飴ばかりをバラまく政治は無責任 -5千円給付、ガソリン価格値下げ、原発再稼働は国民に迎合しすぎではないか- 22.04.09

<選挙前の政府与党のバラマキ政策は見え透いている>
 突然出てきた政府・与党の年金受給者らへの5千円給付案は、野党はもちろんこと与党からも批判を受けている。選挙目当てという魂胆が見え透いているからである。政府は、世界中が財政規律を度外視してコロナ対策に暴走しているのをいいことに、107兆円もの歳出になる大型予算を組み、3月22日に予算が成立する前から、既に大型の補正予算という声も聞かれている。今や5千円給付は白紙になりつつあるが、当然のことである。
 本当は、野党こそそうした歪んだ政策をしっかり監視しなければならないのだが、政府・与党に輪をかけた大衆迎合的政策で、参院選に臨もうとしている。私は好ましいことではないと思っている。

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2022年3月25日

経済安全保障より原発安全保障が先‐原発攻撃は想定外は許されず、敵は一番痛い所を狙う-22.03.25 (4/1大幅修正)

<戦争では原発が標的になる>
 私はずっと原発の危険性を訴え、原発廃止を是として政治活動をしてきている。そして、今ロシアのウクライナ侵攻で廃炉中のチェルノブイリ原発や欧州最大の稼働中のザポロジエ原発への攻撃が懸念されている。プーチン大統領の核兵器の使用も辞さないといった脅しも感じられるが、原発の格納器が破壊されたらそこから膨大な量の放射能が放出され、近隣諸国にも大影響を与える。
 そもそも戦争はあってはならないし、戦争であっても戦時国際法では一般市民の巻き添えは禁止されている。原発への攻撃もジュネーブ条約第一追加議定書56条で禁止されている。しかし、ルールが守られないのは今のウクライナ情勢が説明している。いざ戦争になれば、なんでものありなのだ。となると、敵国の一番弱い所をついてくるのは常套手段であり、原発施設への攻撃が脅して利用され、実行される恐れもある。今まで原発稼働中の国が戦火に巻き込まれた例はなかったが、今回、原発が標的にされることが明らかになった。

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2022年3月 1日

冬のウクライナを凍てつかせるロシアの侵攻は許されない- いつも紛争に巻き込まれる東欧の中継地の不運- 22.03.01

<第二次東西冷戦の予感>
 プーチン大統領の危険な賭け、私には殊のほか胸が痛む。2014年のクリミア侵攻の際「頑張れウクライナ -紛争の種は早く摘むべし-」(しのはら孝ブログ2014.3.28)で、ロシアのウクライナに対する領土的野心を懸念してブログをまとめている。その結論のサブタイトルが「第二次東西冷戦か?」である。どうして私の懸念したことがそのままになってしまうのか。悲しい限りである

<キエフはロシアの京都・奈良>
 ウクライナはキルギス等中央アジアの旧ソ連邦国とは異なり、ベラルーシとともにスラブ東方系3国は別格の同志だという。ロシアの元は中世に存在したキエフ大公国であり、キエフはロシア人にとって、日本人の奈良・京都(姉妹都市)のようなもので、それがNATO(北大西洋条約機構)に加盟するなど考えられない、という気持ちがあるという。きれい事を並べているが、日本の7倍の面積の黒土を手にし、世界有数の小麦輸出国たらんとする領土的野心もあるのかもしれない。

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2022年2月25日

豪州のジョコビッチ入国拒否が提起したワクチン接種義務化の問題点-日本もワクチン接種要件を貫き通した豪州を見習うべき-22.02.25

<ジョコビッチの入国を認めなかった豪州>
 ジョコビッチは、テニスファンなら誰もが知っているフェデラー、ナダルと並ぶ三強の1人である。そのジョコビッチが年始早々、豪州の入管で入国の要件を満たす証拠が提出できないことから隔離施設に送られ、入国を拒否されて世界中のニュースとなった。1月4日に、自らのTwitterでワクチンは未接種だけれどもワクチン接種免除措置を了解してもらっているので、全豪オープン4連覇を目指して出発すると書き込んでいたという。しかし、入管はそれを受け付けなかった。

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2022年2月21日

ワクチン義務化を急ぎ規制緩和に動く欧米諸国 -進んでワクチン接種をし、マスクを着用する従順すぎる日本国民- 22.02.21

<ワクチン義務化で苦悩するアメリカ>
 アメリカでは地方の権限が強く、ニューヨーク州が国に先駆けてワクチンの義務化を急いだ。アダムスニューヨーク市長はすでに公共交通機関、医療者にワクチンを義務化しているが、企業に対しても義務化せんとしている。ニューヨーク市も義務化に従えぬ職員は解雇というような強硬手段に出ている。それに対して、テキサス州の共和党系のアボット知事がそれはおかしいと言い、義務化をした企業には罰則を設けるという正反対のことをやりだした。
 アメリカのバイデン政権は100万人を超える感染者に恐れをなして、ワクチンの義務化を急いだ。しかし、アメリカは三権分立の原則の働く模範的な国でもある。最高裁に、自由を束縛すると憲法違反の訴えがあり、即刻審査をした結果、9人の判事の内、保守系の6人がその訴えを受け入れ、ワクチンの義務化は差し止められている。バイデン大統領は失望したと言って撤回せざるを得なかった。一方、感染状況が改善される中で各州でマスク着用義務の撤廃等の脱マスクの動きが加速化している。

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2022年1月21日

追悼 鹿野道彦 - 律儀な政治家に一度は首相になってほしかった(変更)- 22.01.21

<清和会のプリンスが政治改革で離党>
 鹿野道彦さんが、昨年の総選挙の最中の10月に亡くなり、26日に葬儀が行われた。12月13日に都内で開催した偲ぶ会には、民主党時代の鹿野派(素交会)のメンバー、鳩山元総理、枝野元代表等の他、野党からだけでなく安倍元総理までもが会場に駆けつけた。鹿野さんは福田赳夫元首相の覚えがめでたく、"清和会(現安倍派)のプリンス"と呼ばれ、当時清和会は鹿野派になるとまで言われていた。
 ところが鹿野さんは小選挙区制導入時に、政治改革を訴えて自民党を飛び出してしまった。竹下派経世会が中心に離党したが、清和会からも鹿野さんと増子輝彦さんが揃って離党し、その後非自民を貫き通すこととなった。私を政治の世界へ引き入れた羽田孜さんと北沢俊美さんも同じく飛び出し、非自民のまま政治家を全うした。この離党組メンバーで今も野党に残る現職は、岡田克也さんだけになった。

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