2020年1月 1日

令和2年 地元各紙新年号への寄稿文 -20.01.01

地元の各紙新年号への寄稿文
『水害は水の流れをよくして防ぐ (北信ローカル様)』、
『安倍政権の何でも民営化はもう時代遅れ (長野経済新聞様)』、
『地球温暖化被害が駆け足でやってくる (長野建設新聞様)』 を以下に掲載いたします。

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2019年12月28日

世界は環境重視で動き始めている -グレタの警鐘は物の移動に伴うCO2の削減- 19.12.28

 11月下旬、3泊5日の大忙しのヨーロッパ出張(EU議会議員との定期交流)は、行きも帰りもデモの日となった。まず11月29日(金)の帰りのデモ。いわゆる世界気候行進であり、12月2日スペインのマドリードで始まるCOP25(国連気候変動枠組条約第25回締約国会議)の前の4回目の一斉行動である。世界150ヶ国、独では63万人が参加したが、日本では600人ほどの若者が都庁前に集まり「気候は変えず、自分が変わろうと2kmほど練り歩いた。

<グレタがヨットで大西洋を横断したわけ>
 最終日ベルリンからの帰途、16才のスウェーデン人の少女グレタ・トゥーンベリの始めた金曜日デモに呼応して、ベルリンでも午後から約5万人の子供たちによるデモが行なわれた。標的の一つが空港につながる道路だったためそのデモに出くわした。段ボールに「ストップ気候変動、ストップ大連立」と掲げた子供たちが我々のマイクロバスの横を走っていくのを見送った。私はデモに拍手を送りたかった。世界では小中学生まで気候変動を気にしているのだ。
 グレタは9月の国連総会で演説の機会を与えられたが、ニューヨークの国連本部には飛行機ではなく、3週間かけてソーラパネル付きのヨットで行っている。ジェット燃料の排気ガスが地球環境の汚染源の一つであり、それを避けたのである。まさに実践の人なのだ。

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2019年12月21日

【台風19号水害シリーズ4】 推論:立ヶ花狭窄部がなぜできたか -太平洋のプレートが長野盆地の真ん中の千曲川を西の隅に追いやった- 19.12.21

<私の科学的空想癖>
 私は文化系ないし社会科学系の法学部で学んで、法律職の国家公務員試験を受け農林水産省に入省し、30年間仕事をしてきている。仕事で理科系、自然科学系の知識や思考が必要とされる場面がないこともなかったが、大半が予算を作るとか法律を通すとかのいわゆる事務的な仕事である。ただ、昔から科学的思考ないし空想(?)は大好きで色々頭の中で考えてはひとりで楽しんでいた。

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2019年11月25日

新聞記事のご紹介 「夕刊フジ」「日本農業新聞」

夕刊フジ 2019年11月12日(火)
『「民営化は善」の再考を』
(※クリックで大きな画像が開きます)
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日本農業新聞 2019年11月14日(木)
『日米協定「やられっぱなし交渉」』
(※クリックで大きな画像が開きます)
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2019年11月22日

【台風19号水害シリーズ3】千曲川の洪水を防ぐには川を流れやすくするしかない。-川の掘削・浚渫、大滝ダムの撤去、二つの狭窄部の改修が必須- 19.11.22

<究極の解決法地球温暖化防止>
 今回の洪水は大型台風が引き起こしたものであり、元凶は地球温暖化である。之をストップするしかない世界はパリ協定でこれに歯止めをかけようとしているが、日本はナマクラな態度を取り続け、トランプ大統領は脱退を口にしている。安倍首相は、友好国としてトランプ大統領に釘をさすべきだが、その気配は微塵も感じられない。
私は、この国会から5度目の環境委員となった。ささやかだが、地球環境問題の解決に力を尽くしたいという思いがあるからである。ただ今回は当面のことに焦点を当てる。(全議員活動の1/3を環境委に所属しており、外務4回、農水2回を凌いでいる)

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2019年11月21日

【日米貿易協定シリーズ5】トランプ再選の加勢をしただけの日米の貿易協定- アメリカにこびへつらう情け無い国になってはならず - 19.11.21

<ユニークな総取り方式のアメリカ大統領選挙>
 日本で選挙というと4割近くいる無党派層の獲得競争になるが、アメリカ大統領選挙は全く事情が異なる。日本のように総得票数の多寡で決まり票差で勝つというやり方ではなく、州ごとに選挙人を選び、勝った候補者は州の選挙人を総取りするという変則的な形になっている。そのためにトランプ陣営は概ね8、9割が民主党支持者のカルフォルニア州を端から捨てている。その反対にテキサス州では圧倒的に共和党が強く、そこに重点を置くことになる。つまり自らの支持者固めに奔走するのだ。

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2019年11月20日

【日米貿易協定シリーズ4】自動車一強、トヨタ一強は政界の一強とかわりなし -多様性のない就業構造では将来が危ういばかり- 19.11.20

<日本の外への徒らな噴出的輸出が生んだ数々の通商摩擦> 〔別表「アメリカの貿易赤字上位5カ国・地域の推移」参照〕
 この日米貿易交渉の根底に日本の洪水的自動車輸出があることは誰でもが承知している。
 日本からの洪水的輸出は何も今に始まったことではなく、繊維摩擦の頃からずっと続いている。
相手国の産業を叩きのめしてもお構いなしの噴出的輸出である。このためアメリカとは鉄鋼、半導体と品目を特定した貿易交渉が行われてきている。今USTR代表を務めるライトハイザーは、1983~85年レーガン政権下でUSTR次席として日本に鉄鋼輸出規制をさせた相手である。
 1980年代の後半から1990年代にかけて冷戦構造が崩れ、敵対国がソ連ではなくなった。アメリカの世論調査では、国民は日本をソ連に代わるアメリカのライバル国認識し、政府もそのように対応してきた。その延長線上に日米構造協議があり、さらにTPPにつながっている。

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2019年11月19日

【日米貿易協定シリーズ3】アメリカの対日要求は止むことなし-農産物を犠牲にする悪習は止めるべし-19.11.19

<アメリカ農産物のいいお客様・日本>
〔別表「日本の世界からの輸入農林水産物及び農産物の推移と上位5カ国」、「日本のアメリカからの輸入農林水産物及び農産物の推移と上位5品目」参照〕
 日本は世界有数の農産物輸入国である。とりわけアメリカにとっては一番のお客様である。日本の総輸入額82兆7,033億円のうち農産物は6兆6,220億円、そのうちの約4分の1にあたる1兆5,487億円をアメリカから輸入しており、2位中国7,552億円の倍以上の輸入額である。
それとは逆に日本の工業製品(特に自動車)にとってアメリカが1番のお客様である。そのアメリカが安全保障上の理由で25%の追加関税をかけんとしている。おかしな話である。日本で食料自給率が37%に下がってしまった。安全保障上の理由で追加関税を許すなら、日本こそ食料安全保障上の理由でアメリカの農産物にも25%の追加関税をかけてもいいことになる。

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2019年11月17日

【日米貿易協定シリーズ2】 拙速この上なく、情報公開不足、WTO違反と悪だらけの交渉経緯 - 過少影響計算をよそに農産物輸入拡大により農業には大打撃 - 19.11.18

<たった6ヶ月のスピード決着>(別表「EPA・FTAの交渉経緯」参照)
 この交渉は非常に酷い交渉であり酷い結果である。このことは交渉の過程を見ていればよくわかる。2018年9月26日の日米首脳会談で二国間交渉に合意した。FTAをやらないと約束したことから、TAG(trade agreement goods物品協定)の交渉だと農民や国民を欺いていた。交渉の開始は今年の4月15日で、たった6カ月で決着している。

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【日米貿易協定シリーズ1】 日米貿易交渉史上最悪のやられっぱなし交渉 - 日本は農産物関税を譲り、アメリカは自動車を譲らずトランプの意のまま - 19.11.17

<2年振りの質問>
 11月13日水曜日、外務委員会で日米貿易交渉について2年ぶりの質問をした。一年半に及び質問のできない懲罰委員長をやっていたので本当に久方ぶりである。私は外務委員会に4年4回所属していたが、さる事情によりこのところ外務委員会に所属することはなかったため、ほとんど質問をしてこなかった。いわゆる差し替えにより質問をしてほしいということで、元々は前の週にやることになっていたが、岡田元代表が資料提出がないという理由で審議拒否をして中断、空回しをやっていたものが復帰し、私の順番が回ってきた。
 前回は30分だったが、外務委員でもないのに待たされた上に今回2回目で、せっかくなのだからもう少し時間をほしいと言ったが、聞き入れられず30分間の質問であった。委員会前のエレベーターの中で茂木外務大臣と会った際に「3時間分用意したんですけどね」とジョークを言っておいた。その質問を皆さんに紹介しておきたいと思う。日米貿易協定は非常に大事だからである。数回連続して報告する。

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